kilk recordsによる連載企画「kilk records session」も、今回で最終回を迎える。2011年10月からスタートした本企画。レーベル・オーナーの森大地を中心に、様々なゲストとともに音楽業界に疑問を投げかけ、それに対する答えを探すために座談会を行ってきた。アーティストたちによる女子会、レーベル座談会、ライヴ・ハウス座談会、CDショップ座談会、オーガナイザー座談会と、kilk records以外の方々をメインにご登場いただき、音楽を巡る環境について考えてきた。...…
今回で9回目を迎えるkilk recordsによる連載企画「kilk records session」。レーベル座談会、CDショップ座談会、ライヴ・ハウス座談会など、音楽を巡る環境に身を置く方々をお迎えしてきた本企画であるが、今回お集りいただいたのは、所謂フェスやイベントを運営している3名の方々。座談会を終えてみて思ったのは、他の対談と比較して、それぞれの目指すゴールや思いは様々だということ。もちろんそれは、kilk recordsのレーベル・オーナーで、「DEEP MOAT FESTIVAL」など、自身で…
まだ名前はないかもしれない。しかし、一つの波として時代を象徴するであろうシーンが東京を中心にうごめいている。その中心にいるレーベルがkilk records。もっと言えば、そのレーベル・オーナーの森大地だ。彼がkilk recordsからリリースしているアーティストたちは、その名前のないシーンを担う存在であることに間違いない。例えば、Meme。生楽器とエレクトロニクスを使用した、抽象的でアンビエントな音楽は、ポスト・ロックと近いベクトルを向きながらも、また違った道を独走している。他にも、そういったバンドは数…
ジャンルを越えて、音楽にまつわる人たちと共に音楽について考えてきたkilk records session、7回目となる今回のテーマはライヴ・ハウス。前回はCDショップ座談会を行ったが、店舗もライヴを行ったり、塾を開催したりしたりと、コミュニケーションの場として推移してきていることが伝わってきた。...…
2011年10月に始まったkilk records sessionも今回で6回目を迎える。前回、前々回はレーベル・オーナーに集まってもらい、レーベル座談会を行った。忌憚なき意見が飛び交い、未来へ繋がるヒントが見える実りある回となった。今回はレーベルという枠を飛び越えて、CDショップ座談会を行うことになった。...…
連載5回目となる今回の『kilk records session』は、先月に引き続きレーベル座談会をお届けする。メンバーは、kilk recordsの森大地、前回も登場していただいた術ノ穴のkussy、そしてNovel Soundsの根岸たくみ、Wonderyouのエリーの4人。ものすごいスピードで時代が変化する中、レーベルを運営している4人はどのような考えを持って活動しているのか。それぞれが持つアイデアと意見を、惜しみなくぶつけ合ってもらった。...…
これからの時代、ミュージシャンはどうやって食べていけばいいのか。話しても話しても議論の尽きない話題である。同じように、レーベルもどのようにして生き残っていけばいいかを問われている。CDの売り上げ低下や、音楽メディアの変容など、環境が大きく変わっていく中、知恵を振り絞りながら生き残りを図っている。...…
連載3回目となる今回は、今年11月に待望のデビュー・アルバムを発売したばかりのhydrant house purport rife on sleepy(以下、hydrant)と、そのデビュー作にも参加している青木裕(unkie/downy)、そしてTAKUTO(about tess)という、強力な3者による鼎談をお送りする。「クロスオーバーの可能性」というテーマは、海外にも通用する楽曲を作る3者に、日本と海外のクロスオーバーについて語ってもらう企画であったが、いざ話してみると考え方は3者3様。世代のクロスオ…
新進気鋭のレーベルKilk recordsによる連載企画、第二弾のテーマは、なんと女子会!! ありそうでなかったアーティストたちによる女子会を、今回特別に覗かせていただけることになりました。幹事を務めるのは、Kilk recordsから『A broken carousel』でデビューを果たしたFerri。参加メンバーは、夢中夢からハチスノイト、cokiyu、埋火から見汐麻衣。なかなか集まることがないであろうジャンルレスな4人が一同に集結。途切れることなく話した2時間。SMの例え話だったり、幸せになることで曲…
メラメラと燃える野心を持つ男。それがKilk recordsのレーベル・オーナー、森大地である。彼がフロントマンを務めるバンドAureoleの音を聴いていると、音楽的野心こそあっても、業界を変えていきたいという野心を持っているようには思えない。しかし、森は真剣な目をしてこんな発言をしてくれた。そのギャップがおもしろい。「音楽シーンの平和的テロといいますか、権力者たちにうざったがられるようなレーベルでいたいと思うんですよね」...…