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インタビュー
レーベル特集 SECOND ROYAL RECORDS
京都にTSUTAYAのくせに異様に充実した品揃えを展開するCD屋さんがある。一説にはタワー・レコードを押さえ、京都NO.1の売り上げを誇った時期もあるという、TSUTAYA西院店である。そこで10年も前に働いていたのが、筆者とSECOND ROYAL RECORDSの小山内信介だ。同年齢、同期入社だった僕等2人は、よく店に残ってケミカル・ブラザーズの「HEY BOY HEY GIRL」を爆音でスピンさせ踊り狂っていた。僕はオルタナティブ・ミュージックに、彼は欧米のインディーズや渋谷系以降の音楽シーンに詳しか…

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session#9 KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S×環ROY
いわゆるアンダーグラウンドといわれるヒップ・ホップがダントツに面白い。アイドルからロック・バンドまでが、ラップのファッション性やスタイルのみを拝借するほどヒップ・ホップが市民権を得た中、ずば抜けた技術とユーモアに溢れるラップを披露する新世代のラッパーが頭角を表してきている。彼らのMCバトルで鍛えられたセンスとスキルは、決してまねごとでは到達出来ない境地なのだ。今回、そんな今後のジャパニーズ・ヒップ・ホップ・シーンを担っていくであろう二組のアーティストによる対談を行う事ができた。...…

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session#8 Traks Boys×鎮座DOPENES(KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S)
新宿Liquid Room、Maniac Love、Yellow、Velfare等多くの老舗クラブが相次いで閉店し、クラブ・カルチャーが過渡期にあるとも言われている。けれども新たな感性でハウス、テクノを解釈し、独自の嗅覚でダンス・ミュージックを作り上げるユニットがいる。Traks Boysだ。青春期にはT-REXに始まり、sonic youthやDinasor Jrなどのオルタナティブ・ロック・ミュージックに没頭していたCRYSTAL。ヒップ・ホップのレッキン・クルーというグループにDJとして参加し、二枚の…