2023/02/27 19:00
東京を拠点に活動するソングライター・moëが、Duran Duranのサイモン・ル・ボンが会長を務める音楽制作会社〈Syn〉よりファーストEP「Toy Box」を2023年3月10日(金)にデジタルリリースすることが発表された。
このEPはSynとのコラボレーションにより制作され、「Toy Box」は〈Syn Songs〉を通じて全てのストリーミング・プラットフォームでリリースされる。世界中の映画やテレビなどへライセンス取得も可能。
moëは、15歳で作曲を開始。JUDY AND MARY、AURORA、Bjorkなど様々なジャンルの音楽を聴いて育った彼女は、常に空想の中の別世界をテーマにしてきた。幼い頃にスケッチブックに描いた世界が、今でも自分の中に存在し続けているのだと説明する彼女が作る音楽は、「ライブパフォーマンスを意識せずに作るベッドルームポップ」というジャンルに当てはまる。
本作には、グルーヴを感じるドリームポップとヴィンテージなサウンドが融合した"君の心に棲みつきたい"、冬の自然の美しさに思いを馳せるフォークナンバー"静寂が聞こえる"、デヴィッド・ボウイとSF文化への美しいオマージュソングである"ガラスの惑星"、エネルギッシュに弾ける"Pilot Fish"、映画のようなひとときを演出する"タイムマシン"の全5曲を収録。
〈Synとのコラボレーションに対し〉
Synとのコラボレーションが実現するまで、他の人と音楽作りをしたことがなかったんです。アーティストとしての自分を再発見することができ、目からウロコでした。初めて生楽器で再録された自分の曲を聴いた時の感動は忘れられません。
〈「Toy Box」というEPの由来について〉
この5曲は、曲調やテーマ、世界が様々で、一見統一感がないのですが、万華鏡のように色々な側面があるというのがある意味私のアーティスト性の強みや面白さでもあるかなと思っており、ベッドルームという狭いスペースから無限に夢と想像が溢れていくイメージで、小さなおもちゃ箱から様々なおもちゃが飛び出てくるように、飽きずに私の世界を楽しんで欲しいな、という願いを込めてます。
〈Syn〉プロダクション・マネージャー Mathieu Kranich コメント
moëは素晴らしいソングライターであり、素晴らしい歌声を持っています。
彼女の曲のアレンジとプロダクションに携わる際、彼女の芸術的な世界を尊重することに細心の注意を払いました。彼女の音楽は本当にユニークなものを表現しているので、彼女の世界観を大切にしないと、その魔法が部分的に失われてしまう可能性があるからです。
曲のアレンジを練り、ミュージシャンにギター、ドラム、ベース、ピアノ、ストリングスの生演奏を録音し、東京のスタジオでSynのエンジニアがミキシングを行いました。moëのデモから始まり、最終的な仕上がりまで、彼女のディレクション、ボーカルの再レコーディング、サウンドのディスカッションなど、曲が進化していく過程を見るのはとても興味深いものでした。
「Toy Box」
2023年3月10日(金)配信リリース
https://twitter.com/m_o_ewakaba
・YouTube
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