あの名作ゲーム音楽をOTOTOY独占配信!!!

個人的な話で恐縮なのだけれど、私は3人兄弟の末っ子で、2人の兄が居る。兄弟で集まりお酒を飲みながら昔話をしていると、大体最後はゲームの話に落ち着く。「『ドラクエⅣ』のラスボス、デスピサロはなんと悲しい悪役だったのか」、「『MOTHER』の世界観には痺れた」、「『ロマンシング サ・ガ」のエンディングは泣けたね」と2人で盛り上がり、あまりテレビ・ゲームに没頭しなかった私はいつも取り残されてしまうのだ。2人の目は爛々と輝き、その胸もきっと熱くなっているのだろう。

その現象はサカモト教授のライヴでも起こる。サカモト教授の頭のファミコンにカセットをフーフーして挿し、彼がそのゲーム曲を演奏し始めれば、元・男子たちが歓声をあげる。右を見れば半泣きの元・男子。後ろでは「ありがとう! 」という叫ぶ元・男子。そして他人同士だったはずの彼らは同じゲームの話で盛り上がり始める。小学生だった彼らとゲーム機を結ぶ言葉はきっと「夢中」だったのだろう。その関係は彼らと共に成長し、「浪漫」という言葉に変化した。

しかし、その距離が遠くなったことは否めない。ほとんどの人が、「一日一時間」という制限が無くとも、滅多にゲームをしなくなった。大人になり人生ゲームに取り込まれ、そのキャラクターになってしまったのだ。日常というダンジョンの中で、ラスボスである社会と延々と戦い続け、あなたのHPバーはいつか黄色になってしまうかもしれない。そんな時、サカモト教授の音楽に助けを求めてはどうだろう? また思い出深いファンタジーに身を投じ、胸と目頭を熱くし、ゲームの浪漫を語り尽くせばいい。

新作『SKMT』に加え、今回特別にOTOTOY限定配信シングルも届けてくれたサカモト教授。しかもその曲は先述にもあるゲーム『MOTHER』のテーマ曲、「eight melodies」。彼にとってゲームとは? ゲームを彩る音楽とは? その能力はいつから? 覆面にマント姿で謎に包まれた名演奏家、サカモト教授に質問したいことはたくさんあった。

インタビュー & 文 : 水嶋 美和

ゲーム界の伝説の名曲として語り継がれる『eight melodies』を、サカモト教授がOTOTOY独占配信!

サカモト教授 / eight melodies

『MOTHER』、それは糸井重里がゲーム・デザインを手がけたゲーム史の歴史に残る名作。平凡な少年が地球を侵略しようとしている異星人と戦うこのストーリーのエンディングに、老若男女問わず多くの日本人が涙した! そのテーマ・ソングである「eight melodies」をサカモト教授がOTOTOYのためだけに演奏してくれました。また美しい涙を流しませんか?


サカモト教授 / SKMT


頭に乗せたファミコンにカセットをフーフーして挿すとそのゲームの曲を奏でてくれるというファミコンの中の人「サカモト教授」。YouTube やニコ動での動画再生回数が200万回を超え、2009年にAmazon・ライブ会場のちにヴィレッジ・ヴァンガードで限定発売されたミニ・アルバム「INSERT」が2000枚以上のセールスを記録した8bit/チップチューン・ミュージックの最終兵器が、ガイナックスとのコラボ曲に始まり、超名作ゲーム「MOTHER」のカヴァーなど、8曲を収録した1stアルバムを遂に発表!!! 8bit/チップチューン、ゲーム音楽、J-POP、CLUB ミュージック、エレクトロ、ブレイクビーツ、パフューム、「けいおん!! 」好きまで全音楽ファン大大大必聴盤!!!

やはり「たけしの戦国風雲児」ですね

――よろしくお願いします。… (名刺を見ながら)肩書きが『ファミコンの中の人』なんですね(笑)。でも今作の『SKMT』はゲーム音楽というより、純粋なエレクトロ・ミュージックですよね。そこは意識されましたか?

意識しましたね。ゲーム音楽らしいピコピコ音を際立たせた、最近だったらYMCKさんのような手法の音楽もいいんですけど、あまりにもそこに寄りすぎると聴く人の幅を狭めてしまうので、もっと一般の音楽ファンにも聴いてもらえるように、重いキック音やピコピコ音以外のシンセの音など、クラブ・ミュージック寄りの音を意識的に取り入れました。

――ゲーム音楽から離れていくということですか?

いや、ファミコンの中の人ですしそこは変えません。あまりゲームゲームしすぎず、かといってピコピコとしたサカモト教授らしさは残しつつという感じですね。

――教授は元々ゆーきゃんwith his best friendsのメンバーでしたよね? もうキーボーディストとしては活動されないんですか?

せっかく楽器が弾けるので、そこはパフォーマンスに積極的に取り入れたいと思っています。今のパフォーマンスは頭にファミコンを乗せてお客さんにソフトを挿してもらってその音楽を演奏するというものですが、これだとやはり権利的によろしくないんですよね。そこはこれから許諾を取っていかなくてはいけないんですけど、それとはまた別に、まだサカモト教授オリジナル曲のライヴ・パフォーマンスのスタイルが確立されてないんです。何回かトラックを流しながらそこに生演奏を合わせてるんですけど、まだ馴染んでない気がする。今、サカモト教授の課題はその二点ですね。

――初めて教授のライヴを見たのは京都のCLUB METROだったんですが、ゆーきゃんのサポートもしていたということは、教授の起源は京都ですか?

そうですよ。メタルマックスってご存知ですか?

――文脈的にファミコンのソフトの方ではないですよね? FLUIDのメンバーが入っているあのユニットの方ですか?

そのメンバーでもあります。サカモト教授の起源は京都で毎年行われているフェス、ボロフェスタにあって、ゆーきゃんwith his best friendsで初めて出た2004年、時間が余ったのでステージ上でお客さんのリクエストに応えながらゲーム音楽を弾き始めたんですね。西部講堂外の一番小さいサード・ステージってとこでやってたんですけど、ギャラリーが1000人ぐらいに増えて、それを見ていた赤犬のアキラさんが「赤犬生誕祭」の前座に呼んでくれたんですよ。その時に、じゃあメタルマックスのメンバーで何かやろうって話になって、そこで奴らがこの今頭にはめているディスク・システムを作ったんです。

――これって乗せてるだけじゃないんですか?

今はヘッド・ギアの上にマジック・テープを貼ってとめてるんですけど、最初は黒い布テープで頭の型を作って、そこにディスク・システムをすぽっと乗せてただけなんですよ。だからちょっと動いたらすぐ落ちてた。最初はメタルマックスの中で「ファミコン係長」って名前で活動してたんですけど、いつの間にか「教授」って呼ばれる様になって、そっちの方が浸透していきました。自分で坂本龍一を意識して付けた訳じゃないんです。

――今、サカモト教授の知名度が上がってきている中で、名前はこのままでいくんでしょうか?

ここまでなると思ってなかったので、どうしようかと思っているところです。ニコニコ動画で動画をアップするようになってネットで火が付いてっていうところまでは良かったんですけど、『SKMT』で正式に音楽業界にプロモーションを出した途端に坂本龍一さんの耳に触れてしまったんですよね。

――え! 本人知ってるんですか!?

Twitterで誰かが坂本教授に「こんな奴が居るけど大丈夫なんですか? 」って聞いて、「弁護士に聞いてみる」って答えてて焦ったんですけど、ちゃんと全くの別人というのが分かるから法律的には問題ないそうです。最近、サカモト教授のバンド・バージョンを始めたんですけど、そのベースのメンバーが松武秀樹さんと高橋幸宏さんの会社の人で、2人は僕の事を知ってるらしいんです。名前を変えるということは特に考えてないけど、礼儀の問題ですよね。何とかしなくては。

――京都で活動していて、東京に出てきたのはいつ頃ですか?

2006年の頭ぐらいかな。就職を機に上京して、当初はほとんど音楽活動をしてませんでした。

――再びサカモト教授としてのパフォーマンスを始めるのに何かきっかけはあったのでしょうか?

ゆーきゃんのサポートで名古屋に行った時にELEKIBASSと対バンして、そこでトロンボーン吹いてた女の子と東京の家がめっちゃ近いことがわかって、東京でまた飲み直したんですよ。彼女がやっていたバンドが太股サティスファクションっていうんですけど、そのイベントにサカモト教授で出てくれって言われて、それが東京での初ライヴですね。その時の映像が知らない間にニコニコ動画にアップされてて、それをきっかけにネット上で人気が出始めたんですよ。

――プロフィールには耳コピでゲーム音楽の演奏を始めたのは小学校低学年とありますね。ピアノを始めたのはいつ頃なんですか?

ピアノを始めたのも家にファミコンが来たのも4歳頃ですね。クラシック・ピアノをやってて絶対音感が身に付いていたので、ゲームをやりながら自然と耳コピしていました。音楽の授業前の休み時間に演奏したらクラスの人気者になれて、それを小・中・高と続けてきました。

――ピアノを弾かなかった時期はあるんですか?

ヤマハに通っていたんですけど、先生が世界的に有名な方だったらしく、めちゃくちゃ怖い人で毎回泣かされて帰って来てて、ピアノがすごい嫌いだったんです。14歳でさぼるようになって、辞めて、そこから1年くらいは一回も弾かなかったかも。でも家にピアノはあったので、高校に入ってから自然とまた弾くようになって、自分の弾きたい曲の楽譜を探してきて弾いたり、作曲したり、自由に弾けるようになってからピアノにのめり込んでいきましたね。

――高校生の頃から作曲してたんですか!?

ピアノを始めた頃に作曲も叩きこまれてたので、小さい頃から出来ました。その時期に坂本龍一さんの曲も耳コピして弾いてたので、影響を受けたアーティストとして彼の存在は実際すごく大きいんですけど、まさかこの名前で将来的に活動するとは思わないですよね(笑)。で、京都大学で軽音サークルに入って、ゆーきゃんが先輩に居て仲良くなって、一緒に本格的にライヴ・ハウスで演奏するようになったのは大学5、6回生になってからかな。留年してただけなんですけど(笑)。最初は2人でやってたんですけど、ボロフェスタに出るって決まった時に他のメンバーを誘って、そこで初めてバンド形態になったんですよ。

――そこから今に至ると。ずっと弾き続けてるんですね。

ヤマハって階級性になってて、僕は地元で一番上のクラスに居たんだけど、周りはみんな小学生なのにクラシックの教本に楽曲を載せているようなハイ・レベルな子たちだったんですよ。僕も音大の授業で大学生が読む様な楽典を読まされていて、でも漢字が読めないからふりがな書いて(笑)、理論的なことをそこで叩きこまれたのは今となってはいい経験でしたね。

――そのままクラシックな音楽の道に進もうとは思わなかったんですか?

音大に進んで音楽の勉強をしてれば良かったのかなっていうのはしばしば思いますね。

――ピアニストになりたかった?

いや、どちらかというと作曲家ですね。ゲーム音楽もそうだけど、映画とかCMとか、映像に音楽を付けて演出するのが好きなんです。坂本龍一さんが「ラスト・エンペラー」でアカデミー賞取ったのを見て、自分もいつかここに立ちたいと小さい頃思ってたんですよね。サカモト教授のライヴにももっと映像を取り入れていきたいですね。

ゲーム機は僕らにとっては単なるエンターテイメントの機械じゃない

――曲を作る時、ゲームの細かい設定まで考えてますか?

前作『INSERT』はまさにそれで、架空のゲームを想定して作りました。

――ちなみに、どういう設定ですか?

SKMT』のジャケットの世界観なんですけど、これを書いてくれたのはGAINAXなんですよね。

――すごいですね! それはどういう経緯で?

GAINAXが色んなアーティストとSFをテーマにコラボする「SF百景」という企画をウェブサイト上で展開してて、サカモト教授にも声がかかったんですよ。僕の場合は音楽なので、SFをテーマに「8bit shower for“SF百景”」を作って、その音楽のイメージからGAINAXがイラストを書いてくれたんです。ここは未来の世界で、人々が頭にファミコンのような装置を付けて、ここにソフトを入れると脳に直接繋げるようになってるんです。挿すカセットによってインプットできる能力が変わって、それを使って敵と戦うという設定ですね。このキャラクターは兵士で、他にも仲間が居るんです。

――面白そうですね。ゲーム自体は作らないんですか?

本職がプログラマーで、ゲームを作る仕事をしてるんですよ。でもまだ自分の作りたいものを作ってないので、死ぬまでに一個自分のゲームを作りたいですね。

――教授は何本ぐらいカセットを持ってたんですか?

数十本かな。多くはないと思います。うちも例に寄らず1日1時間の制限がありました。

――やっぱり一番最初のハードは2コンがマイクになるタイプのファミリー・コンピューターですよね? 思い入れのあるソフトはありますか?

やはり「たけしの戦国風雲児」ですね。まだサンタさんの存在を信じてた頃、クリスマスに「PCエンジンが欲しい」って手紙を書いて寝たんですよ。で、起きたら枕元に手紙とプレゼントがあって、明らかにPCエンジンの大きさじゃなかったんですよね。手紙にはお父さんの字で「PCエンジンはまだ早い」って書いてました。その時のプレゼントが「たけしの戦国風雲児」です。

――(笑)。それはお父様のチョイスなんでしょうか?

そうですね。あと「スーパーマリオブラザーズ3」。ゲーム屋さんに予約してたんですけど、ピアノの発表会と発売日が被ってて、発表会終わってもう閉まっちゃってるかなと思って電話したら、店員さんが「来るまでお店開けといてあげるよ」って。それで取りに行って帰って、夜にゲームするのは禁止されてたんだけど、お母さんも「今日は特別にいいよ」って言ってくれて、嬉しかったな。

――みんな優しいですね。

そうなんです。あと、スーファミは「ドラゴンクエストⅤですね。」ある日、駅前のゲーム屋さんから出たらヤンキーにカツアゲされかけて、慌ててお店に戻って店員さんにそれを言ったんです。ヤンキー達は逃げてったんですけど、店員さんが家まで送って行ってくれたんですよ。一緒に歩きながら「ドラクエⅤはいつ出るんですか? 」って話した思い出があります。

――微笑ましい(笑)。ゲーム屋の店員さんってどこも優しいですね。

その後しばらくして、やっとPCエンジンが手に入るんです。PCエンジンはちょっとエッチなソフトが多くて、初めて触れたエロゲーはPCエンジンの「ドラゴンナイト」でしたね。内容を知らずに買ってやってみたらエロくて、ちょうど中学1、2年だったんですよ。気に入ってずっとやってましたね。そこから性教育を学びました。

――それは否が応なく思い出深くなりますね(笑)。次はプレステですか?

その頃にはもう高校に入ってますね。「FINAl FANTASY」の7、8、9辺りは一作ごとにグラフィックの進化が著しかった。今はもう行くとこまで行っちゃって全部同じ感じですけど、あの当時は描画性能の向上がはっきりとわかる時期でしたね。それ以降思い入れのあるソフトは…「メタルギアソリッド」ってプレステ2でしたっけ?

――すいません… 知りません。

大学時代、友達の家で朝までやり込みました。あと大学の時はゲームキューブもあって、家に常に10人ぐらい人が居る状態を一カ月ぐらいキープして、「ボンバーマン」や「スマッシュブラザーズ」をひたすらやってました。4つコントローラーが付いてて、みんなでわいわいするタイプの任天堂らしいハードでしたね。

――今の教授もそうなんですけど、ゲームの話をする時の男性ってすごい浪漫に満ち溢れた目をしますよね。サカモト教授にとって、ゲームと音楽とは何でしょう?

今、自分の周りに集まってくれてる人達にとって、ゲームと言えばファミコン、スーファミだと思うんです。それって、その当時は単純に友達を集めて遊ぶためのものだったんだけど、今は自分達の世代で共通できるアイコンになってるんですね。今はネットもあって娯楽の幅が広がって選択肢もたくさんあるんだけど、いわゆる僕らファミコン世代っていうのは、徐々に広がっていくエンターテイメント文化をリアル・タイムに体験していた世代で、その中でみんな共通して夢中になったアイテムがファミコン、スーファミなんです。それぞれ深く残る記憶を共有できるという点で、ファミコン世代は仲間意識が強いんですよ。ゲームだけじゃなくて、その中にある音楽や絵、世界観も共有していましたしね。ゲーム機は、僕らにとっては単なるエンターテイメントの機械じゃない。同世代性を演出する自分達にとってのアイデンティティみたいなものかな。ライヴでゲーム音楽を演奏していると「あそこが難しかった」「あの敵が強かった」とか共通の話題がみんなの中で湧いてきて、それをきっかけに会話が弾む現象がよく起こるんですね。同じ世代が繋がるための絆。それを確認するための存在なんだと思います。

――サカモト教授はまさに「プレシャス・メモリー請負人」ですね。では最後に、今後の活動について教えてください。

目標としては、年内にもう一枚アルバムを作るというのと、さっき言ったようにライヴ・パフォーマンスのクオリティを高めていくこと。作曲の仕事も増やしたいし、最近はテレビやラジオからも話を頂いているので、これから活躍の場を広げていきたいですね。

Live information

2011/04/22@渋谷スターラウンジ
?春のハルメンズ祭り?
開場 : 18:00 / 開演 : 18:30
w / サエキけんぞう&Boogie the マッハモータースfeaturing 泉水敏郎 / Boogie the マッハモータース / ミサイルチューバッカ / サカモト教授 / 夢眠ねむ(fromディアステージ) / まじ☆ぽじ

サカモト教授 プロフィール

頭に乗せたファミコンにカセットを挿すとそのカセットの曲を弾いてくれるというファミコンの中の人。ゲーム音楽のレパートリーはファミコン・スーファミを中心に1000曲以上。ニコニコ動画・YouTubeにおいてゲーム音楽の演奏動画・アレンジ動画を投稿し累計400万回にものぼる再生回数を誇り、上海万博で演奏動画が上映されるなどWEBの世界から活躍の場を広げている。
またニコニコ生放送・Ustreamにおいて毎週約3000人近くを集めるストリーミング・ライブを開催し、その場で耳コピの様子を披露したり、視聴者のリクエストに応えるパフォーマンスをおこなっている。ニコニコ動画でのコミュニティーは1万人を超える。
チップチューン楽曲の制作を得意とし、2011年2月に発売したオリジナル・アルバム『SKMT』はiTunesStoreエレクトロニック部門でアルバム・シングルでダブル1位を獲得。その他リアル脱出ゲーム・テーマ・ソングやGAINAXのSF百景への楽曲提供など、オリジナル楽曲の制作でも実績を積み重ねている。日本シンセサイザー協会(JSPA)正会員。

サカモト教授 オフィシャル・サイト

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筆者について
水嶋 美和 (bobbiiiiie)

酒と音楽と漫画と映画とお笑いに囲まれながら、何かしらとにかく書き続ければと思います。

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