小林 研一郎 指揮 & 日本フィルハーモニー交響楽団
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小林研一郎=日本フィルによるブラームス交響曲全集の第1弾です。巨匠コバケンがブラームス特有のリリシズムとのびやかな音楽の自然な流れをうたい上げています。木管ソロの表情のゆたかさ、弦楽器のしっとりとした美感と共にオーケストラとの呼吸もピタリと合った迫真のライヴです。
全身を震わす強烈なアクセント。小林のもつスケールの大きな音楽性に、日本フィルが見事に応えています。この両者が織りなす、人間の最も深いところにに訴えかけてくる、喚起の詩をお聴きください。2002年7月サントリーホールにて収録。
小林は、この大曲の場面場面をリアルに、また幻想的に表現していきます。あふれんばかりの小林の情熱と人間愛が、音の一つ一つに込められています。小林の表現が全開となった、この輝かしきドラマをお楽しみ下さい。
6月13日サントリーホールで行なわれた白熱のコンサートのライヴ録音。チャイコフスキーの交響曲第5番といえば、小林の十八番中の十八番。この重量感の名曲の楽想をくまなく我が物にし、すでにホームグラウンドである日本フィルの息も抜群に、改心の名演を聴かせます。
日本のみならずヨーロッパでも不動の人気を確立している小林研一郎。このアルバムでは、チェコ音楽の代名詞ともいわれる2大名曲を往年の名コンビである日本フィルと共に見事に描ききっています。ライヴの臨場感もさることながら、実演収録とは思えないほどの緻密な録音も必聴です。
大規模な編成で6楽章を有するこの大曲が、小林の情熱と見事な構成力によって一篇の叙事詩として蘇ります。第1楽章冒頭の凛とした気迫。そして心に染み入る感動的な終楽章まで優しく、そして力強く小林と日本フィルが真の人間愛を謳い上げます。
どこを聞いても巨匠コバケン、いや、「我らのコバケン」の世界がほとばしります。熱く歌い上げる「新世界」。炸裂するリズムとオンキョウの権化、「春の祭典」。小林&日フィルが、全音楽ファンに贈る今世紀最大のプレゼントです。