ART UNION RECORDINGS

インタビュー
菅原慎一が語るアジアの音楽──韓国と台湾、現行シーンから生まれる音たち
講師である岡村詩野の指導のもと、これまでにも様々なアジア音楽の魅力に迫ってきました。回を重ねるごとにアジア音楽の未知数な魅力の虜になっていった我々ですが、どうしても超えられない壁があります。それは実際に盛り上がる渦中にいないため、現地で活動をしているアーティストや音楽人から観たリアルなアジア音楽の魅力が知り得ないことです。そこで今回OTOTOYでは、アジアで積極的に活動を拡げているシャムキャッツの菅原慎一(Gt.)と大塚 智之(Ba.)をゲストにお呼びし、実際に現地で感じたシーンや魅力についてたっぷりとお伺…

インタビュー
透明雑誌 日本メジャーデビューEP『透明雑誌FOREVER』配信開始
台湾の4ピース・ロック・バンド、透明雑誌が日本でメジャー・デビューを飾る。ナンバーガールを想起させるオルタナティヴな音楽性や、昨年日本ツアーを大成功させた実績から考えれば、メジャー・デビューというのは納得の結果かもしれない。しかし、透明雑誌の4人の根本にあるのはD.I.Y.な精神である。そして、面白いのは、彼らが日本のバンドマンたちとの深い繋がりを持っていることだ。2011年8月に行った日本ツアーは、V/ACATIONの波多野公士、フジロッ久(仮)の藤原亮、WEEKENDの加藤淳也の手作りツアーだった。その…

インタビュー
透明雑誌来日記念インタビュー
2011年10月31日、渋谷CLUB QUATTRO。シブヤは炎上していた。その発火点となったのは透明雑誌。台湾の4ピース・ギター・ロック・バンドである。モッシュとダイブが起こり、ただならぬ歓声がわき上がる満員のフロア。その輪に身をおきながら、僕は運命を感じないわけにいかなかった。1999年10月、この場所で「シブヤは炎上するか? 」と語りかけたのは、他ならぬNUMBER GIRLの向井秀徳だった。約10年越しに、あの時の興奮を目撃している。目の前で、そんなデジャブを演出している台湾からやってきた普通の若者…

レビュー
透明雑誌『僕たちのソウルミュージック』
台湾版ナンバーガール!? 台湾の音楽シーンでひときわ異彩を放つ4ピース・オルタナティヴ・ロック・バンド、その名も透明雑誌が、アルバム『僕たちのソウルミュージック』を引っ提げ堂々の日本デビュー! アドレナリンが爆発するギター、ストレートなベース・ライン、軽快に跳ねるドラムス、そしてヴォーカルの洪申豪が紡ぐ歌詞の、10代的怒り、感傷、詞的なトーンで綴られる性的衝動。アジア・オルタナティヴ・シーンに彗星のごとく現れた期待のニュー・バンド!!!!...…