DUSTY HUSKY
Discography
コロナ禍から始まったDUSTY HUSKYの旅路。 2020年「股旅」を皮切りに、2023年「DAAM」を経て、2025年三部作の最終章がついに完成した。 シリーズの最終章となる本作は、この旅の中で酸いも甘いも嚙み分けたDUSTY HUSKY自身が、そこで関わってきた全ての女性に向けての感謝と懺悔を綴った作品となっている。 この作品は奈良と大阪の県境に位置し肉の卸しが盛んな知る人ぞ知るアンダーグラウンドな街である「羽曳野」に約1年間ほど潜伏し、全ての曲が制作された。 明日香村の野菜・吉野の蕎麦・天川村のゴロゴロ水、さらには法隆寺にてジャイエンしたりと、これまでの生活とは全く違う環境から生まれた楽曲たちは、これまでのDUSTY HUSKYとはまた違った一面を感じる事の出来る冒険作となっている。 客演には、先行シングル『飛鳥』で話題沸騰中の岡山は津山から紅桜が参加。さらにはD.L.i.P.の面々も参加している。 プロデュースには、DLiP RECORDSの屋台骨であるNAGMATICはもちろん、『ガッペレス』に続き今作も藤沢の同胞であるMeS The Funk、さらには同じ股旅クルーの同士である、DJ SHOKI /にっちょめも参加。 さらに、神戸は明石からは、DIGITAL NINJA 774もアルバム曲で初共演。前作『DAAM』でホッツなバースを残したBOMB WALKERも今回はビートで参加するなど、多彩な面々が脇を固めている。
コロナ禍から始まったDUSTY HUSKYの旅路。 2020年「股旅」を皮切りに、2023年「DAAM」を経て、2025年三部作の最終章がついに完成した。 シリーズの最終章となる本作は、この旅の中で酸いも甘いも嚙み分けたDUSTY HUSKY自身が、そこで関わってきた全ての女性に向けての感謝と懺悔を綴った作品となっている。 この作品は奈良と大阪の県境に位置し肉の卸しが盛んな知る人ぞ知るアンダーグラウンドな街である「羽曳野」に約1年間ほど潜伏し、全ての曲が制作された。 明日香村の野菜・吉野の蕎麦・天川村のゴロゴロ水、さらには法隆寺にてジャイエンしたりと、これまでの生活とは全く違う環境から生まれた楽曲たちは、これまでのDUSTY HUSKYとはまた違った一面を感じる事の出来る冒険作となっている。 客演には、先行シングル『飛鳥』で話題沸騰中の岡山は津山から紅桜が参加。さらにはD.L.i.P.の面々も参加している。 プロデュースには、DLiP RECORDSの屋台骨であるNAGMATICはもちろん、『ガッペレス』に続き今作も藤沢の同胞であるMeS The Funk、さらには同じ股旅クルーの同士である、DJ SHOKI /にっちょめも参加。 さらに、神戸は明石からは、DIGITAL NINJA 774もアルバム曲で初共演。前作『DAAM』でホッツなバースを残したBOMB WALKERも今回はビートで参加するなど、多彩な面々が脇を固めている。
「股旅」と口に出した数年前から、世界を股にかけ、 目まぐるしく環境が変わり続けているDUSTY HUSKYのイマが詰まった新録曲。 全国各地を飛び回り、2024年だけでもタイ/上海/台湾/スウェーデン/イタリア/ベルギー/オランダと世界中の現場を沸かしてきたDUSTY HUSKYが、「音楽センスが物凄いんだけど、不良で人格者」と信頼を寄せる、 もはや現行のシーンに欠かせない存在となっているMCである、紅桜をフューチャーした一曲。
「股旅」と口に出した数年前から、世界を股にかけ、 目まぐるしく環境が変わり続けているDUSTY HUSKYのイマが詰まった新録曲。 全国各地を飛び回り、2024年だけでもタイ/上海/台湾/スウェーデン/イタリア/ベルギー/オランダと世界中の現場を沸かしてきたDUSTY HUSKYが、「音楽センスが物凄いんだけど、不良で人格者」と信頼を寄せる、 もはや現行のシーンに欠かせない存在となっているMCである、紅桜をフューチャーした一曲。
DLiP RECORDSの中心人物として、国内外問わず活躍するDUSTY HUSKYの最新作は、なんとあの「Pro Era」の創設メンバーとして、今後の活躍が期待されるCJ FLYとのコラボ。 この類まれな才能を存分に引き出したのが、日本のBoom Bap Soundを牽引し続けるNAGMATIC。ドラマティックなピアノが特徴的なイントロから、壮大かつDopeな世界観と引き込まれるこれぞNAGMATICな骨太なサウンドの上で両者がバッチバチに火花を散らす。 昨今、金や欲が蔓延る日本のヒップホップ・シーンには目もくれず、自身のスタイルは「金で買えないし、変えない」と声高に謳い上げる。 「その高級車に乗ってどこまで行ける?俺たちはここまで来れる」と語る皮肉の効いたリリックとそれを語る事の出来る、揺ぎない自信を曲のクオリティーで示す。 そう、停滞しつつあるHIP HOPシーンには【モノホン】が必要なのだ。
曲名のTom Saab(トムセープ)とは、タイの東北地域発祥のスープのこと。D.L.i.P.のMCとして、アジアを中心に世界を股にかけるDUSTY HUSKY自身が最もDOPEでありHIPHOPを感じる食べ物として題した最新作。 本作は、Ollie magazineのレギュラー特集「股旅」でも活躍中のDJ SHOKIが担当し、さらに謎に包まれた女性シンガー、hwamoが参加。 DJ SHOKIによるドープなベースラインの上にDUSTYでHUSKYなRAPが冴え渡る。そこに、まるで和物のサンプリングかと思わせる、hwamoの独特の存在感を放つ歌声が加わり、耳から残って離れない中毒性の高い1曲へと仕上がった。 ビートのサンプルからジャケットの撮影場所まで全てタイ縛りという、彼らの強いこだわりを感じる1曲。 text by mktone
曲名のTom Saab(トムセープ)とは、タイの東北地域発祥のスープのこと。D.L.i.P.のMCとして、アジアを中心に世界を股にかけるDUSTY HUSKY自身が最もDOPEでありHIPHOPを感じる食べ物として題した最新作。 本作は、Ollie magazineのレギュラー特集「股旅」でも活躍中のDJ SHOKIが担当し、さらに謎に包まれた女性シンガー、hwamoが参加。 DJ SHOKIによるドープなベースラインの上にDUSTYでHUSKYなRAPが冴え渡る。そこに、まるで和物のサンプリングかと思わせる、hwamoの独特の存在感を放つ歌声が加わり、耳から残って離れない中毒性の高い1曲へと仕上がった。 ビートのサンプルからジャケットの撮影場所まで全てタイ縛りという、彼らの強いこだわりを感じる1曲。 text by mktone
DUSTY HUSKY 4th Album『DAAM』 タイトルはタイ語の「DAM」(意味は黒)を語源に、様々な角度での【黒さ】が詰まった状況を表すスラングである。 本作で新録された楽曲達は、全てコロナ渦以降に制作された。 様々な行動が制限された影響をモロに受け、自身としては4枚目にして初めて、全楽曲を日本で制作する事となる。旅を生業とし、様々な土地で見たもの・感じたものをそのままリリックに落とし込んできた彼にとって、それはネガティブなものとなるかと思いきや、足枷にすらなかなかった。日本にいながらも、フランス・コロンビア・ベネズエラ・南アフリカのアーティスト達と楽曲制作を行い、その楽曲たちは各国でリリースされ、マインドは常に世界を捉えて動き続けていたのである。 そんなDUSTY HUSKYの姿勢に共鳴するように、日本全国から屈指のビートメーカーが集結。 DLiP RECORDSからNAGMATIC・DJ LEX。さらに地元MOSS VILLAGEの新鋭MeS The Funkも参加。2nd Album以降絶大な信頼を寄せる福岡のDJ GQ、大阪からはENDRUN, 仙台からはMitsu The Beats、さらにはタイの現行シーンを底上げしている立役者であるNINOまでもが本作に合流。 客演では、DLiP RECORDSからSHEEF THE 3RD(BLAHRMY)とNASTY K(DIRTY JOINT)が合流。 さらにDJ BUNTAは全編を通してバチバチのGed Downで仕事を魅せ、"兎to亀"でのZASSYCHEEが最高のScratchを効かす。そして、神戸からBOIL RHYME/BNKR街道のTRASH、自身が2022年の股旅道中で最もクラったと言う長野WINTOWNからBOMB WALKER、さらには2019年タイ最大級のHIPHOPフェスでステージを分け合ったP9Dといった豪華なメンツが参加。 アルバムタイトルが意味する「黒い」は、決して暗い未来を指すものではない。 理不尽な状況に対する不安や苛立ちを全て真っ黒く染め上げ、己の音楽へ昇華する。 本作の締めくくりと言える"ガッペレス"での彼のシャウトは、コロナによって浮き彫りになった分断の社会に、普遍的かつ揺るがない一つの答えを示している。
DUSTY HUSKY 4th Album『DAAM』 タイトルはタイ語の「DAM」(意味は黒)を語源に、様々な角度での【黒さ】が詰まった状況を表すスラングである。 本作で新録された楽曲達は、全てコロナ渦以降に制作された。 様々な行動が制限された影響をモロに受け、自身としては4枚目にして初めて、全楽曲を日本で制作する事となる。旅を生業とし、様々な土地で見たもの・感じたものをそのままリリックに落とし込んできた彼にとって、それはネガティブなものとなるかと思いきや、足枷にすらなかなかった。日本にいながらも、フランス・コロンビア・ベネズエラ・南アフリカのアーティスト達と楽曲制作を行い、その楽曲たちは各国でリリースされ、マインドは常に世界を捉えて動き続けていたのである。 そんなDUSTY HUSKYの姿勢に共鳴するように、日本全国から屈指のビートメーカーが集結。 DLiP RECORDSからNAGMATIC・DJ LEX。さらに地元MOSS VILLAGEの新鋭MeS The Funkも参加。2nd Album以降絶大な信頼を寄せる福岡のDJ GQ、大阪からはENDRUN, 仙台からはMitsu The Beats、さらにはタイの現行シーンを底上げしている立役者であるNINOまでもが本作に合流。 客演では、DLiP RECORDSからSHEEF THE 3RD(BLAHRMY)とNASTY K(DIRTY JOINT)が合流。 さらにDJ BUNTAは全編を通してバチバチのGed Downで仕事を魅せ、"兎to亀"でのZASSYCHEEが最高のScratchを効かす。そして、神戸からBOIL RHYME/BNKR街道のTRASH、自身が2022年の股旅道中で最もクラったと言う長野WINTOWNからBOMB WALKER、さらには2019年タイ最大級のHIPHOPフェスでステージを分け合ったP9Dといった豪華なメンツが参加。 アルバムタイトルが意味する「黒い」は、決して暗い未来を指すものではない。 理不尽な状況に対する不安や苛立ちを全て真っ黒く染め上げ、己の音楽へ昇華する。 本作の締めくくりと言える"ガッペレス"での彼のシャウトは、コロナによって浮き彫りになった分断の社会に、普遍的かつ揺るがない一つの答えを示している。
鮮度抜群。調味料・添加物一切使わない至高の一枚がここに… Jambo Lacquer & Dusty Husky による、New Single 「円盤振舞」が完成。 今作はDJ SCRATCH NICE プロデュースによる、匂やかなメインディッシュ・ビーツに、 調味料を使わない二人の不純物0%の【Rap】を鮮度抜群に盛り込んだ、至高の皿に仕上がっている。
鮮度抜群。調味料・添加物一切使わない至高の一枚がここに… Jambo Lacquer & Dusty Husky による、New Single 「円盤振舞」が完成。 今作はDJ SCRATCH NICE プロデュースによる、匂やかなメインディッシュ・ビーツに、 調味料を使わない二人の不純物0%の【Rap】を鮮度抜群に盛り込んだ、至高の皿に仕上がっている。
きっと何が起こりそう… そんな一夜の胸騒ぎを加速させる、B.I.G.Joe ・ DUSTY HUSKY ・ JAMBO LACQUERの3人による、 この抑圧された時代に向けて放つ至極のPARTY TUNE。 BomJa BreakによるゴージャスなTRACKの上で3人の個性が見事にハマり、思わず口ずさみたくなるほど キャッチーなのに、よくよく聞けばかなり刺激的な1曲に仕上がっている。 あの日以降、ずっと漂う重苦しいこの空気は、もう当たり前だと思っていたこの世界。 いや大丈夫、実はまだ何も変わっちゃいないんだ。 日々垂れ流されるバッドマインドやネガティブな情報。それに煽られる恐怖によって何かを躊躇している日々。 でも、勇気を出して一歩踏み出せば、ぼら…さっきまでの自分が嘘みたい。 こんな時代に信じられるのは、TVから流れる不確かな情報なんかじゃなくて、 もっとシンプルで簡単なこと。自分の胸に手を当ててみれば、わかるはずさ。 スピーカーの前で感じたあの感情を忘れてしまったなんて…全部嘘さ。
きっと何が起こりそう… そんな一夜の胸騒ぎを加速させる、B.I.G.Joe ・ DUSTY HUSKY ・ JAMBO LACQUERの3人による、 この抑圧された時代に向けて放つ至極のPARTY TUNE。 BomJa BreakによるゴージャスなTRACKの上で3人の個性が見事にハマり、思わず口ずさみたくなるほど キャッチーなのに、よくよく聞けばかなり刺激的な1曲に仕上がっている。 あの日以降、ずっと漂う重苦しいこの空気は、もう当たり前だと思っていたこの世界。 いや大丈夫、実はまだ何も変わっちゃいないんだ。 日々垂れ流されるバッドマインドやネガティブな情報。それに煽られる恐怖によって何かを躊躇している日々。 でも、勇気を出して一歩踏み出せば、ぼら…さっきまでの自分が嘘みたい。 こんな時代に信じられるのは、TVから流れる不確かな情報なんかじゃなくて、 もっとシンプルで簡単なこと。自分の胸に手を当ててみれば、わかるはずさ。 スピーカーの前で感じたあの感情を忘れてしまったなんて…全部嘘さ。
DUSTY HUSKY 2022年Brand New S**T 自身のWEB SHOPでの購入特典でのみ配布していたこの曲が、 満を持してついに配信開始。 似たような奴らばかりで飽和したシーンの中で 唯一無二の存在感で異彩を放つDUSTY HUSKYが一石を投じる。 楽曲に付加価値を求めて純粋に音を楽しめないようなヤツは、「この曲はキくな」 しかし、純粋にヤバい音楽で灰(High)になりたいヤツにとっては、思わず言っちゃう「この曲はキくな」 福岡のDJ GQによる上ネタに大阪のENDRUNによるビートが合わさった、首振り必須のぶっといトラックの上で、 遊び心とユーモアにあふれながらも痛烈にシーンを皮肉っていく、 DUSTY HUSKYのぶちかましていく様が痛快な1曲。
1985年世代のゴールデンコンビ、DUSTY HUSKYとJAMBO LACQUERによる、「MIZUWARI」「ロール・プレイン」「ザ・シーズン」に続く絶妙コンビネーションの新曲 "惑星抱擁"。 もはや鉄板のコンビと言っても過言ではない、DINARY DELTA FORCEのDUSTY HUSKYとWARAJIのJAMBO LACQUERの二人による待望の最新作が完成。 「MIZUWARI」ではMOSS VILLAGE、「ロールプレイン」ではタイ、そして今回二人が旅をするのは、国すらも超えてもはや宇宙。 今作もこれまで通り間違いない仕事を魅せるBomja Breakによる、ジャジーで浮遊感のあるトラックの上で、まさに月の裏側でダンスしているかのように、絶妙な掛け合いを見せる二人ラップが心地良く響く。 誰が聞いても思わず体を揺らしたくなるほど聴きやすいポップさと独特のワードセンスが生み出す底知れない深さを感じるドープさが、絶妙に同居した一曲。 さらに二人のパートナーともいえる、DJ MO-RIとDJ BUNTAによる随所で差し込まれるスクラッチもきらりと光る。 大阪は服部緑地を出発した深夜特急の車窓からは夢のカケラの流星群。 目をつむればそこは宇宙にいるかのようなロマンチックなひととき。
1985年世代のゴールデンコンビ、DUSTY HUSKYとJAMBO LACQUERによる、「MIZUWARI」「ロール・プレイン」「ザ・シーズン」に続く絶妙コンビネーションの新曲 "惑星抱擁"。 もはや鉄板のコンビと言っても過言ではない、DINARY DELTA FORCEのDUSTY HUSKYとWARAJIのJAMBO LACQUERの二人による待望の最新作が完成。 「MIZUWARI」ではMOSS VILLAGE、「ロールプレイン」ではタイ、そして今回二人が旅をするのは、国すらも超えてもはや宇宙。 今作もこれまで通り間違いない仕事を魅せるBomja Breakによる、ジャジーで浮遊感のあるトラックの上で、まさに月の裏側でダンスしているかのように、絶妙な掛け合いを見せる二人ラップが心地良く響く。 誰が聞いても思わず体を揺らしたくなるほど聴きやすいポップさと独特のワードセンスが生み出す底知れない深さを感じるドープさが、絶妙に同居した一曲。 さらに二人のパートナーともいえる、DJ MO-RIとDJ BUNTAによる随所で差し込まれるスクラッチもきらりと光る。 大阪は服部緑地を出発した深夜特急の車窓からは夢のカケラの流星群。 目をつむればそこは宇宙にいるかのようなロマンチックなひととき。
DUSTY HUSKYの【股旅】はまだ終わらない… ピクチャー盤のみのリリースとなった3rd Album「股旅」とDUSTY HUSKYがその指を黒くして手に入れた38枚のASIAN VINYLを使って、 構築された全く新しいコンセプトアルバム。 この聴き易さ0のDOPEさは、一度ハマったら最後、泥々の沼。 一度足を踏み言えれたら二度と抜け出す事の出来ないดีOPE CD Album。
タイはバンコクを拠点に置きながら活動し、日本のみならず各地を股旅し続けた2年間。そこで吸い込んだモノを吐き出した、DUSTY HUSKYによる3枚目のフルアルバムがついに完成した。 「このアルバムを表現するにあたり、タイで1番遊んだ友達、"Dope Smiley.K" に紹介してもらうのが一番だろう。アリガットカッ」 …ある時から「服を裏返しに着る男」こと、Dusty Huskyが毎年バンコクを訪れるようになったのは2015年だったと思う。 彼は此処を訪れる度に、この地で生きるためのノウハウや経験・知識・各種様々な体験を吸い込み続けているため、彼の「グルーヴ」を感じる機会は以前よりも遥かに増えたと思う。 そんな彼を思い出すときに、真っ先に脳裏に浮かぶ幾つかの場面がある。 「あそこは絶対に良い皿がありそうなんだよね~」 「良さそうなレコード屋があるんだよね~」 そんな抽象性の極みを尽くしたような根拠のない確信を原動力に、 尽きることのない情熱を武器に、正体不明のレコードを掘り当てては、 それを印籠のように掲げて、Digの成果を報告してくれる場面だ。 それ以外の記憶といえば… イナタイ場末のローカルなクラブでナンパされた彼女ヅラした女に「他の女と話してた」という理由で怒られる姿や誰にも伝わらないであろうギャグを模索している場面とか… 30代半ばとは思えないリベラルでラディカルな記憶もあるけど、 今回めちゃくちゃ入稿焦らされてるし、Bullshitな話は自重します、あはは…。 そんな中(どんな中だ?)、厳しい検閲をすり抜けて彼から届いたアルバムは、 俺が気になっていた「股旅」の目的・概念を明白にしてくれた作品と言えるかもしれない。 特に最近の彼は「旅」を中心に人生を回すことで、経験・音・人間関係を吸い込み、前作と新作の合間を紡ぐようにして「作品」を吐き出す、 という新たなサイクルを作り出していることが、よく理解できた。 Dusty Huskyは規格外のタフネスを携えている男だが、 それと同時にブルースを内包した生きるドキュメンタリー作品のような人間に感じる。 高級レストランで使われなかった不格好な肉 汚れの落ちていない傷の入ったグラス ドラッグを使ってでも眠らずに客を探すタクシー運転手 銘柄のわからないネガティブの原液 知らない言葉や共通する表情 彼が股旅で吸い込んだ有象無象は間違いなくこの作品の上に吐かれていた。 作中に出て来る固有名詞の多さから彼の足取りを辿ることができるのも、 今作のひとつの魅力と言えるだろう。 俺にとっての同世代のヒーローであり、日本国産のベストMCの1人がDusty Huskyだという事実を 再び更新してくれたことに敬意を払うしかありませんでしたよ、ほんとにもう!!
「ヤツのRAPはBEASTだ」 MOSS VILLAGEの看板として各地を真っ黒く染め上げるDINARY DELTA FORCEのメンバー、DUSTY HUSKY。 カナダ発ブルックリン経由のプロデューサー:MARCO POLOに才能を認められ、 日本人としては異例の全曲MARCO POLOプロデュースで完成した「EVERYONE D NOW」をDINARY DELTA FORCEとしてリリース。 その中でも抜群の存在感を示し、そのSKILLは彼のRAPを聞いたSCREW BALLのBLAQ POETが「ヤツのRAPはBEASTだ」とまで言わしめるほどである。 そんな言葉の壁を越え、様々な人種をROCKし続けるDUSTY HUSKY待望の2nd ALBUMがついに完成した。 タイトルに付けられた「WHY NOT」とは、自身が訪れたタイの南部の孤島で出会った友人の口グセである。 「あたりまえじゃないか」「気にするな」と言った意味以外にも、 その土地固有のスラングとして用いられる。 すなわち、近くの仲間以外には使うことのない言葉である。 そのタイトルが示す通り、本作はもう1人の自分に。 そして、いつも苦楽を分け合ってるGEM達に対してのみ歌っているという、とても半径の狭い作品となった。 だが、その制作過程は面白いことに全く逆の方向に広がっており、日本を越えてタイから始まり、ラオス・インドネシア・マレーシア・香港から広州・台湾・韓国、 はたまた千葉のジャングルなど、彼が旅の中で訪れたその土地ならではの【イマ】が詰まった作品となった。 アルバムの大半のBEATを手掛けたのは、今作により新たな出会いとなった福岡のBEAT MAKERであるDJ GQ。 そして残りをDLiP RECORDSの屋台骨であるNAGMATICとそして自身が手掛けた。 また、アルバムをよりDOPEにする客演は、DLiP RECORDSの面々はもちろん、BRAND NUBIANからSADAT X、 韓国のJAZZアーティスト:LAZY KUMA(SAX)、和モノのドラムスペシャリスト:林立夫を父に持ち、正に遺伝子が爆発しているJMK(DRUM)等が参加している。 一度逢えば誰もが虜にしてしまう、そんな彼の魅力がこの交友関係の広さからもお分りいただけるであろう。 新たな出会い、DJ GOによるDOPEスギルBEATの上で、躍動し続けるDUSTY HUSKYのRAP。 Japanese HipHOPという枠を越え、世界を見据えたクオリティの作品を是非、その耳で体感してほしい。
カナダ発ブルックリン経由のプロデューサー:MARCO POLOに才能を認められ、DINARY DELTA FORCE x MARCO POLOとしてアルバム『EVERYONE D NOW』を完成。クイーンズのBLAQ POET[SCREW BALL]曰く「ヤツのRAPはBEASTだ」と、言葉の壁を越え様々な人種をROCKするザ・ハスキー待望のセカンド・アルバム。
待たせたな... 言わずと知れたDINARY DELTA FORCEのフロントマン、DUSTY HUSKY(ex. N.I.K.E.)のソロアルバムが完成。 これまでDINARY DELTA FORCEは勿論、BLAQLIST POSSEの動きをメインに考えてきたDUSTY HUSKYが "何かが吹っ切れた"ように、ソロプロジェクトを始動。 これまでのDLIP RECORDS作品と違って大半のプロデュースを自身( MASTA PIPPEN)とDJ LEX a.k.a. LAUREN Xで手掛けた本作は、しばらく生活していたNYで大半のリリックを書き下ろした為、これまで書かれることのなかったDUSTY HUSKYの新たな一面も垣間見る事が出来る。 加えて、そのNYでの様々な出逢いから、主にEU圏やNY UNDERGROUNDでCLASSICを産み出し続けているJOE PAPSとCOMMANDER BLACKがプロデュースで参加したり、近年JOEY BADA$$などの活躍で注目を集めるPRO ERAのフロントマンであり、惜しくも他界してしまったCAPOTAL STEEZが同時期に所属していたBUENDIA BROOKLYNから奇才TIMOTHY RUIZも参加するなど、国を超えた作品となっている。 同胞、神奈川からはSIMI LABのOMSBやモチロンDLiP RECORDSの面々も参加している。
その太くて決してブレないビートでヘッズの首を降らし続け、 日本のBOOMBAP HIPHOPを牽引するNAGMATIC。 そして、昨年BLAHRMYとして約9年ぶりのアルバムをリリースして以降、 ソロとしてもEPや各方面での客演などで目まぐるしく活動し続けるSHEEF THE 3RD。 あるようでなかったこの二人のジョイントアルバムがついに完成した。 BOOM BAP SOUNDは、今や「昔ながら」を意味する言葉ではなくなり、 現行のUS HIPHOPシーンにおいても最新のサウンドとなっている。 これに呼応するようにNAGMATICのBEATも常に進化し続けている。 そして、その集大成となるこのアルバムを聴けば「進化」の意味が分かるはずだ。 他を圧倒する壮大なスケール感と相変わらずぶっといビート。 そして、真っ黒い音にも関わらず、色彩豊かなサウンド。 まさに「今」のBOOM BAPと行っても過言ではない。 そこへまさに今、脂がのっているMC、 SHEEF THE 3RDが安定感抜群に乗りこなす。 1stアルバムでは「クズ野郎のBACKA野郎」だった等身大のラップスターは、 様々な人生経験を経て2児の父親として、今や、誰もが憧れる背中を見せてくれるラップスターに。 今までも抜群のラップスキルを魅せてきたが、そこに渋みと肩肘張らないよ余裕さが加わる事でさらに一皮むけたラップを見せつける。 そんな二人にBLAHRMYの相棒MILES WORDはもちろんのこと、 DLiP RECORDSからDIRTY JOINT, DUSTY HUSKY, DJ BUNTA。 大阪からILLNANDES、長野からはMIYA DA STRAIGHTらが援護射撃。 BOOM BAP SOUNDの最先端を是非とも楽しんでもらいたい。
これは「日本語ラップ」じゃねえ、「日本のHIP HOP」だ “MOSS VILLAGEの愛すべき馬鹿野郎”こと、SHEEF THE 3RDによる待望の1st ALBUMがついに完成。 MILES WORDと共にBLAHRMYとして日本全国を真っ黒く染め上げ、その動向が注目されていた最中、全HIP HOPファン待望のALBUMがついにベールを脱ぐ。 プロデューサーには、DLiP RECORDの中でも不朽の名作「GEM ON THE SUN」のプロデュースとして知られるDJ LEXが全ての楽曲を担当。 時代の奥底に眠っているお宝を発掘するGOLD DIGGERが見つけ出した至極のVINYLの数々をじっくりと抽出させて、さらに独自のテイストを混ぜ込んで、DJ LEX特有の煙がかった”RAWでDARKな”サウンドに仕上がっている。 スキモノたちをニヤりとさせるネタ使いは、NAGMATICとはまた一味違ったDOPEな世界を描き出している。 そして、そのTRACKの上に紡ぎ出されるLYRICは、今までBLAHRMYでは語られることが少なかった自らの内面を描写したソロアルバムたるソロアルバム。 HIP HOPに人生を捧げたB-BOYとして、F**Kな世界に中指を立て続けるクソ野郎として…まるでSHEEF THE 3RDが自らを切り売りしているかのような、リアルで赤裸々に綴られたLYRICたちは、境遇は違えども誰しもがどこか共感出来てしまうような普遍的な説得力がある。 まるでブルースマンのような、リスナーの魂を震わせるRAPがここにある。 DLiP RECORDSのメンバーももちろん客演で参加。 “HIP HOP ” であることをこだわり続けた男の生き様を綴ったHIP HOP ALBUM 長い沈黙の末、全HEADZが待ち焦がれた1st ALBUMがついに…
こいつは心の作文。行方は託す。 1, 2、やる事は至って単純。 DINARY DELTA FORCE, BLAHRMY, SEGA FRONT GIANTSなどの衝撃作品を世に 放ったDLIP RECORDSより、新たな一枚が到着した。 「MIND VOOK」と題された今作は、DINARY DELTA FORCEのORIGINAL MEMBERであるRHYME BOYAによる待望の1st FULL ALBUMだ。 サムエル・エンパイアが照らすMOSS VILLAGEを眺めながら、 彼の内面から放たれたその言葉の数々は、DINARY DELTA FORCEのとはまた違った目線で、"心の作文"を カラフルに綴っている。 今作のサウンド面の大半を手がけ、FLOWを存分に引き出しているのが、 もはや説明不要、 DLIP RECORDSの極太GOLD FINGERこと、NAGMATICである。 さらにその独自の嗅覚で世界各地のBLAQ MUSICを掘り起こす HARD DIGGERであるMASTA PIPPEN'のNEW BEATSに加え、DJ URUMA,FARMY THE DIESEL,straymetalなどDLiP RECORDSのメンバーが随所にその巧みな技や味を落とし込んでいるだけでなく、埼玉はBOOTSVILLE RECORDINGSからDJ TAPPOもTRACKを提供。 さらに客演陣も、氏も所属する "無敵の4本MIC INITIAL D"ことDINARY DELTA FORCEやBLAHRMYなどDLiP RECORDSの面々に加え、多彩な音楽活動をみせるSINGERのyamako、同じ神奈川エリア で活躍するSTERUSS (ZZ PRODUCTION)より盟友CRIME 6が熱く言葉を寄せているなど、彼の交友関係を示す幅広い人選となっている。 OLD SCHOOLマナーにそったB-BOY的な遊び心が散りばめられた今作は、RHYME BOYAの単独音源を待ち望んでいたHIP HOP FREAK にとっては正に鉄板の一枚になるだろう。