EXTON


〈ハイドン:交響曲集 Vol. 10〉 第38番「こだま」、第41番、第43番
飯森範親/日本センチュリー交響楽団
日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当盤は第11回、第12回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。 柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。


宇野功芳の“すごすぎる”世界-モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲、交響曲 第 40番、ベートーヴェン:交響曲 第 5番 「運命」
宇野功芳/大阪フィルハーモニー交響楽団
これは2005年4月、ザ・シンフォニー・ホール(大阪)で行われた—宇野功芳の“すごすぎる”世界—の記録である。このコンサートの呼び物は、なんといっても宇野功芳と大阪フィルとの初共演、にあった。フアンにとっては、宇野功芳が師と仰いでいた故朝比奈隆の名門オーケストラからどのような音楽、いかなる響きを呼び覚ますのであろうかという期待が、大きく膨らんでいた。宇野功芳指揮となれば、一種のデモーニッシュなスタイルを想像される向きもあろうが、ここに生まれた響きは、そのようなイメージを圧倒的に覆してしまう。とにかく全編、“すべてが、一期一会”(宇野功芳)という、この音楽家のパッションが燃えたぎっていて、スリリングこの上ない。たとえば「運命」は、自在な即興性を発揮しながら、一点の曇りもないほど明快で、晴朗。しかも、生命力にあふれていて、輝しい。その強靭な気力充実ぶりが、聴くものの心をゆり動かさずにはおかない。オーケストラも、この個性無比な指揮に、見事なほどの堂々たる正攻法で応えている。しかもそこに“朝比奈のこだま”が宿っていることも、フアンには胸こがすような嬉しさではないだろうか。モーツァルトもベートーヴェンも聴き飽きたという方に、このエモーショナルでドラマティックな音楽をお勧めしたい。

エクストン・オーケストラ・サウンド
V.A.
古今のオーケストラ名曲を最良の音質でお聴きいただくコンピレーション・アルバム。壮麗にして、光彩あふれるレパートリーを収録、大オーケストラのスペクタキュラーを存分に味わっていただけます。

シャコンヌ
木嶋真優&江口玲
木嶋真優のソロデヴュー録音です。炎のような情熱と冴え渡るテクニックでヴィターリのシャコンヌを始めドヴォルザークのスラヴ舞曲、ファリアのスペイン舞曲等々なじみある小品を陰影のある見事な表現で披露します。

碧のイタリア歌曲
宮本益光&アンサンブル・クラシカ
イタリアの代表的な美しいメロディあふれる歌曲集で宮本益光ののびやかで色気のある美声は表題のようなイタリアの紺碧の空のを思わせ存分にその魅力を堪能していただけます。

親子のためのクラシック
V.A.
柔軟な感受性を持つお子さまが夢を広げ音楽の楽しさを知る事ができるよう、クラシック曲のあらゆる分野から、個性的な音色や特徴的なリズムをもったものを収めています。ご家族の団欒のひとときにこれをお聴きください。

パッショナート ラフマニノフ ピアソラ作品集
藤森亮一&武本京子
片や爛熟のロシア・ロマンティシズム最後の巨匠ラフマニノフのチェロ・ソナタで、片や20世紀アルゼンチン・タンゴの革命児として名を馳せたピアソラのタンゴでダンスリズムの中に生息する特有のエロティシズムを据えて、両者の異次元に見える情念の対比と調和をチェロとピアノが絡み合って音楽絵巻を展開します。

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲
木野雅之
ヴァイオリニストにとっては「バイブル」である、バッハ:無伴奏パルティータを、木野は音楽家としての奇跡を示す覚悟で収録。高い集中力と日ごろの練磨による驚異的な技巧による木野のすがたをありのままに記録した曲集です。

佐藤 眞:「土の歌」/團 伊玖磨:「筑後川」/木下 牧子:「鴎」/武満 徹:「うた」より
山田和樹 , 東京混声合唱団 & 東京交響楽団
日本人作曲家による合唱の名曲を、山田和樹 指揮、東京混声合唱団&東京交響楽団という贅沢な編成で演奏しました。アカペラから壮大な''大地讃頌''まで、暖かく美しい歌声が響き渡る一枚です。

シューベルト:ピアノ・ソナタ 第18番 & 第14番
伊藤深雪
ヨーロッパで研鑚をつんだ伊藤深雪の演奏するフォルテピアノによるシューベルト。楽器はプラハで1811年制作されたオリジナルのものを使用しました。当時シューベルトが奏でていたであろう音色がここに蘇ります。
![ブルックナー:交響曲 第9番[原典版]](https://imgs.ototoy.jp/imgs/jacket/00/00/03/0000000003.1291277008_180.jpg)
ブルックナー:交響曲 第9番[原典版]
朝比奈隆 & 大阪フィルハーモニー交響楽団
ミロシ・マギン[1929-99]はポーランド出身のフランスを拠点に活躍した作曲家、ピアニストです。生涯のテーマをポーランドのための舞曲とし、多くの作品がポロネーズやマズルカを基本としています。生前のマギンと親交の深かった江崎昌子がマギンの作品を紹介します。

マーラー: 交響曲 第2番 「復活」
ズデニェク・マーツァル & チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
N響の首席ファゴット奏者として、その地位を名実ともに固めている水谷上総。第2作品目となる今回のリリースは、ヒンデミットやカリヴォダなどドイツ人作曲家のものを集めたアルバムとなりました。ファゴットのマスター・ピースとして、勉学中の学生たちにも手本となるものです。楽器の限界までその完成度を求めた内容です。

マーラー: 交響曲 第9番
ズデニェク・マーツァル & チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
N響首席ファゴット奏者として内外で活躍中の水谷上総のソロ・デビューアルバム。安定した音色と確かなテクニックで聴くものに至福のときを与えます。
![ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調 [ハース版]](https://imgs.ototoy.jp/imgs/jacket/03/13/84/0000031284.1290434593_180.jpg)
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調 [ハース版]
朝比奈隆 & 大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈のブルックナー演奏史の中で最も演奏回数の多い交響曲第7番はまさに彼の十八番(おはこ)と言っても過言ではありません。手塩にかけた手兵大阪フィルとの最後の7番。2001年5月10日、大阪・フェスティバルホールにて収録。
![ブルックナー:交響曲 第5番[原典版]](https://imgs.ototoy.jp/imgs/jacket/03/13/84/0000031284.1290434546_180.jpg)
ブルックナー:交響曲 第5番[原典版]
朝比奈隆 & 大阪フィルハーモニー交響楽団
ブルックナーの交響曲第5番は、分厚い音響と強靭な楽曲の性格から筋金入りの指揮者やオーケストラであっても演奏を躊躇するほどの難曲として周知されています。朝比奈隆と大阪フィルによる、長年培われてきた揺ぎない信頼関係から生まれる究極の第5番をご堪能下さい。2001年4月21日、大阪・ザ・シンフォニーホールにて収録。
![ブルックナー : 交響曲 第8番 [ハース版]](https://imgs.ototoy.jp/imgs/jacket/03/13/84/0000031284.1289823703_180.jpg)
ブルックナー : 交響曲 第8番 [ハース版]
朝比奈隆 & 大阪フィルハーモニー交響楽団
演奏をする上でのありとあらゆるテクニックを盛り込んだクロイツェルヴァイオリン教本。木野雅之の太く厚い音色と超絶技巧が、一つ一つの小品に生命をあたえます。
![ブルックナー : 交響曲 第4番 「ロマンティック」 [ハース版]](https://imgs.ototoy.jp/imgs/jacket/03/13/84/0000031284.1289823545_180.jpg)
ブルックナー : 交響曲 第4番 「ロマンティック」 [ハース版]
朝比奈隆 & 大阪フィルハーモニー交響楽団
2002年度レコード・アカデミー大賞交響曲部門を受賞するなど、朝比奈&大フィルの、数多くある演奏の中でも絶賛を受けた名演中の名演。

ジパング・ミーツ・ボウシュコヴァー・イン・プラハ
トロンボーン・クァルテット・ジパング & ヤナ・ボウシュコヴァー
2007年、小林研一郎がそれまで一度もタクトを取らなかったマーラー9番の初演奏。気迫のライブ演奏は必聴です。

ベートーヴェン: 3つのピアノ・ソナタ 第4番、第14番「月光」、第23番「熱情」
セルゲイ・エデルマン
美しい音色と、完璧なコントロールを誇るエデルマン。技術的にはもちろん、彼の感性があふれるベートーヴェンを堪能できます。

チャイコフスキー:交響曲 第4番
ズデニェク・マーツァル & チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
冒頭から圧倒的なまとまりを見せる金管の咆哮。チェコ・フィルならではのふくよかな弦楽器の歌。それらに絡み合うように丸い線を描き出してゆく木管の音色。それらチェコ・フィルの燦然たる音を、マーツァルはダイナミックなエネルギーを保持しながらも細部まできめ細かくまとめ上げてゆきます。

ベートーヴェン:交響曲第9番
小林研一郎 & 日本フィルハーモニー交響楽団
1999年12月の小林=日フィルによるサントリーホールでのライブ盤です。「炎の第九」と形容される小林特有の熱気あふれるタクトが、99年を締めくくるにふさわしい感動を呼ぶコンサートになりました。

R.シュトラウス: 「ツァラトゥストラはかく語りき」 他
エド・デ・ワールト & オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダ最強の実力派コンビによる至極の名演です。デ・ワールトが、その功績をたたえられて「桂冠指揮者」のタイトルを与えられた直後の演奏を収録。濃密な後期ロマン派の音楽世界をお楽しみください。

ロマンス - フルート & ハープ名曲集
ロマン・ノヴォトニー & ヤナ・ボウシュコヴァー
アフラートゥス・クインテットのリーダ、ロマン・ノヴォトニーと国際的ハーピスト、ヤナ・ボウシュコヴァーのデュオ作品。クラシックのよく知られた小品ばかりを集め、親しみやすい一枚となっています。

マーラー:交響曲 第1番「巨人」
ズデニェク・マーツァル & チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
第1楽章冒頭から奏でられる弦楽器と木管の静謐な旋律は信じがたいほど深く優美に響き、要所で宝飾のように輝くチェコ・フィルの燦然たる金管の音色は聴きものです。演奏の隅々までマーツァルとチェコ・フィルによる生きた音色が溢れ、両者のマーラー演奏への特別な敬愛と賛辞で奏でられる第1番「巨人」の登場です。

ベートーヴェン 七重奏曲 、 六重奏曲
ベルリン・フィル八重奏団
ベルリン・フィルならではのフレージング。フックスの薫り立つようなクラリネットの音色。ナストゥリカの天才的なテクニック。ベルリン・フィル古参メンバーでもあるシュトレーレの渋味のきいた味わい深いヴィオラの音色…。そこに天才バボラークのホルンが加わり至極のアンサンブルを作り出しています。

ブラームス 交響曲第 2番
小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
小林研一郎=日本フィルによるブラームス交響曲全集の第1弾です。巨匠コバケンがブラームス特有のリリシズムとのびやかな音楽の自然な流れをうたい上げています。木管ソロの表情のゆたかさ、弦楽器のしっとりとした美感と共にオーケストラとの呼吸もピタリと合った迫真のライヴです。

マーラー:交響曲第2番「復活」
小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
全身を震わす強烈なアクセント。小林のもつスケールの大きな音楽性に、日本フィルが見事に応えています。この両者が織りなす、人間の最も深いところにに訴えかけてくる、喚起の詩をお聴きください。2002年7月サントリーホールにて収録。

「春の祭典」&「新世界より」
小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
どこを聞いても巨匠コバケン、いや、「我らのコバケン」の世界がほとばしります。熱く歌い上げる「新世界」。炸裂するリズムとオンキョウの権化、「春の祭典」。小林&日フィルが、全音楽ファンに贈る今世紀最大のプレゼントです。

オルフ:カルミナ・ブラーナ
小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
小林は、この大曲の場面場面をリアルに、また幻想的に表現していきます。あふれんばかりの小林の情熱と人間愛が、音の一つ一つに込められています。小林の表現が全開となった、この輝かしきドラマをお楽しみ下さい。

チャイコフスキー :交響曲第5番
小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
6月13日サントリーホールで行なわれた白熱のコンサートのライヴ録音。チャイコフスキーの交響曲第5番といえば、小林の十八番中の十八番。この重量感の名曲の楽想をくまなく我が物にし、すでにホームグラウンドである日本フィルの息も抜群に、改心の名演を聴かせます。

「新世界」 と 「モルダウ」
小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
日本のみならずヨーロッパでも不動の人気を確立している小林研一郎。このアルバムでは、チェコ音楽の代名詞ともいわれる2大名曲を往年の名コンビである日本フィルと共に見事に描ききっています。ライヴの臨場感もさることながら、実演収録とは思えないほどの緻密な録音も必聴です。

GLORIA トランヘ゜ット名曲集
ミロスラフ・ケイマル (トランペット) & アレシュ・バールタ (オルガン)
チェコ・フィルの名トランペッター、ケイマルのソロ・アルバム。ケイマルの音は時には激しく、また時にはこの上なく優しく豊かに、楽器を超越して人の心を揺さぶります。ヒューマンなサウンドがルドルフィヌムのアコースティックとともに珠玉の名曲を歌いきっています。

「クリンゲン」 ベルリン・フィルハーモニー・ブラスクインテット
ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・クインテットコンラディン・グロート (トランペット)
クリンゲンとは、その二つが調和して高らかに響き渡り、ミューズの神が音楽として美の世界を創造する瞬間を表す、ドイツのマイスターたちがよく使う用語です。ベルリン・フィルの名手たちが奏でるこの音楽こそ、まさにドイツの正統派のクリンゲンなのです。

ブラームス 交響曲 第1番
ズデニェク・マーツァル 指揮 & チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
マーツァル&チェコ・フィルのコンビによるブラームス交響曲シリーズ第1弾。チェコ・フィルの暖かく豊潤な音色によってブラームスの奥深い響きが見事に引き出され、マーツァルのタクトならではの緻密で高揚感溢れる演奏が展開されます。マーツァルの熟考された曲作りが相俟ったブラームス。新たなチェコフィルの魅力、伝統を聴き取ることができます。

マーラー:交響曲第5番
V.A.
21世紀のチェコ・フィル黄金時代を牽引するマーツァル。2003年10月首席指揮者就任コンサートのライヴ盤です。マーツァルが長年の外国生活の後、すべてにおける経験が最も円熟した時期に万感の思いで祖国に戻り、チェコ・フィルのシェフに就任した喜びとエネルギーに満ち溢れた最高の演奏です。