B.T.H. RECORDS
血塗ラレタ旅路 - Bloodstained Journey ~ The Best Collection
兀突骨
スラッシュ・メタルの疾走感とデス・メタルの残虐性を兼ね備えたテクニカル・サウンドをベースに、武士のロマンをテーマにした日本語詞をデスヴォイスで咆哮するエクストリーム・サウンドを身上とする兀突骨。“川越の残虐王”デビュー15周年を記念し、ベスト・アルバムとレア音源集を同時リリース! デビュー15周年記念リリース第一弾となるベスト・コレクションは、現メンバーで制作された『因果応報 - Retributive Justice』(3rdアルバム:2015年)、『兵ドモガ夢ノ跡 - Where Warriors Once Dreamed a Dream』(4thアルバム:2016年)、『背水之陣 - The Final Stand』(5thアルバム:2018年)、『黄泉ガヘリ - Back From The Underworld』(6thアルバム:2023年)からのセレクトに加え、2009年リリースの『魍魎』(1stアルバム)と2013年リリースの『影ノ伝説 - Legend of Shadow』(2ndアルバム)収録の2曲をリ・レコ―ディングして収録。同時リリースのLPとは少々異なる内容になっている。 手数が多いながらも重く響くドラミングを激速で展開する秋田のドラム、怒涛の速弾きとメロディアスなフレーズを紡ぎ出すソリッドな円城寺のギター、鬼気迫るグロウルと超絶スラッピング・ベースで牽引する高畑のヴォーカル/ベースが一体となったドライヴ感抜群の極上のエクストリーム・サウンドは唯一無二。加えて禍々しさを増幅させる漢字とカナの入り混じった曲名や歌詞や和装の衣装など、彼等独特のオリジナリティを再確認できる仕上がりになっている。初心者からマニアにまで対応するベスト・アルバムだ。
疾風ノ如ク - Like a Whirlwind ~ The Rare Collection
兀突骨
スラッシュ・メタルの疾走感とデス・メタルの残虐性を兼ね備えたテクニカル・サウンドをベースに、武士のロマンをテーマにした日本語詞をデスヴォイスで咆哮するエクストリーム・サウンドを身上とする兀突骨。“川越の残虐王”デビュー15周年を記念し、ベスト・アルバムとレア音源集を同時リリース! デビュー15周年記念リリース第二弾となるレア・コレクションは、新曲1曲、アルバム未収録曲1曲、リ・レコ―ディング1曲、デモ3曲、ライヴ5曲というお宝音源満載の作品。 「此レガ我ラノ生キタ証」と力強く宣言する「生前葬 - Funeral before death」は、グルーヴィーなイントロから雪崩れ込むように展開しつつも、キャッチーなリフワークが印象的な彼らの新機軸を体現した新曲。 アルバム未収録曲のインスト「籠城鉢形 - Into the Hachigata Castle」は、彼らには珍しいミディアム・テンポの正統派ヘヴィ・メタル・サウンドで、バンドのバックボーンを感じさせる佳曲。 リ・レコ―ディングの「殉教者 - Jyunkyousha」は、2009年リリースの『魍魎』(1stアルバム)収録曲で、ライヴでも頻繁にプレイされており、ファンにはお馴染みの代表曲。 デモ3曲は『因果応報 - Retributive Justice』(3rdアルバム:2015年)収録曲2曲と『黄泉ガヘリ - Back From The Underworld』(6thアルバ:2023年)収録曲1曲。アレンジやギターソロなど、完成版とは異なるアプローチを楽しむことができる。 更にバンド初となるライヴ5曲は、『背水之陣 - The Final Stand』(5thアルバム:2018年)リリース直後のいわきと柏でレコーディングされたもので、粗削りながらも一糸乱れぬ演奏力の高さとライヴ特有の高揚感を味わうことができる。まさにマニア垂涎のレア音源集だ。
疾風ノ如ク - Like a Whirlwind ~ The Rare Collection
兀突骨
スラッシュ・メタルの疾走感とデス・メタルの残虐性を兼ね備えたテクニカル・サウンドをベースに、武士のロマンをテーマにした日本語詞をデスヴォイスで咆哮するエクストリーム・サウンドを身上とする兀突骨。“川越の残虐王”デビュー15周年を記念し、ベスト・アルバムとレア音源集を同時リリース! デビュー15周年記念リリース第二弾となるレア・コレクションは、新曲1曲、アルバム未収録曲1曲、リ・レコ―ディング1曲、デモ3曲、ライヴ5曲というお宝音源満載の作品。 「此レガ我ラノ生キタ証」と力強く宣言する「生前葬 - Funeral before death」は、グルーヴィーなイントロから雪崩れ込むように展開しつつも、キャッチーなリフワークが印象的な彼らの新機軸を体現した新曲。 アルバム未収録曲のインスト「籠城鉢形 - Into the Hachigata Castle」は、彼らには珍しいミディアム・テンポの正統派ヘヴィ・メタル・サウンドで、バンドのバックボーンを感じさせる佳曲。 リ・レコ―ディングの「殉教者 - Jyunkyousha」は、2009年リリースの『魍魎』(1stアルバム)収録曲で、ライヴでも頻繁にプレイされており、ファンにはお馴染みの代表曲。 デモ3曲は『因果応報 - Retributive Justice』(3rdアルバム:2015年)収録曲2曲と『黄泉ガヘリ - Back From The Underworld』(6thアルバ:2023年)収録曲1曲。アレンジやギターソロなど、完成版とは異なるアプローチを楽しむことができる。 更にバンド初となるライヴ5曲は、『背水之陣 - The Final Stand』(5thアルバム:2018年)リリース直後のいわきと柏でレコーディングされたもので、粗削りながらも一糸乱れぬ演奏力の高さとライヴ特有の高揚感を味わうことができる。まさにマニア垂涎のレア音源集だ。
Observable Universe
Potalist with Joe-G
ソロ作品としては『Circle Castle Temple』(2020年)以来、約4年振りとなる本品は、Potalist with Joe-G名義でのリリースで、前作同様オール・インストの作品となった。 スピーディーに展開していく楽曲と表情豊かなサウンドで、一気にJOE-Gワールドへと引き込む手腕は相変わらずで、デスメタル、メロディアスハード、ジャズ・フュージョンなどなど、JOE-Gのバックボーンを感じさせる超絶テクニカルな楽曲が並ぶ。 刻みは鋭く速く重く、ソロは情感豊かに奏でられるJOE-Gのギターを主軸に、時にユニゾンで疾走し時にメロディアスなフレーズを奏でるBluetüsのベース、ブラストビートやツーバスで激速ビートを叩き出しつつも手数の多いJulienのドラムが混然一体となり、各メンバーの圧倒的なテクニックが見事なバランスで結実した傑作だ。
Night of the Zombie Party
ZOMBIE RITUAL
2003年、ブラックメタルバンド「凶音(まがね)」の活動停止を期に、同バンドの3名に新ドラムを加えて結成。コンセプトをガラリと変え、「Tokyo Zombie Metal」と称してオールドなデス/スラッシュメタルを演奏。デモ1本でアメリカのRazorback Recordsとの契約を得て、2004年にリリースされた1stアルバム『Night of the Zombie Party』がついにリマスター再発! すべての曲名に「Zombie」を冠し、ゾンビーと酒をテーマに日本語+英語で現代人の心情を描く歌詞、スラッシュメタルからデスメタルへの過渡期のサウンドを目指した、キャッチーかつ疾走感あふれる楽曲等々、バンドのオリジナリティは既に確立されており、聴く者を一気にゾンビー・ワールドへ引きずり込む! ボーナス・トラックとして、ドイツのApathic View ProductionsからリリースされたEP『Zombies from Tokyo』(2007年)収録曲5曲、自主制作でリリースされたデモ『Fast and Alcoholic』(2003年)収録曲3曲、2007年にレコーディングされながらリリースされていなかった未発表曲1曲の合計9曲を追加収録(デモと未発表曲は初CD化)。
Day of the Zombie Demons
ZOMBIE RITUAL
2024年4月にBLOODBATH RECORDSとCAPTURED RECORDSの共同リリースでライヴ・アルバム『死霊のゾンビーパーティー – Zombie Koiwa Party – Too Rotten to LIVE』を発表した彼ら。並行して作業を進めていた3rdフルが、ついにリリース。フルアルバムとしては『Dawn of the Zombie Slaughter』(2012年)以来、12年振りとなる。 「Zombie」を冠した曲名はこれまで通りながらも、英語詞での表現が多くなり、シンプルな日本語詞がかえって強いインパクトを放つ。また音が太く硬質な感触になり、ベースとドラムの突進力が倍増したことで、全体的なサウンドも重量感を増し引き締まった印象を受ける。 彼らならではのキャッチーなスピード・ナンバーは本作でも健在。さらにN.W.O.B.H.M.を髣髴とさせる愁いを含んだリフが秀逸な抒情ナンバー「Run Zombies Run」や、重厚感溢れるミディアム・ナンバー「No Zombies Never Die」といった、彼らにとって新機軸ともいえる楽曲も違和感なく収まった秀逸な出来栄えだ。 キャッチーさと疾走感に磨きをかけた、究極のゾンビー・スラッシュ・サウンドがあなたに襲い掛かる!
Dawn of the Zombie Slaughter
ZOMBIE RITUAL
2003年に活動を開始したZOMBIE RITUALは、「Tokyo Zombie Metal」と称してオールドスクールなデス/スラッシュメタルをプレイ。1stフル(2004年)とはリズム隊をチェンジして、ドイツのPower It Upからリリースした2ndフルアルバム『Dawn of the Zombie Slaughter』(2012年)がついにリマスター再発! すべての曲名に「Zombie」を冠し、ゾンビーと酒をテーマに日本語+英語で現代人の心情を描く歌詞、スラッシュメタルからデスメタルへの過渡期のサウンドを目指した、キャッチーかつ疾走感あふれるサウンドが特徴。2ndでは楽曲の幅も広がりヴォーカルの表現力も向上、さらに整合感とドライヴ感を増した強力作となった。 ボーナス・トラックとして、2016年にアメリカのHorror Pain Gore Death ProductionsからリリースされたTERMINATION FORCEとのスプリットCD収録曲5曲、2010年にチェコのDoomentia RecordsからリリースされたSWARMINGとのスプリット7インチ収録曲1曲、2007年にアメリカのInimical RecordsからリリースされたSPRING BREAK!とのスプリット7インチ収録曲2曲、そして2007年にレコーディングされながらリリースされていなかった未発表曲1曲の計9曲を追加収録(7インチ収録曲と未発表曲は初CD化)。
The Psyche
KIYO The Gut Guitar
アンデルセン童話にインスパイアされた世界をガット・ギターで綴る12章からなる物語・・・SILVERBACKで魂のギターを奏でるKIYOの心象風景を映し出したアナザー・ワールドともいえるソロ・アルバム。ボーナス・トラック5曲を含む全17曲中15曲はインストで、ガット・ギターの素朴な音色で表現されるその音世界は、SILVERBACKとの共通項も見受けられ、愁いを帯びたメロディが優しく響き静かな感動を湧き起こす。 オープニングを飾る「Firebird (火の鳥)」はSILVERBACKのアルバム『THE HIDDEN』(2023年)に、12曲目の 「Fade Away」と17曲目の「The Fallen Leaves Do Not Resent The Wind」はSILVERBACKのアルバム『THE FALLEN LEAVES DO NOT RESENT THE WIND』(2016年)に、それぞれバンド・ヴァージョンが収録されている。また4曲目の「The Psyche」はSILVERBACKのアルバム『A Thought On Life Duration Of Species And Human』(2006年)に2分弱のヴァージョンが収録されていたが、本作では9分弱のロング・ヴァージョンとして収録されている。 アートワークの原画は、KIYOの息子である田中釈寛君による作画であり、親子共作作品ともなっている。
邯鄲の夢
Bleed for Pain
Hayato(G)を中心にバンド結成。後にChurch Of Miseryへ参加するHideki(Vo)や現ANOTHER DIMENSION /INTESTINE BAALISMのNoken(G)が在籍し、山梨県甲府市を拠点に活動していたハードコアバンドBleed for Pain。2001年にリリースされた彼ら唯一のアルバムが遂に再発(初CD化)。 全9曲20分強、終始ハイテンションで爆走するジャパニーズ・ハードコア・スタイルながら、ブラック・メタルからの影響も垣間見せるメタリックな高速トリプル・ギター・サウンドが彼らならでは存在感を放つ。 Hideki(Vo)の紡ぎだす独特な世界観を持つ歌詞、時にメロディアスなフレーズをぶち込む激速リフ、暴走するリズムが、目まぐるしく変化していく楽曲の構成と相まって破壊力抜群のサウンドを築き上げている。 またHideki(Vo)とNoken(G)によって構築されたアルバムの最後に収録されている「黒い憎しみのマンセ」は、ハードコアの枠を超えた彼らならではのカオティック・エクストリーム・サウンドといえるだろう。 更にボーナス・トラックとしてオムニバス収録曲と未発表音源5曲を追加収録。(10)、(11)、(12)はアルバムと同傾向のファスト・チューン。(13)は重いリフが心躍るアップテンポ・ナンバー。(14)は「黒い憎しみのマンセ」を彷彿とさせる16分超えのカオティック・ノイズ。彼らの懐の深さをうかがい知ることができる楽曲が並ぶ。 2000年代初頭の幻の名盤が今ここに蘇る!
Body ~ The Singles
Marge Litch
東京を拠点に活動していたプログレッシヴ・ハードロック・バンドMarge Litch。リイシュー・プロジェクトの最後を飾るのは、2003年以降にリリースされたシングルをまとめたコンピレーション・アルバム。一部にリレコーディングやリミックスが施され、更に未発表曲をも収録した注目作だ。 ドラマティックでキャッチーな「Body - 冷えてゆく身体」、メタリックでヘヴィなギターリフが印象的な「Solution」、リミックスが施されたストレートなハードロック・ナンバー「Wild Rose」、ツーバスの疾走感が心地よい未発表曲「Good Night」、メロディアスなヴォーカル・ラインが秀逸な重厚でヘヴィなナンバー「Osiris」、10分を超える壮大なミディアムテンポの超大作「殯の丘」、リミックスが施された王道ハードロック・ナンバー「In This Fight」(Remix)、堂々と歌い上げるヴォーカルが耳を惹く一部リ・レコーディングとリミックスが施された10分超えの大作「Dionaea」、彼らの代表曲の未発表ヴァージョン「Marge Litch 2015」と一部の隙も無い仕上がりだ。 収録楽曲の年代の幅も広くメンバーの入れ替わりも多い時期のコンピレーションながら、劇的に展開していく楽曲をテクニックに裏打ちされたダイナミックなプレイで聴かせるMarge Litchらしさは少しも損なわれていない。本作もまたMarge Litchを語るうえで外すことのできないアーカイヴ作品といえるだろう。
Cruel Alternative ~ Live Tracks Vol,2 (LIVE)
Marge Litch
東京を拠点に活動していたプログレッシヴ・ハードロック・バンドMarge Litch。マスターテープはPAミキサーからダイレクトに録音したDATテープで、1998年から2002年辺りのライヴから厳選されたライヴテイクを収録。また先日リリースとなった『Particulioh』と今回同時発売となる『Witch of Ice ~ Live Tracks Vol,1』との楽曲の重複は一切ないピックアップとなっている。 メロディアスなキーボードに導かれて進行する「The Haunted Woods Part 2」、重厚な雰囲気を醸し出す「Crimson Flames」、楽器隊の超絶プレイが堪能できる「Prayer」、10分を超える感動的な大作「The Adventures of Torimn」、キャッチ―なメロディーラインが耳を惹く「Midsummer Night's Dream」、ライヴでのギターとキーボードのバトルでファンには馴染み深い「Cruel Alternative」、メタリックなギターリフが緊張感を煽る「Satan's Last~The Ring of Truth」、抒情的なバンドの代表曲の一つ「Finale」、ギターとキーボードの掛け合いが凄まじい「Masquerade Game」と、前作同様、本作も凄まじいテクニックと表現力を合わせ持つミュージシャンたちが繰り広げるエンターテインメントを楽しんでいただきたいライヴ作品。 またバンド・リーダーである横山 嘉照みずからの手による解説文は、当時のツアーやライヴについて触れられており、とても興味深い内容に仕上がっている。本作もまたMarge Litchを語るうえで外すことのできないアーカイヴ作品だ。
COMPLETE DEADEN THE NERVE
ROSEROSE
ROSEROSEバンド結成40周年記念の3ヶ月連続リイシュー第三弾は、P.M.A RECORDSより1990年にカセット作品としてリリースされた『DEADEN THE NERVE Pt.1』(初CD化)と1992年にリリースされたCD EP作品『DEADEN THE NERVE Pt.2』をカップリングし、完全版となった『COMPLETE DEADEN THE NERVE』。 『SURROUNDED BY FOES』(1990年:カセット)の次にリリースされたカセット作品『DEADEN THE NERVE Pt.1』は、デスメタル・スタイルへと接近した最初の作品で今回が初CD化。当時バンドが指標していた「とにかく重くて速い」を追及し、更にホラー映画など音楽以外のカルチャーからのエッセンスも吸収した結果辿り着いたサウンド。ヴォーカル・スタイルもデスヴォイスへと変化し、不安感を煽るSEも効果的に配置された作品だ。 『BRUTALIZE』(1991年)の翌年に発表された『DEADEN THE NERVE Pt.2』は、4曲収録のCD EPとしてリリースされた作品で、ROSEROSE史上最も複雑な構成を持った楽曲が並ぶ。ツインギター編成となったことで分厚い音の壁を構築し、完全にデスヴォイスへと進化したヴォーカルが縦横無尽に唸り叫び、重く突進力あるビートを叩き出すドラムが一体となり、ROSEROSE流デスメタルの完成形ともいえるサウンドを披露。初期の名曲「Holy Terror」のデスメタル・ヴァージョンも流石の完成度を誇る。 ジャパニーズ・デスメタルのアーカイヴともいうべき重要作の再発第三弾だ。
Witch of Ice ~ Live Tracks Vol,1 (LIVE)
Marge Litch
東京を拠点に活動していたプログレッシヴ・ハードロック・バンドMarge Litch。マスターテープはPAミキサーからダイレクトに録音したDATテープで、1998年から2002年辺りのライヴから厳選されたライヴテイクを収録。また先日リリースとなった『Particulioh』と今回同時発売となる『Cruel Alternative ~ Live Tracks Vol,2』との楽曲の重複は一切ないピックアップとなっている。 楽器隊の超絶なバトルからスタートするオープニングを飾る「Haunted Mansion」、ヘヴィなギターが唸りを上げる「Desire for Wealth」、抒情的な大作「Rain of Tears」、軽快なリズムで展開していくインストゥルメンタル曲「Eau Rouge」、変拍子が入り乱れながら進行し超絶ベースプレイが堪能できる「Witch of Ice」、壮大で勇壮な「The Sacred War」、10分を超えるバンドの代表曲のひとつ「Fantasien」、2013年頃に演奏されていた「ヴィア・ドロローサ」の原曲ながら未発表曲の「Memory of Scars」と、凄まじいテクニックと表現力を合わせ持つミュージシャンたちが繰り広げるエンターテインメントを楽しんでいただきたいライヴ作品。 またバンド・リーダーである横山 嘉照みずからの手による解説文は、当時の機材について細かく触れられており、とても興味深い内容に仕上がっている。本作もまたMarge Litchを語るうえで外すことのできないアーカイヴ作品だ。
BRUTALIZE
ROSEROSE
ROSEROSEバンド結成40周年記念の3ヶ月連続リイシュー第二弾は、P.M.A RECORDSよりリリースされた『BRUTALIZE』(1991年)と『SURROUNDED BY FOES』(1990年:初CD化)のカップリング・リイシュー!ROSEROSE自らが立ち上げたレーベルから初のCDリリースとなった『BRUTALIZE』(1991年)は、YACHI(G)が加入しツイン・ギター体制になり、デスメタル・サウンドへとシフトチェンジして初のフルレンス・アルバム。1991年当時の日本のシーンにおいてはまさに画期的なサウンドで、間違いなく最初期のデスメタル作品といえるであろう歴史的な重要作。また記念すべきP.M.A RECORDS初のリリースとなった『SURROUNDED BY FOES』(1990年:P.M.A001)は、当時カセットのみでリリースされており今回が初音源化となる作品。
LIQUIDATION
ROSEROSE
2023年12月にバンド結成40周年を迎えるROSEROSE。彼らの40周年を記念して、3ヶ月連続リリースでリイシュー・プロジェクトが始動!その第一弾リリースは、ともに初配信となる『LIQUIDATION』と『THROBBING OF THE NEEDY』のカップリング・リイシューに決定! UKハードコア・レジェンドHERESYのメンバーであるKalvが主宰する<IN YOUR FACE>より、1990年にリリースされた『LIQUIDATION』は、当時「速く重く」を追及していた彼らが、メタリックな要素をも盛り込んで完成させたクロスオーバー・サウンドで、後のデス・メタル・サウンドにも通じるサウンド・メイキングが印象的な作品だ。ボーナス・トラックの『THROBBING OF THE NEEDY』は、1988年にVINYL SOLUTIONよりリリースされたSICとのスプリットLPで、今回はROSEROSE SIDEを収録。よりハードコア色が強いながらも速さと重さを兼ね備えたサウンドが特徴的。ジャパニーズ・ハードコアのアーカイヴともいうべき重要作の再発だ。
Particulioh
Marge Litch
Marge Litch リイシュー・プロジェクト第二弾。 2000年リリースのライヴEPが遂にリマスター再発。ボーナス・トラック1曲追加収録。 東京を拠点に活動していたプログレッシヴ・ハードロック・バンドMarge Litch。2000年にリリースされたライヴEP『Particulioh』が、リマスターされボーナス・トラックを追加収録し遂に再発! 当時バンド自身が立ち上げた新レーベル ML RECORDS の記念すべき第一弾としてリリースされた作品でもある。スタジオ・アルバムで聴くことのできたテクニカルな演奏は、長尺曲が多いながらもそのままに再現・展開されており、全編に渡って彼らの演奏技術の高さが示された作品。 ずっしりとしたリズムから様式美風なギターとキーボードが絡むミディアムテンポの「魔物の森」、楽器隊の凄まじいバトルが繰り広げられる「管理社会の罠」、目まぐるしく展開していく「彗星の翼」、哀愁漂う力強いリフが印象的な「悲しい決断」、楽器隊の応酬が聴き応えのあるインスト・ナンバーの「MP4/7」と、緊張感溢れる演奏が強烈なインパクトを放つライヴ作品で、そのずば抜けた演奏力に引けを取らない堂々としたパフォーマンスを披露するヴォーカルもまた見事だ。また20分弱のボーナス・トラックの「悲劇の泉」は、ライヴならではの生々しさを感じさせるテイク。 ジャパニーズ・ハードロック・バンドの演奏技術の高さを証明する傑作だ。
黄泉ガヘリ
兀突骨
スラッシュメタルの疾走感とデスメタルの残虐性を兼ね備えたテクニカルなサウンドをベースに、武士のロマンをテーマにした日本語詞を掛け合わせたエクストリーム・サウンドを身上とする"川越の残虐王"こと兀突骨の6thアルバム。禍々しさを増幅させる漢字とカナの入り混じった曲名や歌詞、和装の衣装など彼等独特のオリジナリティも健在。現体制での4作目ということもあり、抜群の安定感と阿吽の呼吸を感じさせる作品に仕上がった。
Ritual - Live in Tokyo
ROSERICH
東京を拠点に活動していたプログレッシヴ・ドゥーム・メタル・バンド、ROSERICH。1997年にリリースされたライヴ・カセット作品で、全8曲を収録した1時間を超える大作『Ritual - Live in Tokyo』が待望の初CD化。収録曲のほとんどが8分を超える長尺曲で、重く引きずるようなギターリフと歪きったベースが奏でるドゥ―ミーなヘヴィ・サウンドが特徴的。伸びやかに歌い上げるヴォーカルが、時に呪術的な歌いまわしも披露し暗黒世界を演出する傑作。フリーフォームな「Intro」に続きゆったりと始まる「Psychotic Waltz」、ドゥ―ミーな反復リフが重く響く「Memories of Love」、フリーキーなインプロから雪崩れ込むハードロック・テイストの「Withdrawal Symptom」、コンパクトながらもドラマティックな展開をみせる「The Awakening」、抒情的な「I Believe Again」、本作のハイライトともいえる18分超えの大作「Souls」、変化に富んだヘヴィな「The Old Bitch Is Back」等々、楽曲の完成度も高い。
生∞死
諸田コウ
フレットレス・ベースを巧みに操り、日本のミュージック・シーンにその名を轟かせた孤高の天才ベーシスト、諸田コウ。1997年にリリースされた唯一のソロ・アルバムが、リマスターされ待望のリイシュー! 三柴理氏と梯郁夫氏を迎えて制作された本作は、DOOMで聴くことのできた鬼気迫るようなプレイとは対照的なオール・インストのジャンルレスな作風で、ウォームでしなやかにうねるベースラインがとても美しい作品に仕上がっている。
THE HIDDEN
SILVERBACK
前作『The Fallen Leaves Do Not Resent The Wind』 (SPIRITUAL BEAST:2016年5thアルバム)から実に7年振り、札幌を拠点に活動を続ける北の重鎮SILVERBACK。バンド結成から36年を迎え、さらなる進化と深化を遂げた6thアルバムが遂にリリース。これまでの作品同様、朗々と力強く歌い上げるヴォーカル、悲哀を纏う情念のギター、縦横無尽に暴れまわる歪きったベース、屋台本を支えるパワフルなドラム・・・トリオ編成という最小限のユニットで、独自の音世界を探求する。メタルファンにもパンクファンにも愛される、全身全霊の激烈サウンドは本作でも健在だ。
UBIGUN
UBIGUN
1990年代に札幌を拠点として活動していたUBIGUN。1992年リリースのデモ『UBI-GUN』と1996年リリースのデモ『UBIGUN』をカップリングし待望のリイシュー!咆哮するヴォーカル、徹頭徹尾刻み倒すギターリフ、緩急の変化をダイナミックに生み出すリズム等々、当時のジャパニーズ・アンダーグラウンド・シーンでもトップクラスの完成度を誇るUBIGUN待望の再発!
画竜点睛
Dragon's eye
ジャパニーズ・ハードロック・シーンを牽引してきた猛者―――南 安秀(Vo:ex.Hurry Scuary,Muthas Pride)、清水 道明(G:EBONY EYES EXCELLENT)、寺石 浩樹(G:EBONY EYES EXCELLENT)、岩城 保夫(B:EBONY EYES EXCELLENT)、角谷 考宣(Ds:EBONY EYES EXCELLENT)―――により結成されたハードロック・バンド、それがこのDragon's eyeだ。ウェットで色気を感じさせるヴォーカル、流麗でメロディアスなツインリード、ボトムを支える重厚なリズムが三位一体となり、極上のハードロック・サウンドを構築している。
Nyx filia
JURASSIC JADE
『id - イド』('20年)以来、約2年振りとなるフル・アルバム。他に類を見ない彼等ならではの激烈サウンドに加え、圧倒的な存在感を放つHIZUMIのヴォーカルが生々しく響く!新たなJURASSIC JADEを印象付ける驚愕の傑作!
Nyx filia
JURASSIC JADE
『id - イド』('20年)以来、約2年振りとなるフル・アルバム。他に類を見ない彼等ならではの激烈サウンドに加え、圧倒的な存在感を放つHIZUMIのヴォーカルが生々しく響く!新たなJURASSIC JADEを印象付ける驚愕の傑作!
WAR SONGS
DAMZELL
80年代半ば、福岡で結成された本格派パワー・メタル・バンド DAMZELL。2ndアルバム『WAR SONGS』(1992年)に、デモ『SHOCK OF THE GUILLOTINE』(1987年)から3曲を追加収録し待望のリイシュー!
READY TO ATTACK
DAMZELL
80年代半ば、福岡で結成された本格派パワー・メタル・バンド DAMZELL。1stアルバム『READY TO ATTACK』(1989年)に、デモ『SHOCK OF THE GUILLOTINE』(1987年)から3曲を追加収録し待望のリイシュー!
AGAIN
藤原 正紀
十二単のヴォーカリストであり、日本人初の金髪ロック・ヴォーカリストとしても話題となった藤原 正紀のソロ・アルバムが遂に再発。十二単のアルバムとして制作がスタートしながらも、諸事情によりソロ名義でのリリースとなった本作は、力強い藤原のヴォーカルを中心として、憂いを帯びたツイン・リードを絶妙に散りばめたメロディアスなサウンドを志向。
LOVING WOMAN - THE HISTORY OF 12HITOE
十二単
日本人初の金髪ロック・ヴォーカリストとして話題となった"藤原 正紀"擁する伝説のヘヴィメタル・バンド 十二単。その派手なルックスやライヴ・パフォーマンスなどの話題が先行しながらも、ヤマハ主催のコンテストにて幾つもの受賞歴を持ち、ANTHEMやSABBRABELLS等も参加した伝説の名オムニバス『HEAVY METAL FORCE』(エクスプロージョン・ワークス)へ楽曲を提供するなど、着実に実績を積み上げていた本格的なヘヴィメタル・バンドだった。当時のインディーズ・シーンで注目を浴びながらも、約7年の活動中には音源リリースが皆無だった彼ら。オムニバス参加楽曲を含むレア音源を多数収録した編集盤が遂に登場。