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2026/03/20 12:00

 

【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.97「君の歌になる」おとなりアイニー」

 

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。

そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。

「君の歌になる」おとなりアイニー」
この1ヶ月くらいで、COMING KOBE、岡山の野外フェスhoshiotoの出演権を獲得し、大阪城野音でのライブも決定していて、ひょっとして今無双状態なのかもしれないのが、京都発のスリーピースロックバンド・おとなりアイニーです。

2020年に結成し、関西から全国のライヴハウスで活動しています。1月〜2月もツアーで各地を回っていましたし、それ以降も全くペースを落とさずライヴをしています。ツアーファイナル東京編の2日後には地元京都でArakezuriやBrown Basket等とライヴをしていました。

そんなタフさも分かる力強いバンドサウンドが武器です。それはライヴバンドには、ある意味どんなバンドでも当てはまる紹介になりますし、2年前にライヴを見た時は正直それ以上の感想はなかったです。ただ先月にそのCOMING KOBE出演を懸けたライヴを見た時に、その時とはまた違う迫力や覚悟が乗っていて、思わず涙腺が緩むレベルでした。良い意味で吹っ切れというか、勝ち負けとかよりも、目の前の人の為に突き抜けた音楽を届けたいという気持ちが「ラビンユー!」「hope」の2曲に乗っていました。愛ですね。

メンバー脱退で一時期正規メンバーがはる(Vo.Gt)のみのこともありましたが、昨年10月に下地(Ba.Vo)、増田遥(Dr)の2名が加入して、正規のみスリーピースに戻りました。先月は新曲「アイニー」もリリース。不器用ながらも優しさがじんわりと伝わってくる曲ですし、バンド名の一部をタイトルに付けているところからも自信作であり、今のこのバンドらしい1曲になっているのではと思います。

楽曲から人間性的なところが伝わるものも多いですが、まだ私も短い尺でしかライヴは見たことないです。もう1つのバンド(SEASIDE CIRCUIT)でボーカルを務める下地とのツインボーカルの掛け合いももっと見所があるんだろうなと思います。増田もステージを降りると、ふわふわニコニコとした人物の印象ですが、ドラマーとして様々な活動をしたり、ドラム講師を務めるなど実力者です。それぞれバンドや音楽に取り憑かれたような彼女達が集まったバンドは、関西バンドならではの、今からさらに脂が乗るタイミングかと思うので、要注目でいきましょう。

インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09

[ニュース] おとなりアイニー

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