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2025/11/08 15:00

 

【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.79「ピュアなロックで掌握するフリージアン」

 

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。

そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。

「ピュアなロックで掌握するフリージアン」
神戸の“最強のジャパニーズソング“を追い求めるロックバンド・フリージアンが11月14日に下北沢Shangri-Laにてワンマンライブを行います。既に先月末に大阪・梅田Shangri-Laでのワンマンライブを行い「素敵な夜を過ごした」(Ba.隆之介)とのこと。また、12月19日には地元神戸太陽と虎でもワンマンライブ「望年会vol.2」の開催が決定しています。

もちろん私も存在を知っていたバンドですし、何なら前身バンドの時は、一時期大学の同級生がサポートメンバーをしていました。そういうのもあって見たいと思いながら、なぜかライブを見る機会がないまま過ごしていました。その間にバンドの歌は届いていき、6月に行われたツアーファイナルではBIGCATにてズーカラデルと超能力戦士ドリアンを呼んだスリーマンを行ったりもしました。過去の足跡はオトトイにもインタビュー記事があるので、どうぞ(https://ototoy.jp/_/default/a/908050)。

そしてやっとこの間のMINAMI WHEELでライブを見ることができました。正直細かいことは覚えていないのですが、とにかくエネルギーと笑顔に溢れていて、3日間行われたイベントの3日目の夕方出番でしたが、3日間見に行って疲れていた私の体力が確実に回復しました。そんなわけがないのに、そんなわけがありました。しかも初見ですよ。それがフリージアンの歌の力です。覚えていることと言えば、昨年のMINAMI WHEELでは喉の不調で1曲しか歌えなかった、そのリベンジを達成していたということです。

ちなみに私が1番好きな曲は「空想新星」です。マエダカズシ(Vo)の変わらずエモーショナルなボーカルながら、どこか夜に静かに優しく囁いているように聴こえる不思議な感覚。メロディやコーラスを繊細に作っているからこその、絶妙なバランス感覚が生む疾走感があります。MVは丹波篠山市にあるマエダの母校で撮られています。仕事で行ったことがありますが、あそこは本当に空気が綺麗ですし、当時私は関西で教育関係の仕事をしていたので現地の高校生とも交流しましたが、あれだけピュアな子達が集まった高校はなかったですね…。なので、ピュアな歌を届けるフリージアンの1つ大切な場所と聞いて納得です。ピュアな気持ちになりたい人は、フリージアンのライブに遊びに行きましょう。

インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09

[ニュース] フリージアン

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