MaNHATTANの新作を先行配信&フリー・ダウンロード!
今話題のインスト・バンドの1stアルバム! OORUTAICHIがリミックスで参加!
MaNHATTAN / Far Trance
淡いメロディーとダンス・ビートの中に不思議な緊張感と強烈なグルーヴが存在し、中毒者続出のインスト・バンドMaNHATTANの1stアルバム。グッドラックヘイワやCOOL WISE MANが所属するレーベル、ギャラクティックということもあり、クオリティーはお墨付き! OTOTOYではCDの発売に先駆けて販売を開始します。必聴!
【Track List】
01. Far Trance / 02. Gelo(far tarnce mix version) / 03. DUBBY(far tarnce mix version)
04. Giant Stomp remixed by OORUTAICHI / 05. QEF / 06. Xoo / 07. PLANET
08. Giant Stomp(far tarnce mix version)
ライブ会場のみで販売されていたデモ音源が、新たにスペシャル・ヴァージョンとなってフリー・ダウンロードで登場!
「Gelo(demo version)」のフリー・ダウンロードはこちらから (ダウンロード期間 : 7/7~7/13)
我々がみな、酔っぱらいにされた島
2011年6月26日、この日何の気なしに下北沢に遊びに行った人はその人の多さに驚いたのではないだろうか。しかもみんな手首にリスト・バンドを巻き、店から店へとこぞって移動している。何事だ? 『Shimokitazawa Indie Fanclub』だ。100組以上のミュージシャンが15カ所のライヴ・スペースで、朝の11時から夜の22時まで演奏したこの日、下北沢は「音楽の町」という名にふさわしく、いつ、どこへ行こうとも様々なジャンルの音楽で溢れかえっていた。
13時、BASEMENT BARでのトップ・バッターを飾ったのは大阪からやってきたバンド、MaNHATTAN。2009年に結成し、2010年に現在の編成となる… と言えば歴史の浅いバンドと思われてしまいそうだが、メンバー各々の音楽歴は十分に長く、深く、何よりも濃い。ドラムの濱本大輔は「大阪の秘宝館」の異名を欲しいままにするビッグ・バンド、赤犬のメンバーであり、キーボードの藤井学、シンセサイザーの次松大助は2009年に解散した大阪のスカ・バンド、The Miceteethの元メンバーだ。赤犬のライヴでは笑い踊り狂い、The Miceteethのライヴでは夏の終わりを思わせる儚げなスカに、踊るのも忘れステージに見とれていた。そんな生粋の大阪音楽シーンで育った私にとって、この2バンドのメンバーが一緒にバンドを組んだというのは事件にほかならない。他の14会場と迷うことなく、BASEMENT BARへ向かった。
それぞれのバンドのイメージから当然ホーン隊が入っているものだと思い込んでいたが、ライヴが始まる前のステージにはドラム・セット、キーボード、シンセサイザーが向かい合わせに置かれているだけだった。しかも始まってみれば、The Miceteethではボーカルを務めていた次松大助がシンセサイザーに従事している。どうやらインストゥルメンタルのバンドらしい。勝手なイメージを膨らませていたせいで最初の方は拍子抜けしてしまったが、一曲目が終わる頃には開始前に抱いていた期待など彼方へ放り投げたくなるほど、MaNHATTANの音楽は素敵だった。全体像で見ればかなりスタイリッシュだが、一音一音に人肌ほどのぬくもりと躍動感を持っている。彼らがどういう意図でこの街の名をバンドに付けたのかはわからないが、都会的でありながら決して無機質ではないこの音楽にとてもマッチしていた。
お酒を飲み、目を瞑り体を揺らし、音楽の中に入り込む。水平線まで立ち並ぶ摩天楼やチャイナ・タウン、リトル・イタリー、ダウン・タウンの街並みを想像しながらにやけていると、MCで彼らが喋る関西弁に、マンハッタンから下北沢どころか、大阪まで帰って来てしまった気分に。のんびりとしたMCの後に最後の曲「Xoo」の演奏が始まるが、キーボードの藤井が弾き始めを間違える。すぐに演奏をストップさせ、改めて演奏を再開させたが、その一瞬、偶然に生まれたはずの音すら、聴く人の耳を掴み引き寄せる強さがあった。マンハッタンの地名の由来には様々な説があるが、その中に「我々がみな、酔っぱらいにされた島」というのがある。確かにMaNHATTANを聴いている間、真昼間というのにやたらと酒が進んだ。これからは家でもこの音楽を聴きながら酔っ払いになれると思うと、嬉しくて待ち遠しい。
(Text by 水嶋 美和)
RECOMMEND
グッドラックヘイワ / THUNDER
ゴールデン・デュオは想像を超える! 踊るピアノと歌うドラムが織り成す阿吽のグルーヴに感電必死のエレクトリック・サウンドが絡み合う! ヴィンテージ・シンセサイザーを大胆に導入したグッドラックヘイワの新境地3rd Album『THUNDER』! このプレッシャーはニュー・タイプへの覚醒か!? 1、2、THUNDER!!
THE MICETEETH / WAS
‘00年代を駆け抜けた日本屈指のスカ・バンド、ザ・マイスティース10年間の軌跡がこの1枚に!!! 2009年4月、多くのファンに惜しまれつつも解散を発表したザ・マイスティース。1999年に大阪で結成し、10年間の活動の中で数多くの作品をリリース。スカを軸に、レゲエ、カリプソ等の音楽を取り入れたスタイルで、たくさんの名曲を残してきた。そんな彼らの名曲の数々の中から代表曲、人気曲を1 枚にコンパイルし、ベスト盤としてリリース。
COOL WISE MAN / RUNDOWN
日本を代表するスカ・バンド、クール・ワイズ・マン。スカ、カリプソ、ロック・ステディ、ダブやルーツ・レゲエ等オール・ジャマイカン・ミュージックにコミットする独自の音楽性は唯一無二。国内外のフェスティヴァルにも多数出演。ダンス&スマイルなハイ・パフォーマンスをワールド・ワイドに展開中!!
LIVE SCHEDULE
2011年07月07日(木)@梅田ムジカジャポニカ
2011年07月17日(日)@京都二条nano
2011年07月31日(日)@FUJIROCK FESTIVAL’ 11
2011年07月17日(日)@京都二条 nano
2011年08月20日(土)@茨城県つくば市 "音の森
MaNHATTAN 1st Album『Far Trance』Release tour
2011年09月02日(土)@大阪梅田SHANGRILA
2011年09月10日(土)@東京新代田FEVER
2011年09月11日(日)@名古屋CLUB UPSET
2011年10月15日(土)@難波 HATCH
PROFILE
MaNHATTAN
濱本大輔(Dr / 赤犬)を中心に2009年、藤井学(key / ex: The Miceteeth)と結成したインスト・バンド。
2010年、次松大助(synthesizer / ex: The Miceteeth)が参加し現在の編成となる。ブレイク・ビーツ、プリミティブなビートとシンセ・ベースによるシンプルなリズム、ピアノ&オルガンの柔らかいサウンドとメロディ。
スタジオ・インター・プレイを凝縮したようなセッションから繰り出される独特の「すきま」と「ノリ」。時代や様式ではなく"空想遊び"をしているようなダンス・ビートを展開している。2011年2月2日オフィシャルとしては初となる音源Giant Stomp(CD+DVD)をリリース。3月にはOORUTAICHIとのコラボレーションによる限定12inch、4月には1stアルバムのリリースを予定している。
MaNHATTAN official HP
Galactic official HP