Kerosene Records
Pink
The Keeley
"東京で最もラウド"とも称されるほどに凶悪でノイジーなポストパンクバンドThe Keeleyが『Black』と『Pink』のEP2作を同時リリース。結成から10年、従来の編成を見直しサンプラーやシンセサイザーを導入。無駄な音を排除したことでよりノイジー、そしてクレイジーに進化。80's Post-Punkから着想を得たビートに、大胆なサンプリングで遊び心を取り入れている。『Pink』は"Pop"をテーマにした作品。ノイズロック的な側面を強く感じさせる一切妥協なく突き詰められた攻撃的なサウンドはそのままにポップさを同居させた無二の仕上がりとなっている。
Black
The Keeley
"東京で最もラウド"とも称されるほどに凶悪でノイジーなポストパンクバンドThe Keeleyが『Black』と『Pink』のEP2作を同時リリース。結成から10年、従来の編成を見直しサンプラーやシンセサイザーを導入。無駄な音を排除したことでよりノイジー、そしてクレイジーに進化。80's Post-Punkから着想を得たビートに、大胆なサンプリングで遊び心を取り入れている。『Black』は"Experimental"をテーマにした作品。アルビニやMETZと共鳴するバンドのノイジーなサウンドがインダストリアルに接近したビートと組み合わさり、暴力的で無慈悲な異形のボディミュージックを生み出している。
SOLID GREEN
SPOILMAN
独自のジャンク/ポストハードコアの道を探求し続けるSPOILMANが、1stアルバム『BODY』からわずか1年足らずで2ndアルバムをリリース。鋭角なフレーズを繰り出し続けるギター、地を這うようにうねるベース、タイトでスリリングなドラム、そして不穏にうめき叫ぶボーカルが、前作以上に引き締まった音像の中で自在に絡まり合う生々しい楽曲の数々は圧巻。バンドの持ち味であるディスコーダントなセンス、アルビニ的な生々しいザラつき、ノーウェイヴな鋭さは今作でもふんだんに感じさせながら、様々な影響元の音楽のどれとも似ているようで似ていない唯一無二の境地に達したアルバムに仕上がっている。
HYPER ACTIVE BLUES
PROM
東京パンクバンドPROM 初のアナログシングルその名も『HYPER ACTIVE BLUES』2017年結成、東京を中心に活動するスリーピース・パンクバンドPROMから初となるアナログシングル『HYPERACTIVE BLUES』が到着!Husker DuやWipersを基調に、粗く泥臭いガレージ・サウンド、UKメロディック的な哀愁のある疾走感、さらにはbloodthirsty butchersやCOWPERSといった札幌エモまで様々な要素を飲み込んだ音楽性は必聴!初期衝動に満ちた演奏、ささくれだったエモーショナルなボーカルが突き刺さること間違いなし。パンクファンはもちろんのこと、炸裂する轟音はDinosaur Jr.のような90'sオルタナ好きも見逃せない1枚。
HYPER ACTIVE BLUES
PROM
東京パンクバンドPROM 初のアナログシングルその名も『HYPER ACTIVE BLUES』2017年結成、東京を中心に活動するスリーピース・パンクバンドPROMから初となるアナログシングル『HYPERACTIVE BLUES』が到着!Husker DuやWipersを基調に、粗く泥臭いガレージ・サウンド、UKメロディック的な哀愁のある疾走感、さらにはbloodthirsty butchersやCOWPERSといった札幌エモまで様々な要素を飲み込んだ音楽性は必聴!初期衝動に満ちた演奏、ささくれだったエモーショナルなボーカルが突き刺さること間違いなし。パンクファンはもちろんのこと、炸裂する轟音はDinosaur Jr.のような90'sオルタナ好きも見逃せない1枚。
呼吸
sassya-
音が、言葉が脳を揺さぶるsassya- 2年振りの3rdアルバム『呼吸』が到着あまりにリアルな日本語ハードコア/エモを提示した『脊髄』(2019年作)、名古屋のVACANTとの硬質ジャンクサウンドのスプリット『sassya- × VACANT split』(2020年作)を経て、sassya-がついに3rd アルバム『呼吸』をリリース。ジャンクと初期エモの交差地点のような持ち前のザラついたサウンド、吐き出すようでいてリスナーの耳に突き刺さるエモーティヴな言葉、さらに近年の作品やライブで見せてきた圧倒的な静と動、ストップ&ゴーのダイナミクスを昇華させ、唯一無二の日本語ロックを生み出している。狂気スレスレでありながらどこか理知的な抑制を感じさせる瞬間などは、まるで生活に息づく葛藤、矛盾がそのまま音と言葉になったような鋭さであり、あまりの焦燥、切迫感に心を揺さぶられる。
BITE E.P.
GATTACA
3バンドのメンバーが集結した新バンドGATTACA。いきなりフルスロットルの初音源が早くも到着!sassya-、AKUTAGAWA FANCLUB、PROMという3バンドのメンバーが集まって結成された注目のバンドGATTACA。2020年結成にもかかわらず早くも初の音源となる渾身の3曲が到着!ノイジーで焦燥感あふれるザラついたサウンドで、不協和でありながらガレージ/ロックンロール的にドライブしていく様はまるでHot SnakesとWipersとCowsとthee michelle gun elephantとが一堂に会したかのよう。パンクを軸に、ポストハードコア、ノイズロック、ガレージ、オルタナ、グランジ、etc.といったメンバーがそれぞれのバンドで発揮している音楽が混ざり合い、唯一無二のサウンドを生み出している。
BODY
SPOILMAN
あまりにリアルに削ぎ落とされたジャンクサウンド!SPOILMANが1stフルアルバム『BODY』をリリース。強烈なサウンドとライブで注目を集めながらも突如活動を終了したロクトシチ。その中心メンバーであったカシマが新たに結成したバンドSPOILMANが早くも1stフルアルバム『BODY』をリリース。カシマの他のメンバーは、同じくロクトシチのメンバーであったほか、ヨソハヨソ、音の旅crewなど様々なバンドのドラムを担うタナベ、TTUDでもベースを弾くナガイ。Rapeman、Shellac、The Jesus Lizardといったノイズロックバンドの鋭角で攻撃的なエッセンスを中心に据えつつ、徹底的に無駄を排した音像はSlintやRodanといったルイヴィルシーンのバンドが持つ寂寞感も漂わせている。さらにFugaziやHooverを彷彿とさせるディスコーダントな感覚、時折飛び出すPolvoのような奇天烈なフレーズといった様々な要素が、肉を全て削ぎ落として骨だけになったようなサウンドの上で絶妙なバランスで成り立ち、独自のサウンドを生み出している。
Perfume (Japanese Edition)
Max Bloom
YuckのフロントマンMax Bloomキャリア初のソロアルバムをリリース!日本先行発売、ボーナストラック2曲収録(YMOとGirlpoolのカバー)2010年代のUKインディーを代表するバンドYuckのフロントマンMax Bloomがキャリア初となるソロアルバムをリリース!美しいメロディとサイケデリックでメロウなサウンドで編み込まれた珠玉の楽曲集。日本盤のみ4/22に先行発売!さらにYMOとGirlpoolのカバーというレアなボーナストラック2曲を収録。
Steam/Have our dream
irummi
京都インディーシーン注目のバンドirummi。メロウかつサイケデリックな浮遊感が魅力。2017年にはりんご音楽祭に出演。ギターボーカルの塚崎はunizzz...でも活動中。
sassya- × VACANT split CD
sassya- / VACANT
東京を中心に活動するsassya-と名古屋を中心に活動するVACANTによる4曲入りのスプリットCD。The Jesus LizardやShellacといったTouch and Go Recordsのバンドをはじめ、Dischord RecordsやAmphetamine Reptile Recordsといったレーベルのサウンドを消化して生み出される独自の鋭利なサウンドで注目される両者。東京と名古屋を結びつける日本のジャンクロック最前線のスプリットがついに完成した。2ndアルバム『脊髄』をリリース後、さらに支持を広げるsassya-、新ドラマ—が決定し、盤石の体制で活動を加速させるVACANTと勢いに乗る両バンドだけに聴き逃せない1枚となっている。ミキシング、マスタリングについてはsassya-を君島結(ツバメスタジオ)、VACANTをYUKITO OKAZAKI(STUDIO ZEN)がそれぞれ手掛け、細部まで一切妥協のない強靭なサウンドプロダクションに仕上がっている。
memento
mwmw
ノイジーな爆音とメランコリックなメロディ、どことなくドラッギーでダルな雰囲気や佇まい、狂気的なライブでリスナーを魅了するロックバンドmwmw。読み方はムームー。現体制となって活動を開始し、1年足らずにもかかわらず早くも話題を集めている。90'sオルタナ/グランジを基調としつつ、ギターロック、ドリームポップなどを取り込み、流行り廃りに関係のないエバーグリーンな曲を生み出し続けるロックバンド。
ももはじめてわらう
土居万鈴
YuckのベーシストMariko Doiが初のソロアルバムを「土居万鈴」名義にて発表!Dinosaur Jr.やMy Bloody Valentineらから受け継いだ轟音サウンドで2010年代のインディー/オルタナティブシーンの新たな地平を切り開いたロンドンのインディーバンドYuck。そのベーシストとして世界的に活躍するMariko Doiがキャリア初となるソロアルバム『ももはじめてわらう』を「土居万鈴」名義でリリース!他にもParakeet、Levelloadといったバンドで活躍してきた彼女だが、本作はそのどのバンドとも違った魅力にあふれたアルバムとなっている。作詞作曲から演奏、ミックスまで一貫して本人が手掛けたサウンドは、Cocteau Twinsをはじめとする4ADのアーティストやBlonde Redhead、Tamarynといったアーティストを思い起こさせるドリーミーで揺蕩うような仕上がりであり、アートワークも本人が手掛けることで楽曲とマッチした淡くノスタルジックな世界観で統一されている。白昼夢のようにリスナーを包み込む、いつまでも浸っていたい1枚!
愛しかない
oh yes aha
「ハード・グルーヴ・ポップ!」を合言葉に独特の感性でファンを増やし続けるoh yes ahaから待望の1stアルバムが到着!その名も『愛しかない』!エキセントリックなフレーズと思わず踊り出したくなるビート、耳に残るポップなメロディーが合わさって、なんだかちょっと切ない。「ハード・グルーヴ・ポップ」をテーマにそんな独特のワールドを作り上げ、リスナーを魅了し続ける不思議なバンドoh yes aha。EPやシングルのリリースを重ね、満を持してリリースする初のフルアルバムはその名も『愛しかない』!強いこだわりのある情緒的な日本語詞にはより一層磨きがかかり、汗も涙もすべて注ぎ込んで作られたアルバムはいつまでも聴いていたいような一家に一枚の必携盤。SPARTA LOCALSやフジファブリック、MONOBRIGHTにスムルース…2000年代型ギターロックの最新形は間違いなく今ここでoh yes ahaが鳴らすハード・グルーヴ・ポップ!
can i love you?
Fukai Nana
日・伊インディーサウンドの新星にして最先端Fukai Nanaが初のEPをリリース!Be ForestやBrothers In Lawらイタリアの現行インディーシーンの重要バンドとレーベルメイトとして知られたThe Yellow Traffic Light。そのギターボーカルとして活躍したJacopo Lanotteが東京で結成した注目のインディーバンドFukai Nanaが4曲入りのEPをリリース!DIIVやSonic Youth、Teenage Fanclub、Ride、Nada Surfなどから影響を受けつつ、さらに深くシューゲイザー、ポストパンク、オルタナティヴロックにサイケまで様々なジャンルを消化したサウンドは疾走感と浮遊感とをあわせ持ち、日本語と英語、さらにイタリア語まで合わさった歌詞の世界など、あらゆる面でまさに唯一無二で独特の存在感を放っている。BearwearやLaura day romance、SPOOLといった気鋭のバンドとも交流が深く、これから間違いなく台風の目となるFukai Nanaから目が離せない!
Colors
BO-PEEP
パンキッシュでキャッチーな爆裂スリーピースバンドBO-PEEP。Killing JokeやMinistryのプロデューサー/エンジニアなどを務める大物のLee Popa and Jolee Popa(PSOTM Productions)を迎えた最新アルバム!ラウドでパンキッシュ、かつキャッチーなサウンドを武器にアメリカやイギリスでのフェス出演やツアーなど日本におさまらず世界的なスケールで活躍し続けるBO-PEEP。そして、Killing JokeのプロデューサーやMinistryのエンジニアの他、Tool, Living Colour, Korn, Cheap Trick, White Zombie, KMFDM, Queen, Phantom Planet, Bad Brains, Bush…と名だたるバンドに携わってきた大物プロデューサーLee Popa and Jolee Popa(PSOTM Productions)が自ら名乗り出てBO-PEEP待望の最新アルバムをプロデュース!両者の奇跡の化学反応で出来上がった超ソリッドでパンチの効いた必聴の1枚!!
脊髄
sassya-
The Jesus Lizard、Unsane、Hoover、Shellac、Helmetといったバンドの遺伝子を受け継いだ硬質で緊張感の漂うサウンドは今まで以上に鋭くなっており、バンドのアンサンブルの深化を感じさせるsassya-待望の2ndフルアルバム『脊髄』が完成した。今作では持ち前の鋭さに加え、コンクリートに囲まれた都市に生きる孤独、リアルな感性が歌に落とし込まれており、eastern youthやRites of Spring、Saetiaを聴いた時のように剥き出しの感情が聴くたびに心に突き刺さり、揺さぶられる仕上がりとなっている。鬱屈とした日々から目をそらさず対峙する、都市のハードコアアルバム。
FLAT
V.A.
飾り気や小細工は一切ナシ!リアルなポストハードコア三組による脳天直下スプリット!At The Drive-In、The Blood Brothersをグッとザラつかせたような音で、Melt-Banana、Limited Express (has gone?)といったバンドを思い起こさせつつ不思議な妖しさも漂わせるロクトシチ。The Jesus Lizard、Unsane、Hoover、Shellacといったバンドから受け継いだヒリつく緊張感、切れ味の鋭い硬質なサウンド、一切の無駄を削ぎ落としたアンサンブルで聴く者を圧倒するsassya-。静と動とのダイナミクスを活かしながら独特なフレーズが絡まり合う楽曲はUnwoundの再来のようであり、加えてShipping NewsやLowercaseのような言葉にならないサッドネスをも感じさせるslak。独自の道を進み続け、話題を集める三組による流行り廃り一切関係なし、三者三様のスプリット。
F is for France
unizzz…
2016年結成でありながら、りんご音楽祭やボロフェスタへの出演、ディスクユニオン主催オーディション合格など早くから話題を振りまいている京都出身男女ツインボーカルバンドunizzz...(ウニズ)。昨年のアルバム、7インチに続くリリースはミニアルバム「F is for France」。StereolabやMelody's Echo Chamber、OGRE YOU ASSHOLE、フジファブリックといった自身たちのルーツに加え、「F is for France」というタイトルが示す通りL'ImperatriceやPolo & Panなどフランスの現行インディーシーンに接近した今作は、フレーズの組み立て方やエレクトロサウンドとバンドサウンドのバランスが独特で非常に魅力的。他にもThe Sea and CakeなどThrill Jockey系の影響やボサノヴァの影響を受けたりと豊富なアイデアが盛り込まれた楽曲は聴くたびに新たな発見があり、何度でも繰り返し聴きたくなる1枚に仕上がっている。何より豊富なアイデアを詰め込むのではなく自然に聴かせるだけのソングライティング、演奏の技術の高さがあり、思わず口ずさみたくなるようなポップソングとしても素晴らしい楽曲が揃っている。バンドとしての懐の深さを感じさせる作品!
マウストゥマウス
余命百年, 突然少年
2017年リリースのオルタナコンピレーションアルバム「NOT FORMAL」参加の2組、余命百年と突然少年がまさかのスプリットCDをリリース!全くタイプの異なる両者がガップリ組み合い、それぞれの新曲1曲プラスお互いのカヴァー1曲ずつの計4曲を収録。特にレアなお互いのカヴァーはまさに必聴!突然少年は閃光ライオット2014でグランプリを獲得し、NUMBER GIRLやThe SALOVERSを感じさせつつもさらに粗削りなオルタナティブロックバンド。何よりそういった形容を吹き飛ばすようなエネルギーの溢れ出すライブを月に10〜15本もこなし、全国各地を駆け巡ってLOSTAGEやAge Factoryといった先輩からも注目されている。余命百年はまるで割礼のようなサイケデリックな浮遊感やドロッとした感覚を基調としつつ、ニューウェイヴ、シューゲイザー、ブラックミュージック、カンタベリーなど様々な音楽を飲み込み、高い演奏力で万華鏡のように展開する唯一無二な楽曲が魅力。多彩な要素を束ねるボーカルはフォーキーかつ芯があり、歌詞にも力が宿っている。
A DEEP WELL
ロクトシチ
Limited Express (has gone?)のJJ氏をして「脈々と受け継がれる最狂オルタナ・パンクの今!」と言わしめた前作「Scenario EP」(KRSE1)からおよそ半年、ロクトシチの2nd EP「A DEEP WELL」が到着! ポストハードコア、ポストパンク、ノイズロック、ノーウェイヴ、グランジ…様々なジャンルを飲み込んでさらに切れ味を増した音は、メンバーの敬愛するAt the Drive-InをThe Jesus Lizardが掻き回したかのよう。矢継ぎ早に繰り出される鋭いフレーズはMelt-Banana、Limited Express (has gone?)、DEEPSLAUTER、FLUID、YOLZ IN THE SKYといった偉大な先達たちを思い起こさせつつ、一方で攻撃性の裏には独特の陰り、侘び寂び的な感覚が漂っており、唯一無二の存在感を放っている。独自の道を行く感性がless than TVや十三月の甲虫とも共振する1枚。