Gunsmith Production

KOHHとKEIJUの新作から考える“コンシャス”──斎井直史「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第25回

連載

KOHHとKEIJUの新作から考える“コンシャス”──斎井直史「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第25回

2月はあっという間ですね! ギリギリ滑り込みで今月の「パンチライン・オブ・ザ・マンス」をお届けです! 前回は現在20歳のビートメイカー/ プロデューサーしてANARCHYが新プロジェクトとして立ち上げた〈1%〉からアルバム『Arsonist Under』をリリースしたYamieZimmerをピックアップしました。今月は『DIRT II』から2年半ぶりの新作となったKOHHと〈Sony Music Labels〉と契約後まとまった音源としては1枚目となるKEIJU、どちらもゲリラ・リリースで話題を集めた2作品…

【REVIEW】大人になったSALUが描く藍色の世界とは?──過去最高傑作『INDIGO』のハイレゾ配信がスタート!!

レビュー

【REVIEW】大人になったSALUが描く藍色の世界とは?──過去最高傑作『INDIGO』のハイレゾ配信がスタート!!

香取慎吾、尾崎豊の息子である尾崎裕哉、湘南乃風の若旦那、韓国のラップ・グループiKON等からの作詞オファーやSKY-HI(AAA・日高光啓)との共作アルバムなど、自身のクリエイティヴのみならず多方面で活躍を続けるラッパー・SALU。前作『Good Morning』はゲストにSalyuや中島美嘉、トラックにtofubeatsやケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)などを招き製作された意欲作でしたが、4枚目のアルバムとなる今作『INDIGO』はよりポップに重きを置いた1枚に。気になる客演には漢 a.k.a GA…

D.O『THE CITY OF DOGG』配信開始

レビュー

D.O『THE CITY OF DOGG』配信開始

東京都練馬区のMC達で結成されているヒップ・ホップ集団・練マザファッカーのボス・D.O。一時はテレビ番組にも出演し、日本語ヒップ・ホップの垣根を広げた人物だが、2009年には不祥事を起こし現場から離れたD.O。2010年にシーンに復帰してから2作目となる今作の『THE CITY OF DOGG』。常にオリジナルで有り続けてきたD.Oが辿り着いた答えを、本作を聞いて確認してほしい。...…

SALU インタビュー&独占PV特典!!

インタビュー

SALU インタビュー&独占PV特典!!

今回紹介するのは、ほぼ無名の状態から突如脚光を浴びているラッパーSALUだ。彼はアーティストとしての個性と共に今のリアルな若者の空気を纏っている。ひょうひょうとした風貌に、端正な顔立ち、ポージングや仕草を見れば、彼がニュー・タイプのラッパーであることを誰も疑問には思わないだろう。...…

SIMI LAB 1stAlbum『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』

インタビュー

SIMI LAB 1stAlbum『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』

グループというのは存在しているだけで我々を楽しませてくれる。サザンオールスターズや米米CLUBのように、大人数で賑やかなグループがステージに上がるのをみると、それだけでワクワクした。ヒップ・ホップでいえば、いわずもがな、Wu-Tang Clanだ。矢継ぎ早に全く異なる声質によるラップが聴けば、彼等の文化を知らずとも、憧れてしまうような力がある。非常に魅力的な個性が目まぐるしく混在しているならば、グループとはそれだけでエンターテイメントなのだ。その点、SIMI LABはズルい。神奈川県の無名のクルーだった彼ら…

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