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2022/08/06 11:00

 

忘れらんねえよ、55時間無料生配信〈ボッチインジャパン〉柴田の熱唱で華々しく開幕

 

忘れらんねえよが、2022年8月6日(土)・7日(日)/11日(木・祝)・12日(金)・13日(土)の5日間、計55時間に及ぶ長時間の生配信を行う企画〈ボッチインジャパン〉(以下〈ボッチン〉)を本日から公式YouTubeチャンネルにてスタートさせた。

〈ボッチン〉とは、忘れらんねえよがフェスシーズン真っ盛りの8月にひとりぼっちで11時間×5日間=55時間の無料生配信を繰り広げる、”夏なのにぼっちな君のためのコンテンツ”。 その初日となる8月6日(土)、日本全国のぼっちたちが注目する中でいよいよその幕が切って下ろされた。

【10:00~ぼっちステージ 弾き語りライヴ】
初日10時からの「ぼっちステージ」のトップバッターを飾ったのは、忘れらんねえよ。ヴォーカル・ギターを務めるフロントマン・柴田隆浩(Vo.Gt)がエレキギターを抱えてステージに上がると、配信がスタートした。「おはようございます!ここから伝説を作ります。今いる人たち、神250人ですよ!みんなロッキンとか行かないんですか?俺らも出れないから行かないんですよ……」といきなり哀愁を漂わせる柴田。その思いを炸裂させた記念すべき1曲目は、「あいつロングシュート決めてあの娘が歓声をあげてそのとき俺は家にいた」。こみ上げるエモーショナルなメロディ、哲学的な世界観が早朝の山中、濃い霧の中に広がっていく。いきなりの熱唱に、グッと感情移入したぼっちたちもいたのではないだろうか。続いては「紙がない」。開演前にトイレにでも行ったのだろうか?やけに生々しくリアルに聴こえる1曲だった。

演奏の合間に配信のコメントを読む柴田。中にはかつてのレーベル担当者、古い友人などもいたらしく、胸アツなスタートとなった。デビューアルバム収録のラブソング「慶応ボーイになりたい 〜ドラマティック・ラブ〜」は、イントロに下ネタを織り交ぜたオルタナティブなバージョンとなっており、ぼっちの闇の深さを感じさせた。オーディエンスのリクエストに応えて歌った「中年かまってちゃん」では、激しいストロークに乗せて〈あの娘と2人でジャパン行ったやつ〉と、即興で歌詞を変えて歌う柴田。〈俺はあんたらを 別に恨んじゃいないけど〉とのこと。忘れサウンドの真髄を見た。

コメントには「弾き語り終わったら物販行こうかな」と寄せられており、曲を聴いてグッズが欲しくなった観客もいたようだ。視聴者は550人前後になっている。「取り置きが20人というだけですごく嬉しかった」と、デビュー当時を振り返る柴田。初心に返って歌っている様子だ。その流れから、初期のライヴ定番曲「北極星」も飛び出した。盟友・タナカヒロキが「たーちゃん観てるよ」とコメントを寄せたことに気分を良くした柴田は、LEGO BIG MORLの「RAINBOW」を独自の生活感溢れる替え歌にして盛り上げた。見事にトップバッターの重責を果たした忘れらんねえよ。〈ボッチン〉の開幕に相応しい熱演だった。

ライヴ情報
〈ボッチインジャパン〉2022年8月6日(土) 10:00~ぼっちステージ
出演:忘れらんねえよ
〈セットリスト〉
1. あいつロングシュート決めてあの娘が歓声をあげてそのとき俺は家にいた
2. 紙がない
3. 慶応ボーイになりたい 〜ドラマティック・ラブ〜
4. 中年かまってちゃん
5. 北極星
6. RAINBOW(LEGO BIG MORL替え歌)

〈ボッチインジャパン〉無料生配信はこちらから
・忘れらんねえよ オフィシャルYouTubeチャンネル
https://bit.ly/3CjRpQf 
・Twitter
https://twitter.com/wasureranneyo 

文と写真:岡本貴之

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