連続企画でWyolicaの魅力に迫る!!

昨年12月13日に東京グローブ座で行われたWyolicaのワンマン・ライブの音源『Live at The Globe Tokyo Vol1』を配信限定でリリースします! 本作は、3ヶ月連続企画の第1弾。Wyolica初のオフィシャル・ライブ音源を、第2弾、第3弾と毎月リリースしていきます。配信形式は、HQD(24bit/48khzのWAVファイル)。切なくて温かいWyolicaのライブにゆっくりと耳と体を預け、ダイナミクスと感動を味わってみてください。Wyolicaから溢れ出る魅力とは何なのか? ototoyでは今後も追い続けていきます。


Wyolica / Live at The Globe Tokyo Vol1(HQD Ver.)
1.あなたしかいない / 2.恋のうた / 3.チャイム / 4.Mercy Me〜いつか光を抱けるように〜 / 5.サヨナラ

[サポートメンバー] Bass Guitars : 沢田浩史 / Keyboards : SWING-O / Drums : 天倉正敬 / コーラス : 有坂美香
発売日 : 2010年7月2日(金)
販売形式 : HQD(24bit/48khzのwav)
価格 : 税込み980円


連続企画!! Live Archive series
・8/2(月)『Live at The Globe Tokyo Vol2』(09.12月 グローブ座)配信開始!
・9/2(木)『Live at The Globe Tokyo Vol3』(09.12月 グローブ座)配信開始!



力強さと憂いの中で

さあ寝ようと布団に潜ったはいいが、その途端に思考が巡り始め、目が冴えてしまってなかなか寝付けない。そんな夜、深夜のテレビの放送終了後に流れるただ高速を走る車だとか、どこかの国の流れる川だとか、無音の映像をぼんやりと見ていると、気付かぬうちに眠りに落ち、爽やかな朝が待っていたりする。もしそれが叶わない状況ならば、Wyolicaを小さな音量でかけてみるといい。目で追えるぐらいのスピードで流れる景色の様に、彼らのメロディはゆっくりと静かに穏やかに進む。いつしかこちらの体内リズムの方が合わせ始め、ほどけた体はじわじわと睡眠に向かうだろう。何も考えたくない時にこそ、彼らの音楽は体に染みわたるのだ。癖の無いまろやかな音楽は、舌ではなく胃袋で味わってこそその良さがわかる。

主張しすぎず静かに、けれど熱のこもった声をちゃんと届ける。ギリギリのバランスを保ち続けているWyolicaも、今年でデビュー12年目に突入する。これまで頻繁な活動をしてきたわけではないが、11年という歳月で培った貫録はその透明感の中にも十二分に窺える。街の音、雨の音、風の音、そして日常の音にすっと溶け込む無理のないポップ・ミュージックは、聴く者に安心感を与え、一つの曲の中で力強さと憂いの間を何度も行き来する人間的なAzumiの声は、多くの人の共感を呼ぶ。時にたくましく、時に頼り気なく響く彼女の声は、主に恋愛を中心に置く彼らの歌詞をドラマにまで発展させる。歌唱力以上にその演技力が魅力的だ。そして今回リリースするライヴ音源は、彼女が歌う直前直後にした息遣いまでも丁寧に再現されていて、ライヴ会場のフロアよりももっと近くで演奏を聴いている様な、臨場感以上の臨場感を味わえるものとなっている。

川を流れる水の様に透き通った彼らの音楽は、「ああ、きれいだな」「落ち着くな」と、その場の心を動かすも、通り過ぎた後5分もすれば忘れてしまうかもしれない。けれど、その美しい風景は5年も10年も記憶に留まり続け、何かの拍子に鮮明に浮かび上がる。きっとそんな風に静かに人の頭の中に降り積もり、他ではとって代わることの出来ない特別な存在となり、10年以上もの間多くのファンに支持され続けたのだろう。眠れない夜が訪れた時の為に、あなたの手元にWyolicaの音楽を。その音に頼る時から、Wyolicaとあなたの密な関係は始まるのだろう。(text by 水嶋美和)

NEWS!

Wyolica、秋に約7年ぶりのオリジナル・フル・アルバムをリリースすることが決定しました! 詳細は追ってお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

Wyolica

個別に活動していたAzumiとSO-TOが、それぞれ同時期に別々に応募したsonymusicのオーディションをきっかけに知り合い、1997年春にユニットを結成。ユニット名をWyolica(「草原の民」という意味の造語)に決定し、1999年5月21日デビュー。優しく透明感のあるヴォーカルと、穏やかで切ない歌詞・メロディーを核に、振れ幅のある、かつオリジナリティー溢れるアイデンティティーを披露。

Wyolica official web

LIVE info

Folky Soul Night 2010

7/31(土)@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN / START 17:30 / 18:00
全席指定 5,000-

8/1(日)@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN / START 16:30 / 17:00
全席指定 5,000-

o

 
 

レヴュー

【REVIEW】生活を彩る音楽隊、フィクションに誘い込むトイ・ポップ──Ribet towns『フラッシュフィクション』
[CLOSEUP]・2017年10月11日・フィクションに誘い込むトイ・ポップ──生活を彩る音楽隊・Ribet townsの『フラッシュフィクション』 渋谷系や北欧音楽への憧憬を、京都という街から鳴らす12人組ポップ・バンド、Ribet towns。今年2月にファースト・ミニ・アルバム『ショートショート』を発売したばかりの彼らが、配信限定となるEP作品『フラッシュフィクション」をリリース。前作に収録されていた「メトロ」「ショートシネマ」のリアレンジと新曲2曲の全4曲を収録した今作を、OTOTOYでは発売日に先駆け、先日より配信スタート。ハイレゾでの配信もOTOTOYのみということで、これから要注目となるであろう彼らのサウンドをぜひ良い音で楽しんでいただくとともに、レヴューを掲載。カラフルなフィクションの世界へどうぞ。 ハイレゾ版の配信はOTOTOYのみ!Ribet towns / フラッシュフィクション'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 185円(税込) / アルバム 750円(税込)【収録曲】01. ベッドタウン02. ショートシネマ03. caravan04.
by 中の人
原稿ライオット2017結果発表!!ーー聴けるボーイズユニット、CUBERSの2nd EP『マゼンタ』ハイレゾ配信
[REVIEW]・2017年10月12日・原稿ライオット2017結果発表ーー聴けるボーイズユニット、CUBERSの2nd EP『マゼンタ』ハイレゾ配信 “聴けるボーイズユニット”CUBERSが、2nd EP『マゼンタ』をリリース。ディスコ〜ブラック・ミュージックを軸に制作された1stアルバム『PLAY LIST』、そこから一歩踏み出しアイドル・ポップ然とした楽曲からロック調の楽曲まで幅を見せた1st EP『シアン』、本作はそのどちらも取り入れったCUBERSの真骨頂とも言えるEPとなっている。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信スタート!! そして、本作のレビュー記事を募集する原稿の登竜門コンテスト「原稿ライオット2017」の結果を発表する!! 審査委員長は、南波一海!! ライターを目指している人はもちろん、CUBERSを世に広めたい人、プロのライターまで、数多くの応募作の中から選ばれたグランプリのレビューをお楽しみください。 2nd EPをハイレゾ配信スタートCUBERS / マゼンタ【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【価格】単曲 250円(税込) / まとめ 1,500円(税込
峯田和伸が歌う「恋とロック」とは? 銀杏BOYZ3ヶ月連続リリースを読み解く!
[CLOSEUP]・2017年10月12日・青春に別れを告げた峯田和伸が歌う「恋とロック」とは? 銀杏BOYZの3ヶ月連続リリースを読み解く! 日本武道館での公演を目前に控えたバンド活動はもちろん、連続テレビ小説「ひよっこ」への出演などで、お茶の間の幅広い世代にもその存在感を示した銀杏BOYZ・峯田和伸。そんな銀杏BOYZが「恋とロック」をテーマとして3ヶ月連続で「エンジェルベイビー」「骨」「恋は永遠」というシングルをリリースした。今回の3ヶ月連続リリース第1弾の「エンジェルベイビー」で〈ロックンロールは世界を変えて〉と叫んだ銀杏BOYZ、そして峯田和伸は、きっとこれからもぼくらの世界を変え続けてくれるはず! あなたの世界を変えるかもしれない3作品を、「岡村詩野音楽ライター講座」講座生によるクロス・レヴューとともにお届けします。 3ヶ月連続リリース、3部作配信中【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】それぞれ 単曲 200円 / まとめ購入 400円 REVIEW : 銀杏BOYZ「エンジェルベイビー」「骨」「恋は永遠」 峯田和伸の、変わらないピュアネス(額田大志)ノイジーなバンド・サウンドの上
『23区』以降のメロウ・グルーヴ──bonobos、ニュー・シングルをリリース
・2017年10月13日・【REVIEW】『23区』以降のメロウ・グルーヴ──bonobos、ニュー・シングルをリリース メンバーの大幅な更新を経て昨年リリースされたアルバム『23区』で、その表現をネオ・ソウル〜R&Bのグルーヴへとシフトさせたbonobos。その長いキャリアのなかで大きな転換となったアルバムから1年、ここに新たなシングル『FOLK CITY FOLK .ep』を発表した。先行ですでにリリースされている、彼らの代表曲「THANK YOU FOR THE MUSIC」のリアレンジ・ヴァージョンも含む6曲は、まさに彼らの『23区』以降の現在の勢いを感じさせるものだ。端的にいえば『23区』でバンドが獲得した表現をさらに一歩推し進めた作品となっている。OTOTOYでは本作を、DSD、そしてハイレゾ版にて配信中。そしてレヴューにてその内容を紹介します。 bonobos / FOLK CITY FOLK .ep'【配信形態 / 価格】'【左パッケージ】DSD(5.6MHz) + MP3データ付きシングルまとめ購入のみ 1,800円(税込)【右パッケージ】24bit/96kHz WAV / FLAC / ALACAAC単曲購入 3
聴けるボーイズユニット、CUBERSの2nd EP『マゼンタ』をハイレゾ配信!! 南波一海によるレビュー掲載
[REVIEW]・2017年10月04日・南波一海によるレビュー掲載ーー聴けるボーイズユニット、CUBERSの2nd EP『マゼンタ』ハイレゾ配信 “聴けるボーイズユニット”CUBERSが、2nd EP『マゼンタ』をリリース。ディスコ〜ブラック・ミュージックを軸に制作された1stアルバム『PLAY LIST』、そこから一歩踏み出しアイドル・ポップ然とした楽曲からロック調の楽曲まで幅を見せた1st EP『シアン』、本作はそのどちらも取り入れったCUBERSの真骨頂とも言えるEPとなっている。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信スタート!! 南波一海のレビューを掲載する。さらに本作のレビュー記事を募集する原稿の登竜門コンテスト「原稿ライオット2017」も引き続き絶賛開催中!! 審査委員長は、南波一海!! ライターを目指している人はもちろん、CUBERSを世に広めたい人、プロのライターまで、応募は自由。本作を隅から隅まで味わいつくそう!! 2nd EPをハイレゾ配信スタートCUBERS / マゼンタ【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【価格】単曲 250円(税込) / まとめ 1,500円
【REVIEW】Okada Takuro(ex 森は生きている)の1stソロをハイレゾ配信開始
[CLOSEUP]・2017年10月04日・【REVIEW】Okada Takuro(ex 森は生きている)の鮮明な登場──1stソロをハイレゾ配信開始 2枚のアルバムをリリースし、2015年に突如解散をした“森は生きている”の岡田拓郎が、2017年10月4日、ソロ名義“Okada Takuro”としてのデビュー・アルバム 『ノスタルジア』をリリースする。マルチ楽器奏者であり、作曲家であり、更に“森は生きている”ではミキシングやジャケット写真までも手がけた、いわば芸術的創造力の塊ともいえる、岡田拓郎。そんな彼のデヴュー・アルバムは、ボブ・ディランからボン・イヴェールなど数々の名作を手掛けたグラミー賞ノミネート経験もあるエンジニア、グレッグ・カルビがマスタリングを担当。さらに、増村和彦(ex. 森は生きている)、谷口雄(ex. 森は生きてい る)、大久保淳也(ex. 森は生きている)の他に、西田修大(吉田ヨウヘイgroup)、三船雅也(ROTH BART BARON)、水谷貴次(peno 他)、優河、石若駿など彼と繋がりのある様々なアーティストも参加。多様な楽器が紡ぐ音、静かに漂う歌声がすっと心に沁み込む傑作『ノスタ
by ai
【REVIEW】大野雄二トリオ、5年ぶりのジャズ・アルバムをハイレゾ配信
[REVIEW]・2017年09月27日・ジャズ・ピアノの奥深さにハマる秋! 大野雄二トリオ、5年ぶりのジャズ・アルバムをハイレゾ配信 2017年は大野雄二特別活動年といっても過言ではないでしょう。今年に入ってなんと3作目となる作品は、5年ぶりとなるトリオ名義でのジャズ・アルバム! 現編成のトリオでのリリースは初でもある。スタンダード・ジャズナンバーから、もちろんルパンの曲まで12曲収録。これから深まる秋の夜長にハイレゾ音質でじっくり耳を傾けてはいかがでしょうか。 YUJI OHNO TRIO / LET'S FALL IN JAZZ'【Track List】01. LET’S FALL IN JAZZ feat.Lyn02. SWEET SUE, JUST YOU03. MISTY TWILIGHT04. LET’S FALL IN LOVE05. LOVE SQUALL06. LET’S FALL IN JAZZ -interlude-07. MY ONE AND ONLY LOVE08. LET’S FACE THE MUSIC AND DANCE09. A FOGGY DAY10. LOVE THEME11. THEME FROM LUPI
【REVIEW】最高傑作の呼び声高い、ホラーズの新作をハイレゾ配信
・2017年09月26日・【REVIEW】バンドの実験性の歴史を内包、そして新たなる質感も備えたホラーズの新作──ハイレゾ配信 リリースから約1週間、UKの『The Gardian』誌では満点のレヴューが掲載されるなど、すでに海外メディアでは大きな話題となっているザ・ホラーズの5thアルバム『V』。作品ごとにさまざまな方向性へと、その音楽性を変え、その登場以来、高い評価を受けてきたUKのバンド。デビューから10周年目の作品となる『V』ではこれまで挑戦してきたさまざまな音楽性を内包し、さらなる新たな一歩へと進み、バンドのポテンシャルそのものがさらに一段高い位置にあることを知らしめた、そんな作品となっている。OTOTOYではハイレゾ配信と、若干お得な、CDと同等音質のデータにて配信中(1500円!)。 ハイレゾ版&お得なCDと同様音質のWAV / FLAC / ALAC版を配信中The Horrors / V'【左パッケージ : ハイレゾ版】'【右パッケージ : CD音質版】'【Track List】01. Hologram02. Press Enter To Exit03. Machine04. Ghost05. Point Of N
by 尾野 泰幸
筆者について
水嶋 美和 (bobbiiiiie)

酒と音楽と漫画と映画とお笑いに囲まれながら、何かしらとにかく書き続ければと思います。

同じ筆者による他の記事