OKAMOTO'Sのオカモト・ショウの新たな側面を感じれるソロ作
全編宅録による制作。盟友ODD Foot WorksのPecori、Tempalayでも活躍をしているAAAMYYY、そしてオーストラリアからLast DinosaursのLachlan Caskeyを迎え、テクノ、ヒップホップ、シティポップにパンクやロックなど一つのジャンルに縛られないオカモトショウの世界観が詰まったアルバムとなっている。Pecoriとの共作「CULT」、「GHOSTS」、「Replay」の3曲はいずれもホラー、そしてカルティックな楽曲で、OKAMOTO'Sのオカモトショウというイメージからは離れ、ソロアルバムとしての位置づけを確かなものとしている。AAAMYYYとのコラボにより生まれた「LOOP」、「GLASS」は女性目線での歌詞が織り交ぜられたことで、とても繊細で、哀愁を感じるがどこか希望に満ちた楽曲となった。オカモトショウが“初めて1人で完成させた"「You Need Love」はピアノフレーズのループにテクノサウンドを重ね、奥行きのあるサウンドがオカモトショウの世界へと引き込んでいく、まさにアルバム名に相応しいカルティックなサウンドとなっている。