2026/06/04 18:00
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
その中心となるバンド13組は、現場に強いこだわりを持つa frankenlouieの仲間や先輩が勢揃いしていると言っていいでしょう。OKOJOやYOWLL、以前このコラムでも書いたおとなりアイニーやStellar Light Gloryなどです。あえて書くのですが、ほとんど20代後半〜30代、その上の世代のバンドもいます。「あれあれ、遊津場くんは若いアーティストを発信するんじゃないの?」と思いましたか。ただ今年の関西シーンの特徴だと思っているのですが、そういう学生くらいの若さというストロングポイントを簡単に呑み込んでしまうくらい、経験値を積んだバンドの音が今全盛期で、一番抑えなきゃいけない音楽だと思います(そもそも20代なんて、まだ若いですけど)。そしてこの安心感や不屈さを、不安定でAIの登場で人の繋がりが問われる世の中で、求めている人が増えているとライブハウスに行くと感じます。
実際SNSでバイラルヒットしたり、オーディションなどで結果を残すバンドも、「それでもバンドを諦めへんかった」「諦めるという次元でやっとらん」関西に縁深いバンドのニュースが増えています。この猫ヒゲ危機一髪は、そういう今時代が追いついてきたような熟練の関西バンドが、ほとんどいると言っても過言ではないので、間違いなく面白い日になります。
そしてその主催となるa frankenlouieが、そういった人情のあるイベントの主催に相応しいロックバンドなのです。楽曲はキャッチーかつメッセージが真っ直ぐ熱くて、そこに“良いロックバンドは良い人間性から”を体現したような、その日限りのステージングが見る人の心を打ちます。自然に心の闇が落ちて、ふくたく(Vo)に〈缶ビールかかげろ〉と歌われたら、その1杯はアルコールでなくても極上になります(僕は下戸なので)。楽曲自体も同期の使い方が美しくて、逆にロックバンドというのを引き立たせています。
冷えた心や笑いに疲れたなら、この手作りでハートフルな1日に来ましょう。初めて好きな音楽に出会った時に知った、心が回復する音楽ってこういうことだったと思い出すでしょう。
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