2022/06/01 18:00
みなさんこんにちは、AKIRAです! 今週も「ラヴェンダーズAKIRAのWANNA GO HOME」へようこそ! 一気に夏が来たみたい。それでも梅雨がやってきますね...!
いろんなバンドについて語ってきましたが、ちょっと踏み入れてはいけない領域というか。笑
敢えて自ら選んでこなかったんですが、100回記念までのカウントダウンで良いタイミングということで、私なりに書いてみます。
小さい頃から延々と聴かされてきたクラッシュだけど、やっぱり大学生の頃の思い出がめちゃくちゃ大きくて。
車を運転しながら聴いてたこと、休みの日に薄暗い部屋で聴いたレコードのこと。
別にいつだってパソコンをスピーカーに繋いで音楽流してたのに、クラッシュとなると謎のこだわりで7インチをレコードプレイヤーで聴いていた。
すぐに一曲終わってひっくり返さないといけないからプレイヤーの前にピアノ椅子を置いて座り、じっと見つめて。私の家ってめちゃくちゃ暑くて、クーラーも全然効かない。窓開けたくても虫が嫌で締め切って(笑) ソファもなんだか暑苦しくて、なんとなくずっとそこで過ごした。
たまにLPを選んでみたらひっくり返す手間がないからキッチンに移動したりして、いざろくにしたこともない料理を始めて手が離せなくなるとA面最後の曲が始まる。誰もいないのを良いことに大きな声で悪態をついて、暫く無音の中料理をしてみてもやっぱり耐えきれず結局手を洗ってレコードひっくり返して、小さな溝に針を落とす。そんな面倒なことがどうしても愛しく、大好きな時間だった。
ラヴェンダーズを始めて、パフォーマンスに思い悩んでいた時期。とにかくクラッシュのビデオを見るんだとアドバイスされて、寝ても覚めてもそればかり考えていた。
ライブの前日、夜中に急に思い出してベッドの上でジャンプして、なんとかなると言い聞かせてね。
とにかくあんな風にギター弾いて歌ってみれば良いって、終わってリングを外すと痣になってた。痛くて貼った湿布、大袈裟だお前はジョーストラマーかと笑われるのが悔しかった。
どんな音楽を聴いてもクラッシュはいつだって私に当たり前のようについてまわり、大人になりたくて背伸びをしてた私にとって、いつからか人生のレッスンをくれるような存在になっていた。
もしジョーが生きていれば、というのをよく目にする。確かに私も思ったし、こんな世界を見たらどう思うだろうかと考えたこともある(彼に限らずかつてのミュージシャン皆に言えることだが)。
それでも「もし」なんてないのが人生だろ。そんなことを言いたかったのでは?空から笑ってるだろうとか、結局これだって私の勝手な想像や妄想尽きないし本人は迷惑極まりないかもしれないけどさ。
だけどそれでも、音楽ってそういうものでしょう?
“I would love to be the lucky one on Chill Avenue
Who could keep your heart warm when ice has turned it blue
But beggin' sleeping losers as they turn in for the night
I'm lookin' back for home and I can see the lights
I should be jumpin' shoutin' that I made it all this way
From Camden Town station on to 44th and 8th
Not many make it this far, many say we're great
But just like them we walk on, we can't escape our fate
Can't you hear the sighin'
Eastside Jimmy and Southside Sue
Both say they needed somethin' new”
-“チル・アベニューで一番の幸運な奴になりたい
氷が青くなったってのにハートは温かいまま入れる奴がいるか?
だけどあそこの負け犬達は夜が来るのを欲しがって
家までの道を探してみれば明かりが見えてきた
ここまで来れたのを飛び跳ねて叫び回り喜ぶべきだろうな
カムデンタウンから44番と8番の角まで
ここまで来れる奴はそう多くない、奴らは俺らがすげーって言うし
それでもあいつらみたいに
俺たちもこの運命から抜け出せない
溜息が聞こえるだろ?
東のジミーと南のスー
どちらも新しい何かが必要だったと言いやがる”
“So I'm standing at the Gates of the West
I burn money at the lights of the sign
The city casts a shadow of the perfect crime
I'm standing at the Gates of the East
I take my pulse and the pulse of my friend
The city casts a shadow, will I see you again?”
-“西の門に立ってみる
輝くサインの前で金を燃やし
この街は完全犯罪の影を投げて
東の門に立ってれば
俺は自分と友達の鼓動を感じ
街は影を投げやがる、お前にまた会うだろうか?”
“The immigrants and remnants of all the glory years
Are clustered 'round the bar again for another round of beers
Little Richard's in the kitchen playin' spoons and plates
He's tellin' the waitress he's great
Ah say I know somewhere back 'n' forth in time
Out on the dust bowls, deep in the roulette mine
Or in a ghetto cellar only yesterday
There's a move into the future for the USA
I hear them cryin'
Eastside Jimmy and Southside Sue
Both said they needed something new”
-“移民と黄金時代の残留物達
バーに群がりビールを待って
キッチンのリトル・リチャードはスプーンと皿と踊り
ウェイトレスに俺最高だろって歌ってる
ダストボウルの外、ルーレットの奥深く
それか昨日の寂れた地下室で
アメリカの未来に動きがあるらしいぜ
泣き声が聞こえるよ
東のジミーに南のスー
新しい何かが必要だった
奴らどっちもそう言いやがる”
それはそれは、数えきれない程聴いてきたこのEP。もし無人島に持ってくならこれだな。あの暑苦しい部屋で聴きながら踊ってたとき、インスタに来たコメント。「このEPを聴きながら踊ってる3歳児が昔、うちにいた」って、父親からだった。なんにも変わってない自分がおかしくて、変わらない音楽がそこにあることが嬉しかった。ほら、やっぱりヒーローはいつでもそこにいてくれた。
今週はここまで!最後まで読んでくれてありがとう。季節の変わり目、どんよりするけど穏やかに過ごして下さいね。それではまた次回(6/15掲載)。
『L.U.V』
2021年12月9日発売
OTOTOYからロスレス配信中
https://ototoy.jp/_/default/p/1070371
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