Title | Duration | Price | |
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Miracles feat. Wez Atlas alac,flac,wav,aac: 24bit/48kHz | 02:45 |
Discography
Itaq、年の瀬の寒さにどこか温かく寄り添う、神聖で前衛的な失恋ソング「Take Care, My Friend feat. 小松成彰 & Tokky」をリリース
Itaq、年の瀬の寒さにどこか温かく寄り添う、神聖で前衛的な失恋ソング「Take Care, My Friend feat. 小松成彰 & Tokky」をリリース
Itaq、soakubeatsと組んだ1stアルバム「委託」のデラックス版をリリース、 Itaqが、アンダーグラウンドでその名を馳せる国内ヒップホップ界の異端児:soakubeatsとタッグを組み、自身初となるアルバム『委託』をリリースしたのは2019年、Itaqが19歳の頃。あれから3年。。。再び結託したItaqとsoakubeatsにより発表された1st Albumのデラックス版『委託 Deluxe』。本作は、『委託』に収録されていた楽曲をItaq本人が再ミックス。イントロに関しては丸ごと差し替えられ、2018年~2019年のアルバム制作当時最初期に作られたイントロの原型がそのままブラッシュアップされて採用された。そして、4曲のボーナストラック、さらには全曲のインストバージョンを追加収録。昨年既にシングルとしてもリリースされたボーナストラック1曲目(本編13曲目)の"Entrust"では、覚せい剤に依存しながら裏社会を生き抜く少女への恋慕を、荒涼としていながらもメローな楽曲へと昇華させた。ボーナストラック2曲目(本編14曲目)、どこか彼の信仰も連想させるタイトルの"幸福"では、『委託』リリース当時の彼の女性に対する認知の歪み、憎悪などを3年の時を経て解毒しようという試みが、皮肉にもsoakubeatsのほんのりと明るいトロピカルなビートの上で展開される。ボーナストラック3曲目(本編15曲目)"Morpheus"は映画「マトリックス」シリーズに感化を受けた楽曲。自分が信じる神と対峙し、使命感を持った自分すらも神によるプログラムでしかないとラップする一方、自分以上に自分のことを信じ続けてくれている人々を救世主ネオにとってのモーフィアスになぞらえ、信じた道を歩み続けることを改めて宣言するような楽曲となっている。最後のボーナストラック(本編16曲目)である"あなたがいたから"では、支えてくれた人たちへの感謝をsoakubeatsの春の雪解けのような暖かみのあるビートの上で朴訥に歌い上げた。
Itaq、soakubeatsと組んだ1stアルバム「委託」のデラックス版をリリース、 Itaqが、アンダーグラウンドでその名を馳せる国内ヒップホップ界の異端児:soakubeatsとタッグを組み、自身初となるアルバム『委託』をリリースしたのは2019年、Itaqが19歳の頃。あれから3年。。。再び結託したItaqとsoakubeatsにより発表された1st Albumのデラックス版『委託 Deluxe』。本作は、『委託』に収録されていた楽曲をItaq本人が再ミックス。イントロに関しては丸ごと差し替えられ、2018年~2019年のアルバム制作当時最初期に作られたイントロの原型がそのままブラッシュアップされて採用された。そして、4曲のボーナストラック、さらには全曲のインストバージョンを追加収録。昨年既にシングルとしてもリリースされたボーナストラック1曲目(本編13曲目)の"Entrust"では、覚せい剤に依存しながら裏社会を生き抜く少女への恋慕を、荒涼としていながらもメローな楽曲へと昇華させた。ボーナストラック2曲目(本編14曲目)、どこか彼の信仰も連想させるタイトルの"幸福"では、『委託』リリース当時の彼の女性に対する認知の歪み、憎悪などを3年の時を経て解毒しようという試みが、皮肉にもsoakubeatsのほんのりと明るいトロピカルなビートの上で展開される。ボーナストラック3曲目(本編15曲目)"Morpheus"は映画「マトリックス」シリーズに感化を受けた楽曲。自分が信じる神と対峙し、使命感を持った自分すらも神によるプログラムでしかないとラップする一方、自分以上に自分のことを信じ続けてくれている人々を救世主ネオにとってのモーフィアスになぞらえ、信じた道を歩み続けることを改めて宣言するような楽曲となっている。最後のボーナストラック(本編16曲目)である"あなたがいたから"では、支えてくれた人たちへの感謝をsoakubeatsの春の雪解けのような暖かみのあるビートの上で朴訥に歌い上げた。
ABEMA『ラップスタア誕生』出演で唯一無二の存在感を発揮し、波乱を巻き起こした21歳のラッパーItaqの2nd Album「Savior of Aquarius」
約1年前に、「渋谷を上半身裸に白のドゥーラグ姿で歩き回る」というインパクトに満ちたMVが公開され、話題となった19歳のラッパー「Itaq」の楽曲が遂にリリース。大胆にも旧約聖書において神が発したとされる「I Am That I Am (私は在りて有る者なり)」という台詞を冠した、事実上の「ラップの神」宣言で在りながら、現代社会における「多様性」をその身でもって体現しようとする姿勢も覗かせる、意欲作。ポップでエモーショナルな作風とマルチな実力を武器に、2019年のラップゲームに名を轟かせた「uyuni」、話題のクルー「夜猫族」でも異彩を放つ孤高のアーティスト「noma」、そしてUMB2018富山予選での優勝などの活躍を見せながらも、楽曲においては一度聴いたら忘れられないスタンスと声で聴く者を魅了する米国生まれの「Kenny Bullard」と、3人のラッパーをフィーチャーした「I Am That I Am (Remix) feat. uyuni, noma & Kenny Bullard」と、渋谷WOMBメインフロアでのDJ経験も持つトラックメイカー「Shimon」による「I Am That I Am (Shimon Remix)」も同時収録。超・高密度な仕上がりとなった。
今作で明かされるのは今まで敢えて触れられて来なかったItaqのバックボーン。宗教学校時代の葛藤から上京後の今に至るまでを、時間の円環論、失恋、神への疑い等様々な要素を孕みながら、ひりひりとした質感で描き出す。 客演にはネットラップ界の重鎮野崎りこんを始め、Itaqの実の弟であるDirty Kiyomiya (ダーティー・キヨミヤ)、Lanc3 Pynchon (ランス・ピンチョン)、uyuni (ウユニ)、イベント「TOKYOBLUE」のレジデントを務めるISSEI (イッセイ)、そして今の日本のシーンを席巻するACE COOL (エース・クール) と、今までの粗悪興業による作品とは毛色の異なる顔ぶれが並ぶ。 ミックス・マスタリング、そしてイントロ、スキットの制作はなんとItaq本人によって為されており、その点においても挑戦作品と言えるだろう。
日の目を見ることなく苦しいキャリアを過ごすなかで、 アーティストとしてだけではなく"人して"どう生きるかに着目して、ただ己と向き合い続けた。 "A:Corn"とは何か。 それを提示した渾身の作品になっている。 2枚目のアルバムである今作【Focus】の制作期間はおよそ1年。拘るあまり予定を大幅に遅れてのリリースになりはしたが内容の重厚感は言うまでもない。折り紙付きである。お墨付きである。 客演には、関西を中心に活動の幅を広げているwhimsyboy、Lotuss、某人気番組で一躍注目を集めた宗教家ラッパーItaq、そして自身がリーダーを務めるクリエイティブ集団"HACK CHOP STORE"からHANが参加している。 型にハマることなく自由な音楽表現を追求しているA:Cornだが、奥底の基盤となる部分には今も尚HIPHOPを置き続けている。 "どの口が何を言うかが重要" このアルバムを聴けばお分かりいただけるだろう。 腐りきってる世界も、綺麗なモノも、 あなたの瞳に映るものを全て、あなたの物差しで観てください。 勝手に生み出されたこの星で、 正しく苦しんで、正しく喜んで、 勝手に幸せになってやろうぜい
日の目を見ることなく苦しいキャリアを過ごすなかで、 アーティストとしてだけではなく"人して"どう生きるかに着目して、ただ己と向き合い続けた。 "A:Corn"とは何か。 それを提示した渾身の作品になっている。 2枚目のアルバムである今作【Focus】の制作期間はおよそ1年。拘るあまり予定を大幅に遅れてのリリースになりはしたが内容の重厚感は言うまでもない。折り紙付きである。お墨付きである。 客演には、関西を中心に活動の幅を広げているwhimsyboy、Lotuss、某人気番組で一躍注目を集めた宗教家ラッパーItaq、そして自身がリーダーを務めるクリエイティブ集団"HACK CHOP STORE"からHANが参加している。 型にハマることなく自由な音楽表現を追求しているA:Cornだが、奥底の基盤となる部分には今も尚HIPHOPを置き続けている。 "どの口が何を言うかが重要" このアルバムを聴けばお分かりいただけるだろう。 腐りきってる世界も、綺麗なモノも、 あなたの瞳に映るものを全て、あなたの物差しで観てください。 勝手に生み出されたこの星で、 正しく苦しんで、正しく喜んで、 勝手に幸せになってやろうぜい
久しぶりのフルアルバム(aka EP)をリリース致します。 今回の作品は前作"トーキョーハーウェー"とは全く違う味わいの作品で、まるで真っ暗な球体に2年間一人で閉じ込められたような状況の中制作しました。そう、コロナに強い影響を受けたアルバムです。個人的で身勝手な内容が一部含まれているため僕はこの作品を"プライヴェートEP"と呼んでいます。結構気に入っています。何故そのような内容が含まれる歌詞をあえてリリースするのかというと、その瞬間ごとにバチッと光る気持ちには真実が紛れていると感じたからです。 beatは"BlueCheese"はScandi。他の曲はissei n.がproduceしました。長く続くシンセサイザーの一本道を靄が柔らかく覆う世界を表現しています。 極限まで抑制されたロウ・キーなアルバム。是非聴いてください。
前作『地獄で笑え』より約4年ぶりとなる埼玉県出身のラッパー・空廻の3rdフルアルバム。二部構成からなる内の今作は前編。『ラップスタア誕生』出場でも話題になった実力派ラッパー・Itaqを客演に迎えた『Brand new harmony』や、同世代で現在も各地で活躍しているRHIME手裏剣と瑞雲によるパーティーチューン『WA HA HA HA HA』、先行シングルとしてリリースされたAuto&mstとの抒情的な楽曲『Waterfall -with words ver.-』などを収録。実力派アーティスト達の強力なサポートと共に、二十三世紀を真の平和と幸福な未来とするために今を精一杯生きていくことを伝えるエネルギーに満ちた作品。 参加アーティスト(A→Z) Auto&mst/DJ RIND(EEL RECORDS)/DJ tamu(Chemical Reaction)/Goyururhythm/Itaq(Squeal)/JiNMaK(Good Bless Music Ent./B.S.C CREW)/muzoyes(B.S.C CREW)/otanpi(マスカットボーイズ)/RHIME手裏剣/SACHI(untei/しふくloop/mtrons)/TA-TI(Good Bless Music Ent./B.S.C CREW)/yodaka/笹谷創/瑞雲/名不synchroniz/24BCG/369beats
ラッパーであり現役精神科医という異色の肩書きを武器に独自のエンターテイメントを追求し続けるDr.マキダシが、自身の活動10周年を記念したプロジェクト。その名も「DOCTOR in da HOUSE」。 第ニ弾となる「DOCTOR in da HOUSE 2000」には、マキダシが精神科医として現代社会に起こる様々な問題と向き合うことで培われてきた視点や、厳しい制作環境の中で自身のメンタリティーと向き合うことで生まれた内省的なリリックが多数盛り込まれている。 自身の『泥水を啜る下積みの時期』をテーマにした先行シングル「泥水木 feat. Itaq」をはじめ、代表曲「人の調子聞いてばっかりの人生」でのMV出演や前作『DOCTOR in da HOUSE 1000』でスキットにも出演しているMarukido、梅田サイファーから初共演となるテークエムを招き、ネオン街に渦巻く人間模様を俯瞰した視点から歌い、MV公開も予定している「低空飛行 feat. Marukido, テークエム」など、今回も豪華な客演メンツが名を連ねる。 他にも実際の心臓の音をサンプリングした意欲作「心臓」や、忙しい日々の中でも止まらずに楽曲を綴り続ける意味を自ら再認識するようなナンバー「曖昧な治療法」、実在する精神療法を歌詞のベースに、自己を見つめ直すきっかけを提示する「scenario」。マキダシにしか書けないであろう全6曲収録。
華やかな舞台で成功している者には多かれ少なかれ「泥水を啜る時期」というものがある。芸人も、アイドルも、歌手も、ラッパーも。そんな泥水の中から出た芽。果たして花は咲くのか、咲くなら何色か。 ともにラップ歴10年目に突入したマキダシとItaqが遂に初タッグ。監督に気鋭の映像作家、愛は0秒天使弾道ミサイルを迎え、泥水時代の執念と葛藤を楽曲・映像化。
Are you playing club music? Or are you playing crab business? 生きたカニを何匹かバケツの中に入れると、先にバケツから逃げ出しそうになったカニの足を他のカニが引っぱって結局どのカニも逃げられない… 世界共通の悪癖として有名なカニメンタルをJ-Reggae界随一の策士HibikillaとJ-HipHop界の若きエヴァンジェリストItaqがぶった斬るゴシック・ダーク・ダンスホール作品である。Badmind A Go Kill Them!
Are you playing club music? Or are you playing crab business? 生きたカニを何匹かバケツの中に入れると、先にバケツから逃げ出しそうになったカニの足を他のカニが引っぱって結局どのカニも逃げられない… 世界共通の悪癖として有名なカニメンタルをJ-Reggae界随一の策士HibikillaとJ-HipHop界の若きエヴァンジェリストItaqがぶった斬るゴシック・ダーク・ダンスホール作品である。Badmind A Go Kill Them!
MCバトルをはじめ様々なメディアへ出演し多数の音源をリリースしている最注目のラッパーFuma no KTRと、トラックメーカー/プロデューサーのWAZGOGGによるジョイントアルバム「All Collect」がリリースされた。 本作はTrapスタイルのトレンド感のあるビートに加え、ハウス、トランス、ドラムンベースといった様々なスタイルのビートにラップを乗せてHipHopに昇華させた一枚。 客演にはSkryu,Itaq,Nidra Assassin,Dumbperson,nns,kkn,MAKA,Charlu,MIRI(我儘ラキア)といったHipHopシーンのみならず音楽シーンの最前線で活躍する豪華なメンバーが集結。 Fuma no KTRの卓越されたリズム感のあるラップとWAZGOGGのビートとの相性の良さを存分に堪能できるアルバムとなっている。 アルバムの収録曲からShake Body feat.SKRYUのMVが先行公開されている。
夜猫族のラッパーnomaが、キャリア初となるアルバム『六ネンメベストテープ』をリリースした。 活動を始め6年の間に制作された大量の楽曲の中から、計30曲をnoma自身がセレクト。昨年10月にYoutube限定で公開された「メジャー・スケール」や、夜猫族の初期音源である「海底から月を視る」「Dog feat. XakiMichele」など、これまでSoundCloudや一部のプラットフォームでしか聞くことのできなかった多数の作品に加え、1曲目「Fanatic (Prod. FireJay)」、24曲目「She’s A Killer」は2018年に制作されてからリリースされることのなかった未発表の音源であり、今回、完全新作となる「猛進 (Prod W.ANNA.W)」が14曲目に収録される。ベスト盤でありながらもその半分以上が未配信曲となった今作は、古くからのリスナーも飽きさせることはないだろう。
盟友・輪入道と新進気鋭のMC・Itaqを客演に迎えたDOTAMAのニューシングル。炎のような情熱を歌うマイクリレー。楽曲プロデュースはDJ WATARAI。
GRIMEの本場UKからも注目されワールドワイドに活動しているグライムMC "Catarrh Nisin"が、神に選ばれた男"Itaq"、日本語ラップシーンに彗星の如く現れた変態王子"Gucci Prince"、新世代のMC2人を客演に招いたアグレッシブなGRIME TUNE。
GRIMEの本場UKからも注目されワールドワイドに活動しているグライムMC "Catarrh Nisin"が、神に選ばれた男"Itaq"、日本語ラップシーンに彗星の如く現れた変態王子"Gucci Prince"、新世代のMC2人を客演に招いたアグレッシブなGRIME TUNE。
BeatMaker兼マスタリングエンジニアのKazui Daturaを筆頭に、トラックメイカー兼シンガーソングライターのuyuni、ラッパーのItaqの三人によるトラックです。
各所で話題沸騰中の若手ヒップホップクルー夜猫族の頭領nomaによる2nd EP。客演にはラッパーのTRASH ODE、Itaqと若手の実力派たちを迎え入れ、トラックは同じく夜猫族のFFFFFFとMermrilが担当した。冒頭から堰を切ったようにアグレッシブなラップをそのシニカルな目線から畳み掛けたと思えば、途中からまるで別の曲になったかと錯覚するほどダークで不気味なメロディが展開し異様な雰囲気を醸す1曲目「LOSTOWL (Prod. FFFFFF)」や、若手プロデューサーMemrilの奏でる鮮麗な世界観の上で掛け値なしの静かな叫びを綴るひび割れたガラス細工のような繊細さが琴線に触れる4曲目「Sheep」など、nomaというアーティストの異様さが際立つ本作はヒップホップというジャンルを超え確実にシーンに爪跡を残した。全5曲わずか17分ほどの中にこれでもかと組み込まれたギミックで聴くものを飽きさせることはまずないだろう。
デジタル・リリースがデフォルトの世代を核にした2020s新世代コンピレーション。JAPANESE INDIE LEFTFIELD最前線12曲が放つクリエイティヴィティが、現在のカオスの先にあるポスト・パンデミックの未来を照らす。 いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーン。『S.D.S』はハイプの通用しないアンダーグラウンドのプロデュース現場に流れる一瞬の<空気>の可視化を試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、サブスク/DL/Youtubeで音楽体験をしてきた世代の作品集となる。 『S.D.S』全作品はベッドルーム・ポップというタームを与える必要もないD.I.Y宅録が当たり前のベースで、エレクトロニック・ミュージック、トラップ、インディーポップ、ベースミュージック、EDM/ADMといった音楽言語が交錯。ヒップホップ的表現だが現行ヒップホップのメインストリームから立ち位置がズレたむしろエレクトロニック・ミュージック寄りのチューン、またはその反対、更に説明困難な異形作もあり、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。この現象は『S.D.S』のクリエイター達に共通しており、だからこそ誰が今どんな音楽をやっているか個々に耳を傾けることが重要となる。センスとアイデアと心意気に賭ける、日本の現行アンダーグラウンド・シーンにあるクリエイティヴィティの空気、キレたひたむきさ、ふてぶてしい大胆さの裏に音楽を作っている情熱が潜む。
デジタル・リリースがデフォルトの世代を核にした2020s新世代コンピレーション。JAPANESE INDIE LEFTFIELD最前線12曲が放つクリエイティヴィティが、現在のカオスの先にあるポスト・パンデミックの未来を照らす。 いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーン。『S.D.S』はハイプの通用しないアンダーグラウンドのプロデュース現場に流れる一瞬の<空気>の可視化を試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、サブスク/DL/Youtubeで音楽体験をしてきた世代の作品集となる。 『S.D.S』全作品はベッドルーム・ポップというタームを与える必要もないD.I.Y宅録が当たり前のベースで、エレクトロニック・ミュージック、トラップ、インディーポップ、ベースミュージック、EDM/ADMといった音楽言語が交錯。ヒップホップ的表現だが現行ヒップホップのメインストリームから立ち位置がズレたむしろエレクトロニック・ミュージック寄りのチューン、またはその反対、更に説明困難な異形作もあり、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。この現象は『S.D.S』のクリエイター達に共通しており、だからこそ誰が今どんな音楽をやっているか個々に耳を傾けることが重要となる。センスとアイデアと心意気に賭ける、日本の現行アンダーグラウンド・シーンにあるクリエイティヴィティの空気、キレたひたむきさ、ふてぶてしい大胆さの裏に音楽を作っている情熱が潜む。