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2021/08/18 12:00

 

ザ・スペシャルズ、約100年の間に歌われてきたプロテスト・ソングを取り上げた新作をリリース

 

2019年にリリースしたアルバム『アンコール』が、約40年間のキャリアで初の全英チャート1位を獲得した、2トーン/スカを代表するバンド、ザ・スペシャルズ(The Specials)。

あらためてその影響力と重要性を示した伝説のバンドが、2021年9月24日にニュー・アルバム『プロテスト・ソングス 1924 -2012』をリリースすると発表した。この約100年の間に歌われてきたプロテスト・ソングを12曲取り上げている。

ザ・スペシャルズは、1970年代末に2TONEレーベルから登場し、当時からステージで人種差別、失業、不公平について歌い、政治的声明を明確にしてきた。2021年の現在も、彼らはプロテスト・ソングのアルバムを制作し、世界中のすべての不公平に対して立ち上がる。

2020年2月、メンバーのホレス・パンター、テリー・ホール、リンヴァル・ゴールディングと共同プロデューサーのトープ・ラーセンは、『アンコール』に続くレゲエ・アルバムに取り掛かっていたが、間もなく新型コロナウイルスが発生し、最初のロックダウン中にジョージ・フロイド氏の事件が起こり、世界各地でプロテストの波が高まった。そこでテリー・ホールが今の世界情勢を反映したアルバムを作ることを提案した。

取り上げた曲は、彼らが個人的に好きな曲(ホレスはマザーズ・オブ・インヴェンション「Trouble Every Day」、テリーはレナード・コーエン「Everybody Knows」、リンヴァルはボブ・マーリー「Get Up, Stand Up」)や、本やYouTubeで発見または再発見した曲(ビッグ・ビル・ブルーンジーの1938年の怒りのブルース「Black, Brown and White」、1965年血の日曜日事件について書かれたザ・ステイプル・シンガーズ「Freedom Highway」など)が含まれる。

『プロテスト・ソングス 1924 -2012』は今年5月に西ロンドンのスタジオでレコーディングされた。バンド・メンバーのホレス・パンター、テリー・ホール、リンヴァル・ゴールディングの他、共同プロデューサーのトープ・ラーセンはキーボードも担当、ドラムはケンリック・ロウ、ギターにスティーヴ・クラドックが参加している。

「Freedom Highway」と「Everybody Knows」の2曲が先行リリースされている。

リリース情報
ザ・スペシャルズ『プロテスト・ソングス 1924 -2012』
2021年9月24日リリース
〈収録曲〉
Freedom Highway
Everybody Knows
I Don’t Mind Failing In This World
Black, Brown And White
Ain’t Gonna Let Nobody Turn Us Around
Fuck All The Perfect People
My Next Door Neighbor
Trouble Every Day
Listening Wind
I Live In A City
Soldiers Who Want To Be Heroes
Get Up, Stand Up
The Lunatics (The Specials Live At Coventry Cathedral Tue 9th- Fri 12th July 2019)
We Sell Hope (The Specials Live At Coventry Cathedral Tue 9th- Fri 12th July 2019)

・日本オフィシャル・ウェブサイト
https://www.universal-music.co.jp/the-specials/
・オフィシャル・ウェブサイト
https://www.thespecials.com/


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