MIDI Creative
なぞなぞ
山本精一
羅針盤、ROVO、MOSTなどのバンドで活躍する関西の奇才、山本精一のソロ名義作で、全曲がギター弾き語りの作品だ。といっても、たとえば羅針盤のような叙情的ポップスとはまったく異なり、山本のスカムな変人ぶりが炸裂するアルバムになっている。「シャケが2匹でB1からエスカレーター乗り継いで」「私のたぬきはよいたぬき」といったストレンジな言葉が歌詞に頻発する。演奏にしてもただの伴奏ではなく、急激に展開が変わったり、やおら轟音ノイズ・ギターがあったりとやりたい放題。こうしたぶっ飛んだ変態性こそ山本の本質であり、彼の最もコアな部分が表現された作品といえる。(小山 守)
for hundreds of children
ハンバート ハンバート
佐野の澄みきった純度の高いヴォーカルと、佐藤が創り出す柔らかいアコースティックな響きとが絶妙なバランスで溶け合っている癒し系サウンドが秀逸なデビュー・アルバム。
新☆般若心経
坊主バンド
2010年より、リーダーの色即〝zennen”是空男を中心に東京荒木町坊主バーのスタッフと共に活動を開始。宗派を越えたバンドは一躍話題となり、各種メディアにて注目を浴びる。キリスト教の牧師による「牧師バンド」との対バンは特に話題を呼び、BBC(英国)やCNN(米国)でも取り上げられた。その後ライブハウスでの活動は毎回SOLD-OUTとなる程の人気を集め、幅広くイベントやテレビ番組等にも出演。しかし、知名度が上がっていく中、堕落した宗教界を揶揄し、シニカルに皮肉を織り交ぜながら歌い上げるその歌詞に対して、一部の宗教家達からは非難を浴びてしまう。その結果、一時期は活動休止を余儀なくされた。以降は、再びの厳しい批判を避け、目立たぬよう、日の目を浴びぬよう、地下で活動しながら、信念を貫き真実を伝え続けていくことをメンバーで誓い合い楽曲制作を続けている。しかしながらメンバーはなかなか定着せず、リーダーのzennen以外は頻繁に入れ替わっているのが常である。まさに、諸行無常バンドであると、噂されているとかいないとか…。
新☆般若心経
坊主バンド
2010年より、リーダーの色即〝zennen”是空男を中心に東京荒木町坊主バーのスタッフと共に活動を開始。宗派を越えたバンドは一躍話題となり、各種メディアにて注目を浴びる。キリスト教の牧師による「牧師バンド」との対バンは特に話題を呼び、BBC(英国)やCNN(米国)でも取り上げられた。その後ライブハウスでの活動は毎回SOLD-OUTとなる程の人気を集め、幅広くイベントやテレビ番組等にも出演。しかし、知名度が上がっていく中、堕落した宗教界を揶揄し、シニカルに皮肉を織り交ぜながら歌い上げるその歌詞に対して、一部の宗教家達からは非難を浴びてしまう。その結果、一時期は活動休止を余儀なくされた。以降は、再びの厳しい批判を避け、目立たぬよう、日の目を浴びぬよう、地下で活動しながら、信念を貫き真実を伝え続けていくことをメンバーで誓い合い楽曲制作を続けている。しかしながらメンバーはなかなか定着せず、リーダーのzennen以外は頻繁に入れ替わっているのが常である。まさに、諸行無常バンドであると、噂されているとかいないとか…。
雨露
Aliya Miharu
アルバム「lost SOUL」で強烈な才能とメッセージを発信したシンガーソングライター・アリヤミハルのニューアルバム。今作では全てのアレンジ・プロデュースをアリヤミハル自身が手掛けました。また尾崎豊・渡辺美里等への楽曲の提供やアレンジ・プロデュースを手掛け、浜田省吾や甲斐バンドのツアーにキーボードプレイヤーとして参加してきた西本明氏をエンジニアに迎え制作。命あるものの尊厳と地球の魂への愛を投げかける一枚になりました。
El camino de Alter Bingo
Alter Bingo
東京ワールドミュージックシーンの新鋭Alter Bingoの全編歌モノによるファーストアルバム。スペインの巡礼路、エル・カミーノを踏破した印象を高らかに歌った『El Camino』、ラテン歌謡風味の『クイーン・オブ・ハート』、バトゥカーダの『笑いあう時まで』など全10曲を収録。様々なビートを纏いながらも、単に躍らせるための音楽や"スタイリッシュ"”クール"といった言葉からも離れた彼らが描く音楽は、ブエナビスタ・ソシアル・クラブやバーデンパウエルがそうであったように、人間の体温が感じられる生命力溢れる誠実な楽曲で、生きることの喜び・悲しみ・孤独など人生の喜怒哀楽を美しく、そして力強く表現しています。
to the many years
Quyech
クエック(Quyech)は作詞作曲を担当するギタリストのドゥック・グエン(Duc Nguyen)によって2017年に結成されたアヴァン・ポップ・バンド。2021年6月25日、3年近くもの歳月を費やして完成させた1stアルバム『Quyen Troi』(天国の本)をリリースする。そんなQuyechがついに待望のEPをリリース!ほぼピアノソロのみで構成された、静謐さ漂う異色の作品となっている。
to the many years
Quyech
クエック(Quyech)は作詞作曲を担当するギタリストのドゥック・グエン(Duc Nguyen)によって2017年に結成されたアヴァン・ポップ・バンド。2021年6月25日、3年近くもの歳月を費やして完成させた1stアルバム『Quyen Troi』(天国の本)をリリースする。そんなQuyechがついに待望のEPをリリース!ほぼピアノソロのみで構成された、静謐さ漂う異色の作品となっている。 ハイレゾFile=PCM/wav/24bit/96kHz/2ch
SPEEDRIDER
Pelican King
Pelican King待望のレビューアルバム!ポップなメロディとハードでリリカルなギターサウンド。パワーあるサウンドにのせた独特な詩はあくまでも日本語にこだわり、ひたむきな故、異様な世界を醸し出す。
Cau Tra Loi
Quyech
ベトナム・ハノイを拠点に活動するアヴァン・ポップ・バンド、Quyech(クエック)のニューシングル。フルオーケストラでレコーディングされた11分超の大作となっている。ミックス&マスタリングはサイデラ・マスタリングにて行われた。
fandango
本田修二
伝説の高校生バンドのメンバーであり、現在はGINTE2のメンバーとして活動中の本田修二がソロ・ファーストアルバムをリリース。あまり馴染みのないFandangoという言葉の語源は、スペインの影響を受けた3拍子の早く賑やかな踊りと音から発し、60年代ごろのアメリカの若者、特に男の子が“夢見る頃”に終止符を打ち大人の仲間入りをする前に国境をこえメキシコあたりで乱痴気騒ぎを仲間でする・・・と言う話からあてはめたもの。多くの若者が経験する夢と現実とのギャップに対しての焦り不安。それは人生にとってまぎれもなく大切な時間であり、今作の全ての楽曲にそうしたFandangoを表現しています。
fandango
本田修二
伝説の高校生バンドのメンバーであり、現在はGINTE2のメンバーとして活動中の本田修二がソロ・ファーストアルバムをリリース。あまり馴染みのないFandangoという言葉の語源は、スペインの影響を受けた3拍子の早く賑やかな踊りと音から発し、60年代ごろのアメリカの若者、特に男の子が“夢見る頃”に終止符を打ち大人の仲間入りをする前に国境をこえメキシコあたりで乱痴気騒ぎを仲間でする・・・と言う話からあてはめたもの。多くの若者が経験する夢と現実とのギャップに対しての焦り不安。それは人生にとってまぎれもなく大切な時間であり、今作の全ての楽曲にそうしたFandangoを表現しています。 ハイレゾFile=PCM/wav/24bit/96kHz/2ch
Hear Nothing
Farida's Café
4人のサード・カルチャー・キッズたちが東京で出会い結成したバンドのデビュー・アルバム。メンバーそれぞれの異なる音楽的かつ文化的バック・グラウンドを武器としてfarida's cafeの強烈な個性は形成されている。'70年代のブルース・ロックを彷彿とさせる、ファリダス・カフェは21世紀のサイケ創生の匂いがする。
Gold
Farida's Café
全12曲の3rdアルバムは初カヴァーにもトライ、3代目のベーシストにとしてmasaが加入しfarida's cafeのサウンドが確立されたといっても過言ではない作品。 最後にシークレット・トラック(カヴァー曲)あり!「一つ一つの響き、空気感にこだわった音、その上を漂うようなメロディーに、音楽に対するリスペクトが見える。何故か、行ったこともない、見たこともない異国の風景が浮かぶ。彼等の世界観はスバラシイと思う。"このバンドは良い"と人に自慢できる数少ないバンドの一つです。」(ACIDMAN)
Abuzeek
Farida's Café
前作『GOLD』以降、以前にも増しライヴ・アクトを積極的に行ってきたファリダス・カフェの、2年ぶりの4枚目の作品。今回アコースティックでシンプルなイメージを前面に出してはいるが、アグレッシヴなイメージに加えてその一面も熟成感を感じる。 また、メンバーが「これ、あり?」と驚くほどのポップなラストの曲なども、曲調以上の何かが'60年代のアメリカに誘ってくれるから不思議だ。「ロックなのかポップなのか。繊細なのか骨太なのか、王道なのかアングラなのか、全てが"シンプル"という糸でバランスを取り合ってるすごい音源です。」(常田真太郎/スキマスイッチ)
Super Samir Remixes Abuzeek
Farida's Café
ギターの酒井アンドレが'Super Samir'名義でアルバム『Abuzeek』をリミックスした話題作。バンド結成前にUCサンタクルーズ校で電子音楽、音楽工学、サウンドデザインなどを学んだ経験を持つ彼だが、今回バンドの前作品を全く異なる味付けをしリメイクしたことで、新たな料理ができあがった。残念ながらグループはこの後活動休止に入り、酒井アンドレ(Super Samir)はユニット「RODRIGUEZ」を岡本英之と結成し、'09年に同レーベルよりアルバム(CXCA-1250)を発表している。
Rodriguez
Rodriguez
オルタネイティヴ・バンド「Farida's Cafe」活動休止後に同バンドのギター酒井アンドレが"スーパーサミュール"名義で岡本英之と立ち上げた新しいユニット、ロドリゲスのファースト・アルバム。このRODRIGUEZでは、ユニット・フォークやカントリーなどルーツ音楽をベースとしつつも、随所にアナログ・シンセを意識したフレーズやエレクトロニカ的なアプローチも見え隠れするところなど、酒井アンドレのプロデューサー/アレンジャーの才能が遺憾なく発揮されたアルバムである。
Notebook Love Affair
Dan Jury
プロデューサー「Super Samir」と組み、待望のソロアルバムをリリース。今まで彼のノートに潜んでいた最もパーソナルな曲を紹介しています。ぶっきらぼうながらも正直でストレート。時には希望にあふれ、時には切なく、誰もが共感できる物語が各曲にある作品です。
Mile a Minute
Farida's Café
前年のデビュー作後早くもリリースされたセカンド・アルバム。アグレッシヴな印象が特に強かった前作から一年経たずに発表された今作は、いろいろな意味で飛躍を遂げた作品である。 デビュー作と比べほとんどの曲が日本語詞で書かれており、Reiのヴォーカルは日本語で歌うことによってより表現豊かになっており、メッセージを伝えることへの意志が感じられる。スキマスイッチの常田真太郎やアコーディオン・プレイヤーの田ノ岡三郎らをゲストに迎え、サウンド的にも大きく幅を拡げた完成度の高い一枚となった。
遥かな風 ~アカシアの木の下で
GINTE2
70年代の奇跡の高校生フォークロック・バンド『銀河鉄道』が、GINTE2として30年ぶりに復活!銀河鉄道時代の「想い出してごらん」のセルフカバーなどを含むセカンドアルバム登場。
こんな日を待っていたんだ
マーガレットズロース
全国流通するCDでは初のセルフプロデュース作品となる3rdアルバム。ライブの熱さをスタジオで再現しようというコンセプトの下で録音し、若さゆえの焦燥と熱情が随所に表れる。特に友部正人「大阪へやって来た」のカバーはオリジナルに勝るとも劣らないアルバム中の白眉。なお今回初めて元はちみつぱいの渡辺勝がオルガンとピアノで参加。名盤ネオンホールへの布石として完成した本作は必聴の一枚といえるだろう。ジャケットを広げるとCDのサイズの9倍もある大きな絵が現れる。
ネオンホール
マーガレットズロース
2004年4月24、25日の二日間、長野県ネオンホールで行われたワンマンライブの模様をCDとDVDの2枚組みで発表した意欲作。CDでは13曲中未発表曲が9曲、録音にライブ感をもとめ続けてきたマーガレットズロースのひとつの最終形がここにある。ステージ上で死ぬ限界まで感情を沸騰させたバンドの真実!
オー・ド・ヴィ(オリジナルサウンドトラック)
あがた森魚
今年50周年を迎えたあがた森魚、1972年4月25日キングレコード「ベルウッド」レーベル第1号として発売された「赤色エレジー」は50 万以上のヒット、時代の寵児となり活躍が始まりました。時代と共に常にニューウェーヴで先鋭的なオリジナル音楽表現を続け、これまでに約50タイトルのアルバムを発表。73歳の今なお、精力的に活動中です。50周年となる今年、7月20日には記念ベストアルバム「ボブ・ディランと玄米」をリリース。そして8月30日よりオリジナルアルバムをはじめ、企画アルバム、ライヴアルバムも順次配信決定。50年のあがた森魚の音楽の変遷をいつでもどこでもたどれる配信をどうぞお楽しみください。
ナイトクルーズ気分
松江潤
松江潤、デジタルリリース第4弾は真夏の夜を彩るキラキラAOR。初っ端、軽やかなスルー・パスみたいな転調から魅せてくれる周到な攻めと無邪気なテンポ。そこから不敵な蒼さを湛えた歌メロとヴォーカルが走り出して、開けた星空を突き抜けていく。颯風の如きギター・カッティング、ソロ&オブリガートを鋭く繰り出しながら—-。つまりこれが最高のシティ・ポップ!?…だけじゃないスーパー・メロウ・ソニック・ロックでこれからの季節を鮮やかに彩ってくれるキラキラ夜航チューン。バンド・セクションとのフィジカルな呼応もバッチリ。リズム隊の北山ゆう子&千ヶ崎学はハネてハジけて先達の名演=ポンタ&細野のラヴ・スペースな気分で躍らせるし、ヤマカミヒトミ&ゴンドウトモヒコによる柑橘系ブラスはまさにカリフォルニア・シャワー。それを田尻有太のローズ&アープ・ストリングスがクールに潤すというアンサンブル。甘酸っぱくも後味はピリッシャキッ。カーネーション直枝政広プロデュースで登場以降、SPOOZYS、全米デビュー&CMJブレイク、ピチカート・ファイヴ、YUKI、堀込泰行etc.多種多様なギタリスト行脚と、駆け抜けた80s,90s,00sを完ペキ昇華しながら始めている20sへのあくなき挑戦・美しき挑発のこれが最新弾。ならば是非も無し!誘いに乗ってクルージング体感するしかないでしょう。
ザ・ノックダウンズの王将
ザ・ノックダウンズ
京都発、永遠の初期衝動バンド「ザ・ノックダウンズ」、満を持しての2ndアルバム『King of the knockdowns(ザ・ノックダウンズの王将)』が登場!活動歴20年越えにして初のフルアルバム『ザ・ノックダウンズの歩み(2017年)』に続き、本作も山川のりを(ギターパンダ)がプロデュース&ゲストプレイ。ライブで育てられたお馴染みの楽曲、リスペクトを込めた誰かカバやねんロックンロールショウのカヴァー曲など、全11曲のロックンロール★ラヴレター。ユーモアとウィットを織り交ぜた日本語が、ロックンロール、ガレージパンク、エイトビート、ブルースetcに乗っかれば、老若男女は躍り出し、楽しすぎて顎も外れる!
ためらいブルー (feat.SAWA)
松江潤
80'sニューウェーブ・テイストの「解体ディスコ」、王道ポップソング「虹の彼方」と変幻自在の楽曲をリリースする松江潤、配信シングル第3弾。今作はボーカルにアイドルへの楽曲提供などでも活躍するDTMシンガーソングライターのSAWAをフィーチャー。耳に残るファンシー・ボイス、浮遊感と歪んだギターサウンドに彩られた、ちょっとサイケでシューゲイザーを彷彿させる楽曲です。
虹の彼方
松江潤
9月に配信リリースされた 「解体ディスコ」に続く松江潤の配信シングル第2弾。端正で美しいメロディとBase Ball Bearの堀之内大介によるドラムス以外全ての楽器・ボーカルを松江自身が演奏したドリーミーなサウンド。ギタリストとして数多くのセッションやレコーディングに参加し、変幻自在の幅広い音楽性とメロディメーカーの才能を併せ持った松江潤。美メロ溢れるマジカルなポップソングです。
マシュマロ・ハロー
マシュマロハ長調
ヘタレでヨレヨレで天然ボケですが、一度聴くとついスキになってしまうデビュー・アルバム!狙ってないのにセンスが良くて大胆で超ポップ、本人達は好きにやってるだけだと思いますが、こういうのを才能というのでしょうか、でしょうね。
TUOI 25
Le Cat Trong Ly
ベトナムのシンガーソングライター、レー・カット・チョン・リーの2ndアルバム。ハノイで学生のために開催されたコンサート「LY TUOI 25」のライブレコーディングとなっている。
Amateur Japanese Edition
Isaac Vallentin
カナダのシンガーソングライター/デザイナー、Isaac Vallentinの2ndアルバム 『Amateur』が、本人によるミックス・未発表曲追加で日本盤リイシュー
KHONG SAO VE BAT DAU
Le Cat Trong Ly
ベトナムのシンガーソングライター、レー・カット・チョン・リーの4thアルバム。オーケストラとともにライブレコーディングされたクラシカルな趣のフォーク。
Dreamers
Le Cat Trong Ly
ベトナムのシンガーソングライター、レー・カット・チョン・リーの3rdアルバム。2011年から2015年にかけて書いた楽曲のライブレコーディングを集めたコンピレーション。
CHANG THE CHIA RA LAM DOI
Le Cat Trong Ly
ベトナムのシンガーソングライター、レー・カット・チョン・リーの5thアルバム。ベトナム最高峰のミュージシャンを迎え、南フランスでレコーディングされている。
Baby Step
anoä
anoaのデビューアルバム『Baby Step』は、斉藤ネコ(Violin)、山口とも(Perc.)、mama! milkの清水恒輔(WB)&生駒裕子(Aco)、ミュートビートの松永孝義(WB)など多彩なゲストミュージシャンが参加、コラボレーションアルバムのように仕上げられています。いろんな色がみえるアルバムで、好きな洋服やおもちゃで遊ぶように曲を選んで聴くもよし、通して聴いていろんな物語を感じるもよし。このアルバムは今までの小さな進歩(Baby Step)の集まりで、ちょっぴり笑える一枚になりました。
Do Yah!
anoä
リズミカルで楽しいピアノ、シンプルな言葉、カラフルな音柄。音の隙間も歌にして、日常を歌う、帽子好きのピアノ弾き歌い,anoä(アノア)のニューアルバム。 童話の世界のようなキュートさもあれば、ジャジーで少しアダルトな感じを醸しだす曲、しっとりと聴かせる曲もあり、関西的な明るいノリを感じさせるような曲。変幻自在、アノアのピアノ弾き語りアルバムです。
木箱のリボンを
tonco
日々の暮らしの断片から紡ぎ出される無垢な心象。原風景のスケッチ、無音の奏でる色彩。ギター弾き語りは鉛筆のデッサン。そこに、パステル、水彩、時には油絵具で色彩を足してゆくようなサウンドメイキング。必要な音は目の前にある。 根底にブリテイッシュ・フォークやアーシーなアメリカンロック、FAB4への愛情を抱きつつ独特な質感を持った世界をかもし出します。プロデュースには藤原マヒト、ゲスト・ミュージシャンに伊賀航・大久保由希・okyonを迎え、GINJIN STUDIOにてレコーディング。木箱のリボンを解いてみたら、いったいどんな宝物が詰まっているのでしょう。 そっと開けてみてください。
夕凪III -食卓と愛-
夕凪
祝!結成15周年。5人組ジャムバンド、夕凪の4年ぶりとなるニューアルバム。今作は、得意とするジャムバンド的要素はやや薄くなり、結成当初のシンプルな唄を追求。初のインストなしアルバムとなったが、無限の拡がりを感じさせる独特のコトバの世界と空ありき音と唄、圧巻のグルーヴは健在だ。ゲストミュージシャンとしてトウヤマタケオカルテットの林美紀とハンバートハンバートの佐藤良成が参加している。 --------------夕餉の匂いと日向の唄、食卓と愛に尽きる(伊藤せい子)。
室外音楽3
夕凪
ゲストにVin:佐藤良成(ハンバートハンバート)と Dr:藤井寿光(ex-ANATAKIOKU)を加え、 7人編成では御馴染み「室外音楽1」に収録した『イメージの木』を再録。 新曲に加え、故・西岡恭蔵の『春一番』 夕凪の信条であるライブで育てた楽曲揃いの11曲収録。
We Come from Tomorrow
融化橋
融化橋(Melting Bridge)はカリフォルニア出⾝、台湾在住のアメリカ⼈ミュージシャン、John Tuckerと台湾⼈ミュージシャン、Pia Hsiehからなるデュオで、古筝や嗩吶、笛子、といった中国伝来の古楽器や環境⾳に、シンセサイザーやサンプラー、DAWソフトウェアといったエレクトロニクスを合わせることによって、ハイブリッドで実験的、それでいてどこかノスタルジックで温かみのあるアンビエントミュージックを⽣み出している。本作は昨年の5⽉に、Meiteiなどのリリースで知られるシンガポールの新鋭レーベル、Evening Chantsよりカセットテープでリリースされた彼らのデビューアルバム”我們從明天來” (英題:We Come From Tomorrow)の⽇本盤リマスター再発となる。彼らは創作において、「台湾の京都」とも⾔われる台湾南部の都市、台南から⼤きなインスピレーションを得ているという。台湾固有の歴史と伝統が根付く古都、台南の⼟着的なムードと、洗練されたエレクトロニックなプロダクションのせめぎ合いが⽣み出す混沌と美。「環境⾳楽」というよりは「環境⾳」そのもののような、その地に住まうものにしか⽣み出せない、リアルな情感を湛えている。マスタリングはベルリンのDUBPLATES & MASTERINGにてRashad Beckerが担当。