2021/04/13 12:00
ドイツのアンダーグラウンド/オルタナティヴな音楽シーンの「今」を紹介する、ベルリン拠点のインディペンデント マガジン『RISIKO(リジコ)』がクラウドファンディングを経て、ついに創刊された。
創刊号のテーマは「WALL(壁)」。巻頭特集では、ドイツ在住の新旧ミュージシャン30組をピックアップし、「今もなおドイツの音楽シーンに“壁”はあると思うか?」という問いを投げかけた。
CANのダモ鈴木、NEU!のミヒャエル・ ローター、DAFのロバート・ゲアル、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのアレクサンダー・ハッケといった大御所ミュージシャンから、2019年に初来日を果たしたアイソレーション・ベルリンなど現行の若手バンドまで参加している。
ドイツというとテクノやメタルといったイメージが先行してしまい、ロックを中心としたドイツの音楽シーンはあまり スポットライトが当たらない。『RISIKO』は、そんな鎖国状態の続くドイツの音楽シーンを国外へ紹介し、 ミュージシャンが国外に発信できる環境を作る、そして自分たちの好きなシーンを掘り下げ、今起きていることを記録に残していくことを目指している。
【書籍情報】
RISIKO magazine
クラウトロック、ノイエ・ドイチェ・ヴェレ、ハンブルガー・シューレ、そして現在まで。ドイツのアンダーグラウンド/オルタナティヴな音楽シーンの「今」を紹介するインディペンデントマガジン。
<参加ミュージシャン>
Damo Suzuki (CAN)・Michael Rother (NEU!)・Moritz R (Der Plan)・Robert Görl (DAF)・Frank Z (Abwärts)・ Gudrun Gut (Malaria!)・Östro 430・Alexander Hacke (Einstürzende Neubauten)・Thomas Fehlmann (Palais Schaumburg)・Wolfgang Müller (Die Tödliche Doris) ・Andreas Dorau・Frank Spilker (Die Sterne)・Stereo Total・Jan Müller (Tocotronic)・King Khan・Melissa E. Logan (Chicks on Speed)・Chuckamuck・Jaakko Eino Kalevi・Mary Ocher・Eastie Ro!s・Camera・Erregung Ö entlicher Erregung・Fenster・Isolation Berlin・Friends Of Gas・Kyotaro Miula (Minami Deutsch)・International Music・GYM Tonic・Swutscher・ Jealous
『RISIKO Issue 1 “WALL”』
2021年 2 月12日発売(ドイツ) 追って4月上旬より国内でも発売予定。
判型:W182mm × H257mm
頁数:56 ページ(カバー:リソグラフ印刷、内 56 ページ:オフセット印刷) 部数:初版 500 部
言語:日英バイリンガル
価格:2,420 円(税込)
<取り扱い先>
日本:代官山蔦屋書店、ディスクユニオン、Alffo Records、FILE-UNDER RECORDS、flotsambooks、Forever Records etc...
ドイツ:do you read me?!、Pro qm、ROSA WOLF、Zabriskie、Blume und Raum、Lodown magazine、Wood Wood Berlin、La Pochette Surprise Records etc...
【インフォメーション】
・https://twitter.com/risikomagazine
・https://www.instagram.com/risikomagazine/