キツネの嫁入り、待望のセカンド・アルバム完成!

「どこにも属してないんです、キツネは。」2006年より京都で活動するバンド、キツネの嫁入り。その中心人物であるマドナシと初めて話した時、彼はそんなことを言っていた。私が彼らの音楽を誰かに伝える時、童話作家の宮沢賢治の名を引用する。全篇通して懐かしく温かで、時にゾッと背筋を凍らせる瞬間がある。そんなところがよく似ている。ミュージシャンで例えるなら? 途端に名前は出て来ない。ポップでありながらプログレッシヴ、幻想的でありつつも辛辣。一つの言葉では括れない、確かにどこかに属しがたい音楽だ。

昨年2011年には大規模な自主企画イベント「スキマアワー」を成功させ、今年2012年にはその2回目を開催し、大成功させた。昨年の開催の際に再び彼と話す機会があり、当時制作中の作品について「パンクな作品ができると思います」と嬉々として語ってくれた。で、完成した訳だ。それが本作『俯瞰せよ、月曜日』という訳だ。まずはバンドの成り立ちから。そして、いわゆる「パンク」の音からはかけ離れたこの音と言葉が語るパンクとは? 京都にあるマドナシの家でメンバー全員に話を伺った。

インタビュー&文 : 水嶋美和
写真 : 金民壽


キツネの嫁入り / 俯瞰せよ、月曜日

京都・木屋町の元・立誠小学校での自主企画イベント「スキマアワー」を主催するなど、京都シーンに深く根付いた4人組、キツネの嫁入り。OTOTOYでは収録曲「雨の歌」のミュージック・ビデオ・レビュー、「エール」の先行フリー・ダウンロード等行なってきましたが、いよいよ彼らの2ndアルバム『俯瞰せよ、月曜日』が登場です。彼らの描く寓話のような世界を、余すこと無くどうぞ。

【収録曲】
1. 俯瞰せよ、月曜日 / 2. 東西南北 / 3. エール / 4. 雨の歌 / 5. せん / 6. 結局、そう / 7. ヤキナオシクリカエシ / 8. ブルー、始まりと終わりと。 / 9. 家探し


「THE BLUE HEARTSを好きなら似た音楽は絶対にすんな」

――去年のインタビューで伺った話ですが、マドナシさんの音楽の原体験はTHE BLUE HEARTS、聖飢魔Ⅱ、長渕剛、渡辺美里だったとのことで。

マドナシ(Vo、Gt) : 我ながらすごい組み合わせですな。そこにたまも加えておいてください。

――たまを追加しても、今あるキツネの嫁入り(以下、キツネ)の音楽性にはなかなか結び付かない。他のメンバーの音楽の原体験談も聞かせてください。

ひさよ(Cho、Piano、Acordion、木琴、トライアングル) : 小学生の頃にドヴォルザークの「新世界」というオーケストラ音楽を知って「おお! 」っとなり、中学生の頃にTHE BOOMとスピッツを知って「歌っていいなあ」と思い始め、高校の部活で吹奏楽を始めて拍子や調が変わる音楽を好きになり、京都の大学に入る頃がちょうどくるりを始めとした京都バンド・ブームで、その頃からインディーズ・シーンを掘り始めました。

――藤井さんはどうですか?

藤井都督(Cho、Contrabass/以下、藤井) : 小学校の頃に、THE BLUE HEARTSを。

――お、そこはマドナシさんと通じてますね。

藤井 : 未だにTHE BLUE HEARTSの話で盛り上がれるの、マドナシくんだけやもんな。中学の時はLINDBERG、高校に入ったら尾崎豊、大阪の大学で軽音に入ってからはTHE WHOやThe Stone Rosesなどの洋楽を聴くようになりました。

――カギさんは?

カギ(Drums、percussion) : 親の趣味で小さい頃からベートーベンを聴いて育ち、実際に自分でやり始めたのは高校の軽音に入ってから。入部当時好きだったのはエアロスミスで、一番センセーショナルだった出会いはレッチリ。「こんなんもアリなんや! 」と衝撃を受けました。で、大学でまた軽音に入って20バンドぐらいをかけもちして、その中で音楽をジャンルで選ばないようになりました。

――キツネのオリジナル・メンバーはひさよさんとマドナシさんですよね。どういう風に始まったんですか?

ひさよ : 溺れたエビの検視報告書というバンドで木琴を中心とした打楽器を担当してました。
マドナシ : その頃僕はドーマンセーマンというエレキでうるさいバンドをやっていたんですけど、もうちょっと歌や言葉に重きをおいた音楽をやりたいと思い始めて、ひーちゃん(ひさよ)とアコギとアコーディオンだけでキツネを始めたんです。京都らしくベタに鴨川でセッションしたりね(笑)。
ひさよ : で、蚊に噛まれて帰る。梅小路公園でもやったよね。蚊に噛まれて帰ったけど(笑)。

――その後に加入するのがカギさんですよね?

マドナシ : 彼と僕は同じ団地で生まれ育った幼なじみで、中高と一緒だったんですけど、彼が大学に進学したあたりで会わなくなっていったんです。で、久々に再会したらジャズ・クラブに出入りするジャズ野郎になっていて(笑)。ジャズ明けの頃に僕らはキツネで活動を始めていて、一度ライヴに来てくれた時に「パーカッションを入れたら面白そう」とのことだったので、入ってもらいました。

――では最後に、藤井さんが加入した経緯は?

マドナシ : 藤井くんは元々LLamaというバンドでベースを弾いていて、2008年ぐらいかな? キツネ企画のイベント「スキマ産業」で対バンして、その夜にサポートとして演奏してもらったのが最初。それが良かったから2009年に出したファースト(『いつも通りの世界の終わり』)に4曲だけ参加してもらって、それがまた良かったから改めてメンバーに誘ったんやけど、藤井くんにはもうLLamaがあったから一度諦めて。

――サポートのままではダメだったんですか?

マドナシ : サポートって形を僕があまり好きではなくて。僕が表現したいことをお互い納得のいくところで共有して、一緒に曲作りして表現できる仲間と音楽をやりたかった。他の人を探したんやけど僕ら的なベストは藤井くんで固まってしまっていたから、誰とスタジオに入ってもしっくり来ず。で、どうやら藤井くんも一緒にやりたがってくれているらしいことを知って、LLamaとかけもちできるように活動スパンや練習時間を調整しながら、この4人でやろう! ということで今のメンバーに落ち着きました。

――マドナシさんは、この4人であることに必然性は感じますか?

マドナシ : はい。僕と藤井くんはTHE BLUE HEARTSで繋がってるので、パンクなんですよね。そのパンク的な考えをプレイに反映させて、かつグルーヴに昇華させるのが藤井くん。歌詞で出すのが僕。そこにジャンル問わず色んな要素を交らせてキツネの嫁入りたるノリを出すのがカギ。さらにそれをマニアック過ぎず、ポップにまとまるようフィルターをかけてくれているのがひーちゃんで… って今考えながら言ったんですけど(笑)、ちゃんと役割分担がありますね。

――「言葉に重きをおいた音楽をやりたい」とのことでしたが、それってTHE BLUE HEARTSの影響もあるのでは? 音楽的には毛色は違いますが、言葉を届かせるという点で。

マドナシ : ありますねえ。ヒロトやマーシーの書く歌詞は「俺たちは俺たちにしか歌えへんことを歌ってるんやから、THE BLUE HEARTSを好きなら似た音楽は絶対にすんな」って言ってるように僕には聴こえるんですよ。何かっぽいことをしているうちはパンクじゃない。自分たちにしかできないことをしなくてはいけない。そういう面で影響は強いですね。

――他に、歌詞の面で影響を受けたミュージシャンはいますか?

マドナシ : たまですね。2000年に出した『東京フルーツ』というアルバムの中に「僕と君しかこの世にもう居ないから、君が一番ブス」って感じの歌詞があって(笑)。ちょっと笑いつつもこれはすごいな。そういうはっとする言い回しを出来ればいいですね。

――曲と歌詞はどちらが先にできますか?

マドナシ : 最近はもっぱら並行して作ってます。セッションで曲を作り始めて、その時出来たフレーズを持って帰って家で弾いて、詩を書き溜めているノートがあるのでそこから言葉を拾って歌詞を考えたり。

――曲作りは全てセッションで?

マドナシ : 全てではないんですけど、セッションで作ることは多いです。歌詞は僕が主ですが、僕の考えだけでやってもバンドとして面白くないし、やっぱりメンバーとの化学反応がないと。
藤井 : でもベーシックにマドナシくんの頭の中から出てきたものがあって、そこに足していく感覚はある。俺は1から2にすることはできても、0から1は無理ですね。
カギ : どうなんだろう。藤井くんが曲を作ってきて、それがすごいポップなものだったとしてもキツネの音になるのかな。
ひさよ : マドナシくんのギターと歌が乗った時点でなるんちゃう?
一同 : ああ~。

――(笑)。「言葉」という単語が既にたくさん出てきましたが、この作品を聴き終えて私が最初に思い浮かべた単語も「言葉」だったんですよ。1曲目の「俯瞰せよ、月曜日」では「言葉は意味を話さないから/信じることはできても 意味があるかわからないから」と歌っていて、「雨の歌」では「ああ、これが傘だっけ/そういえば誰に教わったんだっけ」と歌っている。傘が傘って名前だってこと、当たり前になり過ぎて誰に教わったかなんて考えもしないし、再認識することもない。

マドナシ : ほう。

――マドナシさんは言葉ってものを疑ってるのかなと。そういう懐疑的な部分が前作よりも前面に出ていると思いました。

マドナシ : なるほど。「疑えよ」と言いたいのではなく、自分にとっての真実は自分で判断して手に入れていくものだと僕は思っていて、その為に、今まで当然のように与えられてきたものをもう一度見直した方がいいんちゃう? ということはずっと考え続けてます。前作の頃の編成では言葉を発すると前に出過ぎてしまうので、直接的な表現でそういうことを歌うのは控えてたんですけど、今の編成になって楽曲で聴かせられる幅が広がったので、もう少し歌詞をどぎつくしてもいけるかなと。という点で、今作は前作より分かりやすい表現で出しましたね。

――キツネの音楽ってすごく宮沢賢治っぽい、童話チックだなと思うんです。本は読まれますか?

マドナシ : それはたまに言われるんですけど、実は宮沢賢治を読んだことがないんですよ。本は読みますよ。ベタですが、村上龍、伊坂幸太郎やディケンズ、ポール・オースターなど。あ、村上龍の影響で「疑う」って行為を知った気がする! 彼の作品は小説もエッセイも結構な数の作品を読んでたんですけど、彼を初めてテレビで見た時に「胡散臭っ! 」って思って、そこから彼の作品を読み直しても彼の人となりの胡散臭さが呼び起こされて「これ、どうなん? 」って思うようになって。

――あ、作品どうこうではなく、マドナシさんが村上龍に対して疑い始めたんですね(笑)。

マドナシ : もしかして好きじゃないんかなとすら思い始めてます(笑)。それでも読み直すのは、自分の中の疑う感覚を呼び戻すためなんでしょうね。

パンクは新しいものを生み出す考えや原動力

――どの曲も主人公が見えてくる歌詞だと思いましたが、マドナシさんの中に明確なストーリーはありますか? 例えば、「雨の歌」。

マドナシ : これはイメージする絵がありました。あと、ひーちゃんがいい声やからもっと歌ってもらえる曲が欲しいと思って作りました。僕以外の3人があまりにも色んなことをできるもんやから、パートに捉われずに色んなことをやっていってもらいたいですね。「せん」の中盤の歌詞もひーちゃんと藤井くんに書いてもらったり。

――キツネの曲はどれも長めだけど、この曲は10分近くあるんですね。

マドナシ : これは今の僕らの集大成的な曲で、その分難産でしたね。最初は僕と藤井くんのセッションで始めて、それを一回持って帰り、歌詞は通勤途中のバスで「会社辞めたいなー仕事嫌やなー… あ、でもどうせ死ぬし」って思った時に、その時のバスの中の情景をヒントに書き始めました。

――「仕事嫌やな」から「どうせ死ぬし」って、すごい急展開な達観ですね(笑)。

マドナシ : ね(笑)。中盤に差し掛かって曲作りが難儀して、家で藤井くんと考えてたんですけど、藤井くんが提案したフレーズが良くてですね。バンドを始める前の高校生の頃は、こういう風にメンバーとアイディアを出し合いながら曲を作りたいと思っていたので、非常に嬉しかったです。

――タイトル曲「俯瞰せよ、月曜日」は、先ほど言った「会社辞めたいなー」という気持ちから?

マドナシ : まあそうなんですけど、2通りの意味があるんです。一つは、俯瞰して、今までと違った見方で自分すら見直した時が物事の始まりなんだぜ。って意味。もう一つは、逆に世間的には月曜日が始まりとされているけど、そうじゃない「始まり」の人もいるだろってところで「俯瞰せよ」と。

――そのタイトルに少しひっかけた質問なのですが、マドナシさん以外のメンバーに聞きたい。マドナシさんよりも少し離れた所から、それこそ俯瞰した目で、本作をどう評価しますか?

藤井 : 僕が加入して3人から4人になったキツネの嫁入りはいいです。前もよかったけどもっといい。
ひさよ : つまりは僕の魅力を… 。
藤井 : 聴いてください(笑)。

――ひさよさんはどうですか?

ひさよ : でも藤井くんが入ったことでみんなの自由度が高くなって、より良くなったのは確かです。コーラス・ワークも楽しくなったしね。前作から今作を出すまで、バンド的にも個人的にも色々な変化があった。でも今作はまだ着地点ではないので、これからどんどん変化していくでしょう。前作を聴いて、今作を聴いて、ライヴではもう新曲をやり始めているので足を運んでもらって、私たちの変化を楽しんで欲しいです。

――カギさんは?

カギ : 自由にやらせてもらってるけど、何をやってもいいって訳じゃない。マドナシくんの描く世界観に沿わせつつ、でも自分もドラマーとして表現はしたい。何が言いたいかというと、他にこんなドラム叩くヤツおらへんでって思ってて… 。
ひさよ : 俺の魅力を… 。
カギ : 聴いてくれ(笑)。

――ひさよさん以外、全然俯瞰してないじゃないですか(笑)。

ひさよ : 実はみんな我が強いんです(笑)。

――では最後に。昨年、本作の制作中にマドナシさんが「パンクな作品ができると思います」と話してくれたのを覚えてるんですけど、この作品は何に対してのパンクなのでしょうか。

マドナシ : 言ってましたな。パンクでありオルタナティヴな作品が出来たと思います。何に対してのパンクかと言われると、2012年、情報が溢れ返った現代において、その溢れ返っているものに対してのパンク。自分たちにしかできない固有のものを表現したいんです。

――その情報というのは、例えば?

マドナシ : かいつまんで話しますと、60~70年代にSex PiSTOLSやThe Germsのような、その当時あった既存のものに対してのカウンター・カルチャーとしてパンクという言葉が出てきた。そして80年代の後半には、BON JOVIのようなメジャー・シーンとは別のところ、ラジオ文化やカレッジ・チャートでR.E.M.やSONIC YOUTHが盛り上がり始めて、それらをカテゴライズするためにオルタナティヴという言葉が生まれた。そういう流れの繰り返しがあって、今はどのジャンルの音楽もどんな情報も、手の届く範囲で氾濫している。それに対してのパンクってものを考えると、そのあらゆる情報を知った上で、そうではない自分固有の表現をすることなんじゃないかなと。そういう作品を作りたくて、出来ました。

――いわゆるパンクな音ではないけれど、精神面、姿勢としてのパンク。

マドナシ : はい。パンクは新しいものを生み出す考えや原動力だと思っていて、自分もそうやって生きていきたいと思ってる。そんな自分が大切にしているものをファッションとして商品化されたり、薄っぺらいカルチャー化されたりするのは、非常に気に入らない訳です。そういうことに対して皮肉も込めて、僕、僕らキツネの嫁入りは、自ら「パンクです」と言い続けるんでしょうね。

RECOMMEND

長谷川健一 / 震える牙、震える水

正に魔都京都から届けられた最後の歌とでも言おうか。二階堂和美、七尾旅人、トクマルシューゴなど良質なアーティストをご紹介しているP ヴァインがお届けする最後のシンガー。歌が純粋に歌として響くことの素晴らしさを思い起こしてくれるシンガーソングライター長谷川健一。繊細で冷たい穏やかな光が暖かく震えながら降り注ぐ誰にも真似できないハセケンの世界。その官能的で優しくも切ない叫びは聞くものを別世界へと誘う。

トクマルシューゴ / Port Entropy

無印良品やSONY「VAIO」 新CM 、バンクーバー・オリンピックのスポット広告で楽曲起用、NHK「トップランナー」出演、ニューズウィーク誌「世界が尊敬する日本人100 人」にも選出! 超ロングセラーとなったサード・アルバム『EXIT』以来、2年半ぶりとなるフル・アルバム。トクマルシューゴ以外には成し得なかった新しいポップ・ミュージックの形がここに。

柳原陽一郎 / DREAMER’S HIGH

モノワカリが悪くて何が悪い。大人が歌う、オトナゲない大人の12の歌。デビュー20周年を迎えた柳原陽一郎が歌う12の歌は、まさに大人のためのオトナゲない歌。恋して、へこんで、希望に燃えて、いくつになってもココロは年齢不詳。そんな大人のわりきれない気持ちを歌う、ソロ通算7枚目のアルバム。

PROFILE

・マドナシ : Vo / Guitar
・ひさよ : Cho / Piano / Accordion / 木琴
・藤井都督 : Cho / Contrabass
・カギ : Drums / percussion

2006年頃から京都を中心に活動中。京都・大阪のライヴ・ハウスを使用した「スキマ産業」。京都木屋町の廃校を使ったフェス「スキマアワー」を主催。なんとなくの癒しの言葉や、あやふやな応援、ありきたりの恋愛歌等の要素を一切排除した歌詞。辛辣かもしれない、誰しもが身に覚えのある「誰かのせいにしたくなる、絶望的とまではいかないにしても、嘆きたくなる日常」を目の前に突きつけられる言葉達は、変拍子を織り交ぜ、アコギとアコーディオン・ピアノ・木琴・コントラバス・ドラムにより繰り出される破壊力のある楽曲により、それでいてポップ・ミュージックというフィルタを通過した、唯一無二の「キツネの嫁入り」でしかない音世界として昇華される。

既存の何かに対しての「警鐘と終焉、そして始まり」を「夕焼けと朝焼け=オレンジ」になぞらえ、この街に、人々の心に、流れる川に突き刺し、それに掴まるもよし、行き先を変えるもよしの「一つの杭」をコンセプトに、キツネの嫁入りは、時代・国・場所を越えて、人々の心に残るだろう歌と音を確実に突き刺し、残す。今そうじゃなかったとしても、いつか、その心に響く事を信じて。2012年5月大阪の老舗レーベル、ギューンカセットより、待望の2nd Album『俯瞰せよ、月曜日』をリリース。

o

 
 

インタヴュー

ニッポンのロックンロールに、新たなモッズの風? ──Layneの1stアルバム『Be The One』に迫る
[CLOSEUP]・2017年11月13日・ニッポンのロックンロールに、新たなモッズの風が吹く? ──Layneの1stアルバム『Be The One』に迫る 湘南在住、ザ・ビートルズ、オアシス、ザ・フーなどの英国音楽をはじめ、ザ・コレクターズなどのモッズ・ミュージックの影響も感じさせる4人組バンド・Layne。9月に先行リリースした7インチをきっかけに早耳リスナーの中で話題を呼んだLayneが、満を持して〈Youth Records〉から1stアルバム『Be The One』をリリース! 狂おしいほどのロックンロール・サウンド満載の10曲が収録されています! andymoriなどを輩出した〈Youth Records〉からの、新たな才能の誕生に、絶対に立ち会うべきです! このインタヴューを読めば、Layneがどんなバンドなのか丸わかり! ぜひアルバムとともにお楽しみください。 ニッポンの音楽をアップデートする、記念すべき1stアルバム! Layne / Be The One'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 2,488円(税込)【収録曲】''1. ステ
by ?
世界を旅した音楽家・谷澤智文、長編3部作の第2部完成! 第1部とともに独占ハイレゾ配信開始 & 自宅兼スタジオ、農園に潜入!
[FEATURE]・2017年11月11日・音楽と農業のあるライフスタイル──谷澤智文の農園、自宅兼スタジオに潜入! 最新作の独占ハイレゾ配信も! かつてはメジャー・レーベルに所属し、アニメの主題歌なども手がけていた音楽家・谷澤智文。東日本大震災を経たことで彼の価値観は大きく変わり、2012年に彼は今までの活動をなげうって世界放浪の旅に出た。帰国後は生活のサイクルを変え、現在は東京を離れて埼玉県加須市にて新たな生活をしながら音楽活動を続けている。昨年2016年にはアコースティック宇宙奏楽長編3部作「”ぼくらはみんな”シリーズ」と銘打った第1作目『ぼくらはみんなスペーシー(We Are All Spacy)』をリリース。そしてこの度、制作期間1年半の時を経て第2部となる『ぼくらはみんなエイリアン(We Are All Alien)』が遂に完成した。 自身の演奏に加え、これまでの活動や旅で出会った仲間たちのサポートによって産まれた今作は、壮大な世界観と細部までこだわり抜かれた彼の美学が込められた渾身の1作。アートワークは前作に引き続き、気鋭の漫画家・panpanyaが担当、アルバム特設サイトには詩人・谷川俊太郎からのコメントも寄せられているので、
渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾
・2017年11月11日・ATAK過去作配信第3弾、今回は渋谷慶一郎の1stソロ、そして渋谷の原点となったアーティストの作品も 2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第3弾は、2004年リリースの渋谷慶一郎の1stソロ・アルバム『ATAK000』にボーナス・トラックが2曲加わった、2011年の『ATAK000+』。そして渋谷慶一郎が音楽の道を志すきっかけとなった、実験音楽の巨星、高橋悠治の関連作2作。『ATAK002』での共演から親交をさらに深め、〈ATAK〉からのリリースとなった、高橋悠治のソロ作で、電子音楽作品によるフル・アルバムとしては12年ぶりとなった『ATAK006』。そして、こうした交流が渋谷慶一郎とmaria、そして高橋悠治との共演ライヴへと結実、凄まじい緊迫感の中繰り広げられたこのライヴのドキュメントとなった『ATAK007』の3作品だ。インタヴュー : 八木皓平 ミニマリズムは結構強力な乗り越える対象としてあって ──いま、パ
by 八木 皓平
大西順子、バラッド集&ピアノ・トリオ新作を先行ハイレゾ配信スタート
・2017年11月10日・大西順子、待望の8年ぶりのレギュラー・トリオと、初のバラッド集をリリース──先行ハイレゾ配信 2度の活動休止(2012年には引退宣言も)からの復活を遂げ、昨年は菊地成孔プロデュースによるニュー・アルバム「Tea Times」をリリース「Tea Times」をリリースするなど、ここにきてまた活動を活発化させているジャズ・ピアニスト、大西順子。そんな活動の勢いを象徴するように2枚のアルバムを同時にリリースする。まずはファン待望、8年ぶりとなる待望のピアノ・トリオ・アルバム『Glamorous Life』、そして彼女が10年以上、そのアイディアを温め続けてきたという初のバラッド集『Very Special』の2枚だ。OTOTOYではこの2作を、11月15日のCDリリースを前に、24bit/96kHzのハイレゾ音源データにて、先行配信開始いたします。さらには本作を巡るインタヴュー敢行。『Jazz The New Chapter』監修のジャズ評論家、柳樂光隆によるインタヴューを掲載いたします。また次週には同インタヴューの後編として、往年の名ジャズ・ピアニストに関して、柳樂が大西に問う特別企画も掲載予定です。そちらもお
10年前に想像してた10年後よりも楽しく音楽をやれてる──GHEEEの、5thアルバムを独占ハイレゾ配信 & インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2017年11月08日・10年前に想像してた10年後よりも楽しく音楽をやれてる──GHEEEの、5thアルバムを独占ハイレゾ配信 PLAGUES、PEALOUT、ZEPPET STOREといった90年代中盤以降のギター・ロック・シーンを担ってきたメンバーを中心にHisayo(tokyo pinsalocks / a flood of circle)が加わり2007年に結成されたドリーム・バンド、GHEEE(ギー)。個人やその他のバンドでの活動と共に4枚のアルバムを発表しつつ、今年で結成を10周年を迎えた彼らですが、この度5枚目のアルバムとなる『CINQ(サンク)』を完成! OTOTOYでは今作をハイレゾ独占配信すると共に、フロントマンである近藤智洋と深沼元昭へのインタヴューを掲載。10年の歩みを感じる、今までのアーティスト写真やライヴ写真と共にお楽しみください! 結成10年目のアニヴァーサリー作!! ハイレゾ配信はOTOTOYのみ!!GHEEE / CINQ'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC 【配信価格】単曲 324円(税込) / アルバム 3,780円(税込)【収録曲】''01.
H ZETTRIOから全音楽ファンに送る最高のクリスマス・プレゼント──メンバーへのメール・インタヴュー!
[CLOSEUP]・2017年11月08日・キラキラとワクワクが空から降ってくる!!! H ZETTRIOから全音楽ファンに送る最高のクリスマス・プレゼント ルックスと人柄の良さ、人並み外れた演奏力で子供から大人まで幅広い層から支持を集め、人気沸騰中のピアノ・トリオ、H ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)。着々と年末へのカウントダウンもはじまりつつある11月8日に、聴くとたちまち笑顔が溢れ、踊れる、そんなアレンジをほどこしたクリスマス・アルバム『H ZETTRIOのChristmas Songs』をリリース。誰もが耳にしたことのある定番曲の数々をカヴァー、さらにオリジナル楽曲も2曲収録された贅沢この上ない1枚に仕上がっている。OTOTOYでは今作のハイレゾ配信を実施するとともに、キラキラときめくクリスマスへの思いを馳せる、新定番のアルバムについて訊いた、メンバーへのメール・インタヴューを掲載します! 笑って踊れるウィンター・アルバム!! H ZETTRIOのChristmas Songs / H ZETTRIO'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【価格】単曲 432円(税込) /
by 岡本 貴之
いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズって?!
[CLOSEUP]・2017年11月08日・いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズってナニモノ?! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”…… というキャッチコピーとともに7人全員がマイクをとって歌い、昭和歌謡もアイドル・サウンドもフォークもロックもパンクも飲み込んだ“ナツカシイサウンズ”を展開する京都のバンド「バレーボウイズ」。もう、これ、あなたの心を鷲掴みにすること間違いなしです! まずはOTOTOY大プッシュということで、とにかく聴いて欲しいのです。なのでフリー音源「真夜中のレコォド」を用意しました、まずは聴いてください! しかも、そんな彼らの1stをハイレゾで配信しているのはOTOTOYだけ。 ということで、興奮してなにがなんだかわからないかもしれませんが、とにかく聴いて欲しい一心でインタヴューも掲載します。「ひとりバレーボウイズ」としてソロ活動もしているネギ(guitar / vo)に登場してもらいました。先日開催された〈ボロフェスタ2017〉で撮影されたライヴ写真とともにぜひ。 まずはこれをダウンロード!!! 収録曲「真夜中のレコォド」期間限定で無料で配信中! バレーボウ
by JJ
東京のハードコア・パンク・バンド、V/ACATIONが新体制初となる音源を先行配信 & インタヴュー掲載!
[CLOSEUP]・2017年10月26日・自分たちだけで完結しない「+何か」──東京のハードコア・バンド“V/ACATION”、新体制初音源をリリース! 東京のハードコア・パンク・バンド、V/ACATIONが2年ぶりとなる音源『Your Name Here』をドロップ。2010年に〈Less Than TV〉より1stアルバム『with vacation』、2015年に自主でカセットテープ『Vacant or Action』をリリースしてきた彼らですが、その間に2度のメンバー・チェンジを経て現在はメロディック・パンク・バンド、Shipyardsでギター / ヴォーカルを務める篠沢がベースで加入し、今作はその体制で初となる音源。リリースは彼らとも古くから親交があり、海外バンドの招聘なども手がける〈imakinn records〉。OTOTOYでは11月に7インチで発売予定の今作を発売に先駆けて配信開始するとともに、メンバー・チェンジなどを経た今のV/ACATIONに話を訊いた。 11月のリリースに先駆け、先行配信開始!!V/ACATION / Your Name Here'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) /
筆者について
水嶋 美和 (bobbiiiiie)

酒と音楽と漫画と映画とお笑いに囲まれながら、何かしらとにかく書き続ければと思います。

同じ筆者による他の記事