2025/07/09 16:00
コントラバス奏者のゲリー・カーがキングレコードからリリースしたアルバム17タイトルが一挙配信された。
今回配信されたのは、1980年の初来日からキングレコードに残されたアルバム17タイトル。盟友ハーモン・ルイスの鍵盤とともに、一聴するとコントラバスとは思えないそのサウンドは、チェロやヴァイオリンとはひと味もふた味も違う豊かな低音と歌うような叙情性に満ちた音楽的なもの。録音クオリティの高さからもオーディオ・ファンに称賛される作品群となっている。
ゲリー・カーはコントラバスをソロ楽器として確立させ、その可能性を追い求めた伝説的ソリスト。歴史上類を見ないソロ・コントラバス奏者としてシカゴ響、ロンドン・フィル、オスロ・フィル、大阪フィル、チューリヒ室内オーケストラ等と共演した彼は“ミスター・コントラバス”と呼ばれ、ソロ楽器としては決して万能ではないコントラバスの常識を覆してきた。
ゲリー・カー 2025年6月
"I am very excited that Firebird and King records are releasing to the worldwide digital platform 17 of my favorite CDs and Vinyls that they so masterfully recorded in Japan during the past 45 years. The sound of my double bass in combination with both piano and pipe organ played by Harmon Lewis I hope will offer music enthusiasts a unique audio experience.”
Gary Karr, June 2025
https://ototoy.jp/_/default/a/623762
『アルペジョーネ・ソナタ』
BASSO CANTANTE
伝説の幕開け。ゲリー・カーとキングレコードが初めてタッグを組んだ1980年作。シューベルトからラフマニノフ、滝廉太郎まで彼のフェイバリットが詰まったアルバム。
『ゲリー・カー・リサイタル』
GARY KARR RECITAL
ヘンデル、エクルズ、クープラン、テレマンのソナタなど集めた作品集。1980年録音。
『アルビノーニのアダージョ』
ADAGIO D' ALBINONI
ソロ楽器としてのコントラバスの可能性を追求した名手=ゲリー・カーの1981年宝塚ベガ・ホールでの録音。パイプオルガンの荘厳な響きも美しい作品。
『コル・ニドライ』
KOL NIDREI
チェロ用のレパートリーからクーセヴィツキー「悲しみの歌」、黒人霊歌「深い河」など幅広く収録。中でもブロッホ「祈り」はテレビ出演時に黒柳徹子さんが涙した名演。
『夢のあとに』
APRES UN REVE
ポピュラー小品集。フォーレ「夢のあとに」、グラナードス「マドリガル イ短調」、グルック「精霊の踊り」、ガーシュウィン「サマータイム」などを収録。
『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104』
Antonin Dvorak: Concerto For Violoncello And Orchestra in B minor, Op.104
1983年大阪シンフォニーホールでの名演を収録。チェロでも難曲と言われるスコアをコントラバスとは思えない艷やかな音色で弾きこなし、観る者の度肝を抜いた。
『ジョスランの子守歌』
BERCEUSE
1985年作品。ゴダールによる「ジョスランの子守唄」、アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」、スコット・ジョプリン「ベテナ」などを新たな解釈で披露している。
『甘き死よ来たれ/ゲリー・カー・バッハを弾く』
GARY KARR PLAYS BACH
ゲリー・カーのテクニックと、親しみやすいバッハのメロディーが見事なケミストリーとして結実した1枚。コラールを中心にセレクトされている。1985年作。
『祈り』
SONGS OF PRAYER
モーツァルト、シューベルト、ビゼー、アダンから「エリ・エリ(祈り)」、「星に願いを」までバラエティ豊かな選曲で、コントラバスの可能性を感じさせる全10曲。
『聖しこの夜~ゲリー・カーのクリスマス』
WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS
「ともに喜びすごせ」「聖しこの夜」「ジングル・ベル」など有名な讃美歌、クリスマス曲を多数収録した企画盤。
『オンブラ・マイ・フ/ゲリー・カー・プレイズ・オペラ・アリア』
BASSO CANTABILE / Gary Karr plays Operatic Arias
プッチーニ、ベルリーニ、ヴェルディなどなどオペラ/アリアの名曲をコントラバスで情感たっぷりに再現。ゲリーの豊かな歌心を堪能できる1枚と言えるだろう。
『深い河/ゲリー・カー~スピリチュアル&フォスター~』
SPIRITUAL & FOSTER SONGS
アメリカの良心と言える作曲家、スティーヴン・フォスターの作品と黒人霊歌を全19曲収録。ボーナスとしてアメイジング・グレイスも収められている。
『癒しのコントラバス』
GARY KARR PLAYS THE RELIGIOUS SONGS and HYMNS
讃美歌、聖歌を集めた作品。ゲリーの歌うコントラバスが奏でる聖なる調べの数々。人気のホルスト「木星」も収録されている。
『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲』
J.S.Bach: Solo Suites - Complete
1997年4月と2005年2月にレコーディングされた、渾身のバッハ無伴奏チェロ組曲を収録した2枚組。卓越したテクニックが満載されたキャリア集大成的アルバム。
『恋のアランフェス』
En Aranjuez con tu Amor
円熟味を増したゲリー・カーとハーモン・ルイスのハーモニー。ロドリーゴの表題曲をはじめとして、カッチーニ「アヴェ・マリア」、グリーグ「君を愛す」など。
『花/荒城の月~日本のうたⅠ』
J.S.Bach: Solo Suites - Complete
「花」「赤とんぼ」「夏の思い出」など日本の童謡をカバー。
『見上げてごらん夜の星を~日本のうたⅡ』
J.S.Bach: Solo Suites - Complete
第2弾は「早春賦」「雪の降る街を」など情感豊かに独奏。
