MIDI
ごはんができたよ
矢野顕子
’80年リリース作品のリマスター。坂本龍一との初共同プロデュース。高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、松武秀樹ら当時のYMOのメンバー、スタッフが全面参加したアルバム。ベーシストとしての細野晴臣のプレイが堪能できる貴重な一枚でもある。
シングルコレクション 2002-2008
ハンバート ハンバート
2002年から2008年の間にリリースされた共作名義を含むすべてのシングルを集め、2枚組・2時間超のフルボリュームにまとめたシングルコレクションアルバム(’10年リリース)。ライブでも人気の『おなじ話』をはじめ表題曲のほとんどがシングル・ヴァージョンのため、これまでのアルバムには未収録のヴァージョンであるだけでなく、カップリング曲もほぼすべてがアルバム未収録となっています。さらに、、、、ボーナストラックとして本邦初収録となる未発表曲『蝙蝠傘』、プロモーション用に配布された未発売音源 、オムニバス参加曲、そして『罪の味』(日本テレビ系「2クール」のエンディングテーマ)の門外不出のデモトラックなどを収録。まさにハンバートをあますところなく網羅したコンプリートコレクションです。ハンバート・ファンの入門編としても楽しめ、ディープなファンも満足できるクオリティの待望の作品集です。
コパン
大貫妙子
坂本龍一、清水信之らをアレンジャーに迎え、ニューヨーク録音を含む、1985年に発表された9枚目のアルバムのリマスター盤で甦った。 (N.Y.)ブレッカー・ブラザーズ、ウィル・リー、スティーヴ・フェローン、ヒュー・マクラッケン、オマー・ハキムらが参加。
ゆらゆら帝国のしびれ
ゆらゆら帝国
『ゆらゆら帝国のめまい』と同時リリースされたコンセプト・アルバム二部作。あるときは音響的、あるときは未来的なサウンドと、ロック的な刺激に溢れたこちらの『しびれ』。一方『めまい』ではこれまでになかった甘く切ない歌が収録されている。 ゆらゆら帝国の世界観を大きく両極に分けた2枚となっている。全9曲収録。
左うでの夢
坂本龍一
[Remaster Collection] リリース以来初の全曲リマスタリング。 '81年リリース作品である3枚目のソロ・アルバムにインストゥルメンタル・ミックス・マスターを追加収録し発表されたもの。
MUSIC IS THE KEY OF LIFE
SUGIURUMN
聖地Ibizaで得たインスピレーションをもとに、DJ/プロデューサーとして本格的に活動を開始したSugiurumnの記念すべき一枚。ボーカルに真城めぐみ、曽我部恵一、ギターに小島大介など迎え、ハウス、テクノ、ブレイクビーツなど、様々な音楽的エッセンスが詰まった、ダンスミュージックへの愛に溢れた瑞々しいSugiurumn初期クラシックス。ジャケットは『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦による描き下し。
11のみじかい話
ハンバート ハンバート
ライブと同じメンバーでレコーディングされ、アコースティックでフォーキー・チューンからタイトなバンドサウンドまで堪能できる作品。当時先行シングルでリリースされた「おなじ話」「天井」は各地のFM局でパワープレイに選ばれるなど、特に注目度の高い楽曲となった。ここではアルバム・ヴァージョンが聴ける。
オーエス オーエス
矢野顕子
'84年にリリースされた7枚目のアルバムのリマスター。坂本龍一との共同プロデュース。細野晴臣、高橋幸宏ら解散後のYMOのメンバー全員が集結しており、その上かつて矢野と共にYMOのワールドツアーに参加した大村憲司も全面的に参加。
Coda
坂本龍一
「戦場のメリー・クリスマス」のピアノ・バージョン・アルバム。1983年に「Avec Piano」というタイトルで思索社から発売されたカセットブックに、「Japan」「Coda」の2曲を追加してLPとしてリリースされたものです。
よく晴れた日に
ははの気まぐれ
淡々と刻まれる4ビートとスペーシーなギターのリフはヴェルヴェッツ、テレヴィジョンなどを彷彿とさせるクールなサウンド。そこへ差し込む晴れた日の陽射しのような詩は,光と影をオルタナティブに行き交う心を描いた、短編映画を観ているような気持ちにさせます。
よく晴れた日に
ははの気まぐれ
淡々と刻まれる4ビートとスペーシーなギターのリフはヴェルヴェッツ、テレヴィジョンなどを彷彿とさせるクールなサウンド。そこへ差し込む晴れた日の陽射しのような詩は,光と影をオルタナティブに行き交う心を描いた、短編映画を観ているような気持ちにさせます。
星釣る人
ははの気まぐれ
The ZombiesやThe Kinksなどのブリティッシュビートバンドの影響を感じさせるコーラスワークが印象的なメロディアスな楽曲。子どもはもちろん、大人達もすっかり子どもの頃に戻って大好きだった絵本を読んでいるような感覚になれる一曲です。多田玲子(イラストレーター)とせきやすこ(アニメーター)によるアニメーションMVも必見!!
星釣る人
ははの気まぐれ
The ZombiesやThe Kinksなどのブリティッシュビートバンドの影響を感じさせるコーラスワークが印象的なメロディアスな楽曲。子どもはもちろん、大人達もすっかり子どもの頃に戻って大好きだった絵本を読んでいるような感覚になれる一曲です。多田玲子(イラストレーター)とせきやすこ(アニメーター)によるアニメーションMVも必見!!
陽のあたる小径
ははの気まぐれ
懐かしくも色褪せないメロディーとオルタナティブ感漂うこれぞ”ははの気まぐれ”というメロディアスな演奏と心地よいコーラスワーク。空想と現実の中で生きていた少年時代をふと想い出すような世界観で、時代を超えた普遍的な曲となっています。“チャンキー松本”によるMVも必見!!
かっこいい赤ちゃん
ははの気まぐれ
まさに新しい曲が産声を上げるかのような疾走感溢れるロックチューンに仕上がっています。生まれたばかりの赤ちゃんの持つ無限の可能性を謳歌しながら、すべての人へ向けたメッセージソング。(vo&g 松尾談)ヴェルヴェッツ・チルドレンを自負する彼らならではのスリリングな演奏に乗せて、色鮮やかな言葉とメロディが縦横無尽に駆け回る!!姉妹ユニットイラストレーターの“ちえちひろ”による紙芝居MVは必見!!
かっこいい赤ちゃん
ははの気まぐれ
まさに新しい曲が産声を上げるかのような疾走感溢れるロックチューンに仕上がっています。生まれたばかりの赤ちゃんの持つ無限の可能性を謳歌しながら、すべての人へ向けたメッセージソング。(vo&g 松尾談)ヴェルヴェッツ・チルドレンを自負する彼らならではのスリリングな演奏に乗せて、色鮮やかな言葉とメロディが縦横無尽に駆け回る!!姉妹ユニットイラストレーターの“ちえちひろ”による紙芝居MVは必見!!
陽のあたる小径
ははの気まぐれ
懐かしくも色褪せないメロディーとオルタナティブ感漂うこれぞ”ははの気まぐれ”というメロディアスな演奏と心地よいコーラスワーク。空想と現実の中で生きていた少年時代をふと想い出すような世界観で、時代を超えた普遍的な曲となっています。“チャンキー松本”によるMVも必見!!
窓
村松崇継
音大受験を控えていた18歳当時のデビュー作。プロデュースは矢野誠。若さゆえ演奏技術は粗削りではあるものの、そのうねるような感情からくる表現は誰も太刀打ちできないパワーで聞き手を圧巻する。この作品は村松の背伸びをしない等身大の作品だ。しかしその等身大が人並みを外れた才能で満ち溢れている。
東京
村松崇継
高校生でデビュー作『窓』を発表、3年ぶりの今作は、若干21歳の国立音大作曲科の音大生の時にリリース。すでにオリジナル曲の完成度の高さは立証されていたが、今作はプロデューサーの矢野誠をはじめ、浜口茂外也やバカボン鈴木らトップクラスのミュージシャンたちにバックアップされ、村松の作曲の才能が一段と際立った作品となった。
「狗神」オリジナル・サウンドトラック
村松崇継
10代にデビューを果たし『窓』、『東京』と既に2枚のオリジナル・アルバムをリリースしていた村松が、音大在学中に初めて手がけた映画音楽のサントラ盤。"テーマ"と題されたトラックはどれもメインになりうるほど印象的で確立されたメロディーを持っているのも印象的な作品。人気の高かった「角川・冬のホラーシリーズ」として公開された映画作品『狗神』のオリジナル・サウンドトラック。ベルリン映画祭では受賞はのがしたものの、村松の音楽は手ごたえのある評価を得た。
「狗神」サウンドトラック〜ピアノ・バージョン
村松崇継
前作のオリジナル・サントラ盤にも収録された村松が書く美しいメロディーの数々を、サントラ盤と対をなす形で自らの生ピアノの演奏で綴られている『狗神』二部作。作曲はすべてピアノでおこなうという彼の、曲が生まれる瞬間の思考や感情に限りなく近くピュアなプレイがこの一枚に収められているのではないだろうか。
brew
村松崇継
映画のテーマ曲を本人がアレンジ、演奏したインストゥルメンタル・カヴァー集。オリジナルとは一味違った村松自身のアレンジで楽しめる一枚。同年に本人がサウンドトラック盤をリリースしたばかりの『狗神』のテーマの未収録ヴァージョンをも収録されている。ほかにはジブリ作品の数々や話題作「スワローテイル」、「東京日和」などからピックアップしカヴァーした全12曲。
突入せよ!「あさま山荘」事件 オリジナル・サウンドトラック
村松崇継
『狗神』に続いて村松が音楽を担当した『突入せよ!「あさま山荘」事件』のオリジナル・サントラ盤。'02年リリース。若干23歳とは思えぬ堂々たる作品。サントラとしてだけでなく、オリジナル・アルバムの延長で楽しめる。
Spiritual of the Mind
村松崇継
音大を目指す高校3年生の時、オリジナルアルバム『窓』でデビュー、当時の夢を次のように語っていた、「ハリウッドをはじめワールド・ワイドで映画音楽を手がけたい。目標とするのは坂本龍一氏。」と。その後国立音大作曲科在学中に角川映画『狗神』の音楽を担当、続いて翌年には東映の『突入せよ!「あさま山荘」事件』のサントラを担当するなど、映画音楽のフィールドで早くも才能を発揮し始めた村松だが、その一方でシャープな感性で曲を書き、躍動感豊かなピアノ・プレイでそれを表現する彼のソロ・ピースも忘れてはならない。今作は2004年リリースの3枚目にあたるオリジナル・アルバム。
甘い水
髙取淑子
天使の歌声を持つ、九州発の女性シンガー・高取淑子。彼女の原点とも言えるファーストアルバム。アレンジャーには矢野誠氏と、松山千春のツアーギタリストとして知られる丸山ももたろう氏を迎え、ゲストミュージシャンには窪田晴男氏や駒沢裕城氏を迎え制作されました。
ムルデカの季節
髙取淑子
高取淑子のソロデビューシングル。矢野誠・丸山ももたろうをゲストミュージシャンに迎え制作されました。音楽ユニット・FLAT FACEではヨーロッパ志向の強い音楽を生み出してきた彼女。バリ島を訪れた際に、自身のアジア的なものに目覚め、マレーシアでのライブ活動や、マレー語による歌作りを始めました。今作はオリオンビールのCMに起用された『ピクニック』を含む計4曲が収録されています。
うつせみ
髙取淑子
ミュージシャンだけでなくラジオパーソナリティなども務め、幅広く活動する高取淑子の2ndシングル。美しい日本語の歌詞やメロディーは全て高取淑子によるもの。アレンジは前作同様に矢野誠氏を迎え制作されました。
静かな時
駒沢裕城
誰もが知るイングランド民謡「埴生の宿」(Home! Sweet Home!)やバッハの「G線上のアリア」も取り上げているが、それらの前後に肩を並べるオリジナル曲もカヴァー曲が埋もれてしまうほど耳馴染みの良い曲ばかりなのは言うまでもない。前作と同様、今作もジャケットの見事なペインティングは本人によるものである。
私のモーツァルト
駒沢裕城
ここに収録されている曲はクラシックではなく、今、生まれたばかりのできたてほやほやのポップスとして聴いてほしい。___駒沢裕城モーツァルトの歌曲やオペラなどからセレクトした曲を、ペダル・スチール・ギターのほかアコギやマンドリン、シンセなどすべての楽器を演奏したアルバム。
ガーデン・スケッチ
駒沢裕城
駒沢の奏でる音色は既成のペダルスチール・ギターのイメージを全く変えてしまった。カントリーでもなくハワイアンでもなく、日本のフォークとロックの創世記からそのフィールドで唯一無二のポジションを確立してきたペダルスチール奏者、コマコこと駒沢裕城の初フル・アルバム、セルフプロデュース作品。M-9「島の唄」(カタルーニャ民謡)のほかは全曲自作によるもの。
OVER THE STREAMS
ヨシオ・J・マキ
LAとNYCのトップ・セッション・ミュージシャンが多数参加したヨシオ・J・マキ(ex銀河鉄道)の1stアルバム"Over the Streams"(1994)。ハーフインチ(1/2インチ)アナログテープからのリマスタリング音源を配信リリース。
ノクターン (夜奏曲)
ヨシオ・J・マキ
95年にリリースされた通算3枚目のソロ・アルバム。久米小百合の名で久保田早紀が歌詞を提供。 参加ミュージシャン:ピーター・アースキン、ディーン・パークス、デイヴ・カーペンターほか。
ミルキーウェイ
銀河鉄道
第二のはっぴいえんどといわれた4人組の、75年に制作しながら御蔵入りになっていた幻のセカンドの発掘盤。フォーク・ロック/カントリーを基調にした清潔感あるサウンドと、都会の片隅に流れる叙情を滲ませた歌詞が、懐かしさ伴う爽やかな空気を運んでくる。
いつの日か
GINTE2
70年代の高校生フォークロックバンド銀河鉄道が30年ぶりに再結成。銀河鉄道のダバシュー(本田修二)とヨシオ・J・マキ(牧良夫)が結成したデュオユニット GINTE2待望のファーストアルバム。
ちいさき者がゆえに・・・ 微笑みを
GINTE2
伝説の高校生フォーク・ロック・バンド「銀河鉄道」のメンバー、ダバシューとヨシオ・J・マキのデュオユニット「GINTE2」の、インディーズからのミニアルバムを挟んだ4年ぶりとなるフルアルバム。 銀河鉄道のフォーキーで郷愁感のある雰囲気などは継承しつつ、ゴスペルミュージックに裏打ちされた深い愛に溢れた楽曲郡は同世代の大人たちにも向けられており、それらが熟練のミュージシヤンたちによるバンドサウンドでより洗紳されたサウンドになっています。 元銀河鉄道の作訓担当だった林裕之氏とヨシオ・J・マキの久しぶりのコラボ楽曲「小さな家」、細野晴臣の名曲「東京ラッシュ」のカバー、アメリカのトラディショナルソング「will the circle be unbroken」の新しい日本語詞カバー一々ど全12曲、今作も30年以上の時をを経て紡ぎ出された普遍的な世界ができる1枚です。
the first and the last
ヨシオ・J・マキ
1970年代の伝説の高校生フォークロックバンド「銀河鉄道」のリード・ヴォーカル、ヨシオ・J・マキ(牧良夫)の29年ぶりのソロアルバム “the first and the last”。銀河鉄道解散後1970年代後半、カリフォルニア州に移住、アメリカ人に帰化。以来、ロサンゼルスを中心に音楽・映像プロデューサー、アーティスト、ハリウッド俳優として、現在も日欧米で精力的に活動中です。1993年にミディからリリースされた、1stソロアルバム「Over the Streams」同様、本アルバムも、ある人には懐かしく、またある人には新鮮なAORアルバムに仕上がっています。
the first and the last
ヨシオ・J・マキ
1970年代の伝説の高校生フォークロックバンド「銀河鉄道」のリード・ヴォーカル、ヨシオ・J・マキ(牧良夫)の29年ぶりのソロアルバム “the first and the last”。銀河鉄道解散後1970年代後半、カリフォルニア州に移住、アメリカ人に帰化。以来、ロサンゼルスを中心に音楽・映像プロデューサー、アーティスト、ハリウッド俳優として、現在も日欧米で精力的に活動中です。1993年にミディからリリースされた、1stソロアルバム「Over the Streams」同様、本アルバムも、ある人には懐かしく、またある人には新鮮なAORアルバムに仕上がっています。 ハイレゾFile=PCM/wav/24bit/96kHz/2ch
まったく最高の日だった
マーガレットズロース
ギター熱海裕司が加わり、ロック色を増しつつも絶妙に力の抜けたバンドの新境地。「うその地球儀」「1996」「魔法をかけてあげる」などのポップさを兼ね備えた新曲群に加えて、13年ぶりにスタジオ録音された代表曲「斜陽」を収録。結成20周年を記念するにふさわしい全12曲。
音楽殺人
高橋ユキヒロ
高橋ユキヒロ(当時表記)がYMOブーム渦中の1980年にキングレコードよりリリースした2ndソロアルバム。当時世界のロック界を席巻していたニュー・ウェイヴ・サウンドをベースに、サーフ・ミュージック、2トーン・スカ、モータウン・サウンド等多様な音楽要素を加え、高橋のポップサイド全開となった本作はチャート12位のヒットを記録した。T7はベンチャーズに提供した曲のセルフカヴァー。T9はシュープリームス1965年の大ヒット曲のカヴァー。参加ミュージシャン:細野晴臣、坂本龍一、大村憲司、鮎川誠、シーナ、浅田孟、サンディー、久保田麻琴、立花ハジメ、東郷昌和、他。
IN MY LIFE
洪 栄龍
7年ぶりとなるソロアルバム。近年では「天地洪荒」や「大河滔滔」のインストアルバムでソロギタリストとしての印象が強い洪ですが、今回のアルバムでは、およそ30年ぶりに、ボーカル入りの楽曲にも挑戦。あえてドラム、ベースは入れずAGサウンドをメインにEGサウンドも織り交ぜながら、日本語によるロックを前面に押し出した作品です。昨年還暦を迎えた洪栄龍。このアルバムはある意味でギタリストとしても新たな第一歩となり、アイデンティティの模索はもちろんのこと、今、自分に出来ること、やりたい事、やらねばならない事を演奏し歌い、「日本語ロック」の面白さを再認識してくれるアルバムになっています。
IN MY LIFE instrumental
洪 栄龍
ボーカル入りアルバム、「IN MY LIFE」のインストバージョンアルバム。セルフプロデュースで制作され、ギタリスト洪栄龍の真骨頂とも言えるインストゥルメンタル・ミュージックの楽しさが伝わり、前作を聞いたリスナーには何倍もの面白さと興味がわくアルバムになっています
乱魔童
洪 栄龍
70歳の節目を迎えた洪栄龍。日本のロック第一世代としてギターを弾き続けてきたキャリアと彼が持つアビリティーは語りつくせないほど。洪栄龍の、溢れるほどの手の内をほんの一部明かしてくれたような、一枚通して楽しめる作品である。洪が「ファーストテイクはその一回性ゆえにベストなのだ」と語る今作は、全編インプロヴィゼーションによるインスト・アルバムとなっている。 なお、ライナー・ノーツは洪を"先輩"ギタリストと呼び半世紀(!)にわたって親交のある竹田和夫氏
天地洪荒
洪 栄龍
乱魔堂"のロック・ギタリスト洪栄龍、渾身の一作。バンド解散以降はセッション・ミュージシャンとしての活動が続き、自分自身の創作活動は20年ぶりの今作となった。多くのミュージシャンとの関わりの中で、自らのアイデンティティーを模索し続け「自分はどこから来てどこへ行こうとしているのか」と、アジア人の血をストレートに追求したコンセプト・アルバムとなっている。ここから洪栄龍の新しい局面が切り拓かれれてゆくのだった。あらゆるギター奏法を用いそれぞれの作品を表情豊かに表現した今作は、ギター・フリークにとっても楽しめる一枚だ