News

2022/11/28 12:00

 

□□□三浦康嗣、スタジオ設立へクラファン実施 リターンはソロALを“10 年先行リリース”

 

□□□(クチロロ)を主宰し、多くのアーティストの楽曲を手掛けてきた音楽家・三浦康嗣が、立体音響技術を用いた音楽制作のために 360 Reality Audio に対応したレコーディングスタジオの設立を構想。

その設立資金を集めるべく、「うぶごえ」でクラウドファンディングを実施することを発表した。

VR 技術やメタバースなどの拡張現実が盛んになっていく中、ステレオ・2mix が基本となっている昨今の音楽・音響のあり方を再定義する存在「360 Reality Audio」。近い将来に音楽制作・リスニングのベーシックとなりうるこの立体音響技術を用いて楽曲制作・実験・研究をすることで、音楽界・社会へ貢献したいと考え、スタジオ設立構想に至ったという。

今回のリターンの目玉として用意されたのは 2 枚組完全新作ソロアルバム。これまでの数々のクライアントワークをまとめた『WORK』がソロ名義で発表されているものの、書き下ろしのソロアルバムは今回が初めてのリリースとなる。このアルバムは本企画限定 10 年先行販売となり、今回の企画を逃すと作品を一般視聴出来るのは早くても 10 年後。それまでの期間、既に公開されている1曲を除いてサブスク・配信も行われないという。

「一般的な流通ルートに乗せず、後から聞きたくても聞けない音楽があったら面白いのでは?」という三浦の着想から、旧来の音楽ビジネスの構造に対して実験を行いたいという意向もあり、本企画のみでの販売が決定。意欲的に制作に取り組んでいるようだ。他にも、法人向け・個人向け楽曲プロデュース権やオリジナルジングル制作のほか、三浦ソロとしては初のグッズとなる T シャツ、レコード店向けソロアルバムの卸販売など多数のリターンが用意された。プロジェクトページは現在先行公開中で、実施期間は 11 月 25 日(金)20:00〜翌年 1 月 28 日(土)23:59。

コメント
■三浦康嗣コメント
「音楽の未来を切り拓くという、いささか大きすぎる文言を掲げたスタジオをつくります。ずっと進んでいなかったソロ作品をリターンとすることで、自分の中で腑に落ちるプロジェクトとなりました。アルバムは企画的なものではなく、今の自分の全てを注ぎ込む渾身の歌ものとインストの2枚組ポップスアルバムです。クチロロはボーカルのメンバーがたくさん加入したので、次回作以降、今までのクチロロのように三浦康嗣がメインでボーカルをとる機会の激減が見込まれます。三浦康嗣のボーカル楽曲を聴きたいクチロロファンは是非今回のソロアルバムを買ってください。趣旨にご賛同いただける方・作品にご興味を持たれた方は、ご支援いただけますと有り難いです。」

インフォメーション
・プロジェクトページ
https://ubgoe.com/projects/257


[ニュース] □□□(クチロロ)

あわせて読みたい


TOP