Title | Duration | Price | ||
---|---|---|---|---|
DISC 1 | ||||
1 | イフ・アイ・エイント・ガット・ユー -- Alicia Keys flac: 16bit/44.1kHz | 03:47 | N/A | |
2 | My Love Is Your Love -- Whitney Houston flac: 16bit/44.1kHz | 04:17 | N/A | |
3 | Ordinary People -- John Legend flac: 16bit/44.1kHz | 04:40 | N/A | |
4 | Baby I Love U! -- Jennifer Lopez flac: 16bit/44.1kHz | 04:27 | N/A | |
5 | Flying Without Wings -- Westlife flac: 16bit/44.1kHz | 03:34 | N/A | |
6 | Born to Make You Happy -- Britney Spears flac: 16bit/44.1kHz | 03:34 | N/A | |
7 | As Long as You Love Me -- Backstreet Boys flac: 16bit/44.1kHz | 03:40 | N/A | |
8 | No Air (feat. Chris Brown) -- Jordin SparksChris Brown flac: 16bit/44.1kHz | 04:22 | N/A | |
9 | Wherever You Will Go -- The Calling flac: 16bit/44.1kHz | 03:27 | N/A | |
10 | Dream Catch Me -- Newton Faulkner flac: 16bit/44.1kHz | 03:56 | N/A | |
11 | Your Love Gets Sweeter -- Finley Quaye flac: 16bit/44.1kHz | 03:10 | N/A | |
12 | Just for You (Radio Edit) -- M People flac: 16bit/44.1kHz | 04:00 | N/A | |
13 | I Turn to You -- Christina Aguilera flac: 16bit/44.1kHz | 04:34 | N/A | |
14 | I'm Kissing You (Radio Edit) -- Desree flac: 16bit/44.1kHz | 04:02 | N/A | |
15 | Underneath Your Clothes -- Shakira flac: 16bit/44.1kHz | 03:43 | N/A | |
16 | If I Fall -- Alice Martineau flac: 16bit/44.1kHz | 04:38 | N/A | |
17 | Angel -- Sarah McLachlan flac: 16bit/44.1kHz | 04:28 | N/A | |
18 | トゥルーリー・マッドリー・ディープリー -- SAVAGE GARDEN flac: 16bit/44.1kHz | 04:23 | N/A | |
19 | She's So Lovely -- Scouting For Girls flac: 16bit/44.1kHz | 03:43 | N/A | |
20 | You & Me Song -- The Wannadies flac: 16bit/44.1kHz | 02:50 | N/A | |
DISC 2 | ||||
1 | Lean on Me -- Bill Withers flac: 16bit/44.1kHz | 04:16 | N/A | |
2 | Me and Mrs. Jones -- BILLY PAUL flac: 16bit/44.1kHz | 04:45 | N/A | |
3 | Always and Forever -- HEATWAVE flac: 16bit/44.1kHz | 06:13 | N/A | |
4 | Piece of My Heart -- Erma Franklin flac: 16bit/44.1kHz | 02:34 | N/A | |
5 | ビー・マイ・ベイビー -- The Ronettes flac: 16bit/44.1kHz | 02:40 | N/A | |
6 | Too Busy Thinking About My Baby -- Al Kooper flac: 16bit/44.1kHz | 03:20 | N/A | |
7 | Put a Little Love in Your Heart -- The Isley Brothers flac: 16bit/44.1kHz | 03:00 | N/A | |
8 | Love Train -- THE O'JAYS flac: 16bit/44.1kHz | 02:57 | N/A | |
9 | Best of My Love -- The Emotions flac: 16bit/44.1kHz | 03:36 | N/A | |
10 | Love Really Hurts Without You -- Billy Ocean flac: 16bit/44.1kHz | 03:01 | N/A | |
11 | Never Too Much -- Luther Vandross flac: 16bit/44.1kHz | 03:50 | N/A | |
12 | Sexual Healing -- Marvin Gaye flac: 16bit/44.1kHz | 03:59 | N/A | |
13 | Shake You Down -- Gregory Abbott flac: 16bit/44.1kHz | 04:04 | N/A | |
14 | If You Don't Know Me by Now (feat. Teddy Pendergrass) -- HAROLD MELVIN & THE BLUE NOTESTeddy Pendergrass flac: 16bit/44.1kHz | 03:25 | N/A | |
15 | Cupid -- Johnny Nash flac: 16bit/44.1kHz | 03:24 | N/A | |
16 | Misty -- Johnny Mathis flac: 16bit/44.1kHz | 03:32 | N/A | |
17 | For Your Love -- Freddie Scott flac: 16bit/44.1kHz | 03:18 | N/A | |
18 | Try a Little Tenderness (2002 Mix) -- Aretha Franklin flac: 16bit/44.1kHz | 03:14 | N/A | |
19 | To Love Somebody -- Nina Simone flac: 16bit/44.1kHz | 02:37 | N/A | |
20 | You've Made Me So Very Happy -- Blood, Sweat & Tears flac: 16bit/44.1kHz | 04:19 | N/A | |
DISC 3 | ||||
1 | I Will Always Love You -- Dolly Parton flac: 16bit/44.1kHz | 03:05 | N/A | |
2 | Mandy -- Barry Manilow flac: 16bit/44.1kHz | 03:33 | N/A | |
3 | All the Love in the World -- Dionne Warwick flac: 16bit/44.1kHz | 03:26 | N/A | |
4 | Amazed -- Lonestar flac: 16bit/44.1kHz | 03:59 | N/A | |
5 | You're All That Matters to Me -- Curtis Stigers flac: 16bit/44.1kHz | 04:38 | N/A | |
6 | If You Let Me Stay -- Sananda Maitreya flac: 16bit/44.1kHz | 03:14 | N/A | |
7 | Every Time You Go Away -- Paul Young flac: 16bit/44.1kHz | 03:46 | N/A | |
8 | (I've Had) The Time of My Life (12" Version) -- Bill MedleyJennifer Warnes flac: 16bit/44.1kHz | 06:46 | N/A | |
9 | The Power of Love -- Jennifer Rush flac: 16bit/44.1kHz | 05:55 | N/A | |
10 | Time After Time -- Cyndi Lauper flac: 16bit/44.1kHz | 04:01 | N/A | |
11 | Eternal Flame -- The BanglesSUSANNA HOFFS flac: 16bit/44.1kHz | 03:54 | N/A | |
12 | Annie's Song -- John Denver flac: 16bit/44.1kHz | 02:59 | N/A | |
13 | Anything for You -- Gloria Estefan and Miami Sound Machine flac: 16bit/44.1kHz | 04:02 | N/A | |
14 | Find My Love (feat. Eddi Reader) -- Fairground AttractionEddi Reader flac: 16bit/44.1kHz | 03:43 | N/A | |
15 | Promise Me -- Beverley Craven flac: 16bit/44.1kHz | 03:32 | N/A | |
16 | When You Say Nothing at All -- Keith Whitley flac: 16bit/44.1kHz | 03:39 | N/A | |
17 | Help Me Make It Through the Night -- Kris Kristofferson flac: 16bit/44.1kHz | 02:18 | N/A | |
18 | Always on My Mind -- Willie Nelson flac: 16bit/44.1kHz | 03:31 | N/A | |
19 | Love Me Tender -- Elvis Presley flac: 16bit/44.1kHz | 02:44 | N/A | |
20 | 君の瞳に恋してる -- ANDY WILLIAMS flac: 16bit/44.1kHz | 03:13 | N/A |
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Interviews/Columns

インタビュー
ピーター・バラカンとハイレゾで聴く『魂(ソウル)のゆくえ』
2019年10月16日(水)に行われた第5回OTOTOYハイレゾ試聴会。今回は、ピーター・バラカンが著した『魂(ソウル)のゆくえ』新装版の刊行を記念し、オーディオ・メーカー〈Olasonic〉協力のもとでの開催となりました。司会進行はOTOTOYのプロデュ…
Digital Catalog
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
Digital Catalog
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
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ピーター・バラカンとハイレゾで聴く『魂(ソウル)のゆくえ』
2019年10月16日(水)に行われた第5回OTOTOYハイレゾ試聴会。今回は、ピーター・バラカンが著した『魂(ソウル)のゆくえ』新装版の刊行を記念し、オーディオ・メーカー〈Olasonic〉協力のもとでの開催となりました。司会進行はOTOTOYのプロデュ…