Hoodish Recordings

MOGANA
High Resolution

MOGANA

HipHop/R&B

RHYDA

東京・吉祥寺を拠点に活動するMC、RHYDAとDJ / トラックメイカーのsnucとのコンビによる2ndアルバムが完成!前作1stアルバム「FOODOO」の発表を皮切りに、全国の小箱クラブから野外レイブまで全国津々浦々様々なフロアに熱狂を巻き起こし見る者に多大なるインパクトを与え続けた2人。今回のアルバムは、彼らが前作から大いなる進化を遂げたことが一聴で分かる傑作だ。RHYDAの持つ独特のリリックの世界観やPUNKにも通ずる初期衝動感も更にアップデートされ確信に満ちた言葉で聞いた者を驚かせる。snucのビートも前作以上にジャンルの幅を広げつつも統一感を出すことに成功、更なる深みを手に入れたビートにあなたの体は勝手に踊りだしてしまうだろう。2人のコンビネーションは、今作によって更なるオリジナティを獲得。RemixはMaLによるDub ShowerのJungle Versionが収録。すでにプレリリース時点でフロアに投下され、ジャングリスト達を熱狂に包んでいるとのこと。ジャケットの絵はUshio Kawaharaが担当し、MOGANAの世界観をうまく表している。今後のさらなる飛躍を確信せざるを得ない、最高なアルバムが完成したことは一聴すれば分かるはず!されど彼らは永遠に挑戦者であり続けるだろう、言わずもがなだ。

MOGANA
Lossless

MOGANA

HipHop/R&B

RHYDA

東京・吉祥寺を拠点に活動するMC、RHYDAとDJ / トラックメイカーのsnucとのコンビによる2ndアルバムが完成!前作1stアルバム「FOODOO」の発表を皮切りに、全国の小箱クラブから野外レイブまで全国津々浦々様々なフロアに熱狂を巻き起こし見る者に多大なるインパクトを与え続けた2人。今回のアルバムは、彼らが前作から大いなる進化を遂げたことが一聴で分かる傑作だ。RHYDAの持つ独特のリリックの世界観やPUNKにも通ずる初期衝動感も更にアップデートされ確信に満ちた言葉で聞いた者を驚かせる。snucのビートも前作以上にジャンルの幅を広げつつも統一感を出すことに成功、更なる深みを手に入れたビートにあなたの体は勝手に踊りだしてしまうだろう。2人のコンビネーションは、今作によって更なるオリジナティを獲得。RemixはMaLによるDub ShowerのJungle Versionが収録。すでにプレリリース時点でフロアに投下され、ジャングリスト達を熱狂に包んでいるとのこと。ジャケットの絵はUshio Kawaharaが担当し、MOGANAの世界観をうまく表している。今後のさらなる飛躍を確信せざるを得ない、最高なアルバムが完成したことは一聴すれば分かるはず!されど彼らは永遠に挑戦者であり続けるだろう、言わずもがなだ。

Primal Dub2
Lossless

Primal Dub2

Dance/Electronica

MaL

メロウでダビーな日常サウンドトラック、Primal Dubの続編、前作同様更に洗練された珠玉のDub集!!新鋭レーベル、Hoodish Recordingsの第一弾としてリリースされたMaLのソロアルバム「Primal Dub」はインストアルバムながらiTunesレゲエチャート1位を獲得、各方面から好評を得た。今回の続編はメロウで穏やかなダブが展開された前作の流れも踏襲し、更に洗練されたDubも新境地へと向かいつつ、前作が好きなリスナーも納得させる形で進化を遂げた。フィーチャリング・アーティストもレーベルメイトでもあるIRONSTONEがギター、ボイスにACHARU、ジャンベにSHOWGO、バイオリンのHirokazu Suetake、そして前作は長女がトランペットで参加したのもハイライトの一つであったが今回は次女がアルトサックスとボイスでの参加というのも聴きどころ。カバーアートは前作同様、東京のアンダーグラウンドシーンに灯を灯し続けるBEST MATCH CORNERによるもの。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 『Prime Dub』、その続編、MAL(PART2STYLE)による『Prime Dub 2』が約1年ほど のスパンでここにリリースされた。本人が果たしてそう思っていたかどうかはともかく、 前作を一聴したときに「DJ PYTHONへの高田馬場からの回答」と、ついつぶやいてして しまいたくもなったわけだが、本作もまたチルアウトな雰囲気の柔らかなダブ・サウンド がじんわりと広がっていく。その作品性は、レゲエ / ダブ愛好家はもちろん、チルなラッ プやR&B、そしてここ数年でレゲエの再発などでもキーワードであがってきているいわ ゆるバレアリック・サウンド的な解釈で聴かれることも決して不思議ではない、そんな作 品ではないだろうか。 全治9ヶ月の大けがの末、80日間にも及ぶ入院の間に思いついたという『Prime Dub』の 「ダブをキーワードにした日常のサウンドトラック」というテーマ(前作『Prime Dub』 に関する顛末は大石始のnote掲載のMALインタヴューに詳しい、本作を知る上でも重要 なのでぜひそちらをぜひ参照のこと)。少々余談だが、それはどこかブライアン・イーノ が交通事故後、その病床での、とある音楽体験をヒントとして「アンビエント・ミュージ ック」を着想したというエピソードを思い出す話でもある。アンビエント・ミュージック 同様、生活の一部に溶け込む音楽ということで言えば、音楽への視点の変化、身体性とは また違った役割・魅力のある音楽の創出というところで、そこにどこか共通点を見いだす ことも可能だろう。ダンスフロアの身体的な刺激とも違った、リズムとサウンドによっ て、日常のフィーリングを豊かにする、そうした音楽がここにはある。 続編ではあるが、入院生活を端緒とした、よりパーソナルな前作に比べて、本作はその布 陣にしても少し開いたコミニケーションを感じることのできる作品となった。おそらく、 なにより前作のリリースでスタートした、高田馬場の音楽居酒屋「KUSUDAMA」が主宰 するレーベル、HOODISH RECORDINGSの存在が大きいのではないだろうか(もちろん 本作のリリースもHOODISHからのリリースとなる)。フィーチャリングには、レーベ ル・メイトでもあるIRONSTONEがギター、ボイスにACHARU、ジャンベにSHOWGO がレコーディングにも参加、更にバイオリンのHirokazu Suetake、そして前作のMalの長 女の参加に続き、今回は次女がアルトサックスとボイスにて参加している。前作で蒔いた 種がじわりとその根を張り巡らし、そして本作へ、というローカルなコミニティにおける コミニケーションの芳醇さが作品へと結実しているということではないだろうか。 デジタル・リリースは、先にリリースされている限定ミックス・テープとは違ったセパレ ート仕様の楽曲達。DJ / セレクターとして長らく活動してきた彼の手腕が発揮された 「流れ」を持ったミックスとも違った時間軸で、アルバムとしてじっくり堪能するもよ し、もちろん現場での「流れ」のセンスのなかで生み出された本作のサウンドは、またさ まざまな現場に「流れ」を作りだせるDJツールとしての側面を持つことは言うまでもな いだろう。 カヴァー・アートは前作同様、東京のアンダーグラウド・シーンで噂のマッチ箱職人、 BEST MATCH CORNERが担当。 人生の大部分を占めるのは膨大な日常だ、そんな日常にじわりと染み入るサウンドトラッ クとしてのダブ。繰り返す日常、繰り返しながらも気分、体調、その機微はいつも違う、 メロウなメロディに聴きいってみたり、時にはリズムにフォーカスして小躍りするもよ し、そんな毎日違って繰り返す「日常のVERSION」を彩る「Prime Dub」、その第2章が ここに完成したのだ。(河村祐介)

Mr. DYNAMO (feat. IARA)
Lossless

Mr. DYNAMO (feat. IARA)

HipHop/R&B

RHYDA

2021年突如結成され、アルバム"FOODOO"をリリースし一躍話題となったRHYDA&snuc。レーベルは新鋭レーベル「Hoodish Recordingsよりシングル「Mr.DYNAMO」を発表。 2人の作る音楽は、HIPHOPやBASS MUSICの流れにありながら、しかしそれに囚われることなく自由奔放、なんでもあり。時にPUNKとすら形容されるような自由度と潔さで、ひたすらやりたいことを追求し、開拓し、言い切り、音とともに遊び続けている。 また、音源もさることながら、彼らの話題となるとまず、その強烈なLIVEパフォーマンスがあがる(彼らはそれを「祝いの舞」と称する)。彼らの存在は草の根的に認知されはじめ、今年は日本各地のクラブ・ライブハウスや夏の野外のフェスなどに引っ張りだこ。知る人ぞしる存在から、今やパーティーに欠かせない存在となってきた。 そんな2人が次のPHASEへの第一弾として、シンガーIARAをfeatureしてシングル「Mr.DYNAMO」をリリース。 「祝いの舞」を標榜し全国を行脚している2人、故に巻き起こる数々の狂乱や過ちをくぐり抜け、新たにたどり着いたのは「生きている今夜を祝いあえよ」という合唱、つまりさらなる「祝いの舞」であった。 前作からトラックとラップもスケールと表現力を増し、そこに呼応するようにシンガーIARAは命の悦びと驚きを歌とラップで表現する。 この曲は互いの命を祝い合い踊る、生の大肯定祭りである。そしてその宴の真ん中で踊り続けるMr.DYNAMOは、私であり、あなたなのである・・・

Mr. DYNAMO (feat. IARA)
High Resolution

Mr. DYNAMO (feat. IARA)

HipHop/R&B

RHYDA

2021年突如結成され、アルバム"FOODOO"をリリースし一躍話題となったRHYDA&snuc。レーベルは新鋭レーベル「Hoodish Recordingsよりシングル「Mr.DYNAMO」を発表。 2人の作る音楽は、HIPHOPやBASS MUSICの流れにありながら、しかしそれに囚われることなく自由奔放、なんでもあり。時にPUNKとすら形容されるような自由度と潔さで、ひたすらやりたいことを追求し、開拓し、言い切り、音とともに遊び続けている。 また、音源もさることながら、彼らの話題となるとまず、その強烈なLIVEパフォーマンスがあがる(彼らはそれを「祝いの舞」と称する)。彼らの存在は草の根的に認知されはじめ、今年は日本各地のクラブ・ライブハウスや夏の野外のフェスなどに引っ張りだこ。知る人ぞしる存在から、今やパーティーに欠かせない存在となってきた。 そんな2人が次のPHASEへの第一弾として、シンガーIARAをfeatureしてシングル「Mr.DYNAMO」をリリース。 「祝いの舞」を標榜し全国を行脚している2人、故に巻き起こる数々の狂乱や過ちをくぐり抜け、新たにたどり着いたのは「生きている今夜を祝いあえよ」という合唱、つまりさらなる「祝いの舞」であった。 前作からトラックとラップもスケールと表現力を増し、そこに呼応するようにシンガーIARAは命の悦びと驚きを歌とラップで表現する。 この曲は互いの命を祝い合い踊る、生の大肯定祭りである。そしてその宴の真ん中で踊り続けるMr.DYNAMOは、私であり、あなたなのである・・・

Scenes In The Gravity
Lossless

Scenes In The Gravity

DJ Liberate

ヘビーウエイトなサウンドとラップを独自の質感で融合させた新時代のビートサイエンス!! 東京を拠点に活動するDJ/プロデューサーである DJ Liberate のファーストソロアルバム「Scenes In The Gravity」が遂に完成。 本作はコロナ禍で発売延期となっていた DJ Liberate によるオリジナル楽曲をミックス/アレンジを担当する Fumitake Tamura (BUN) と共に再構築したアルバムでもある。 極限まで音数を減らし、研ぎ澄まされたプロダクションが生み出すサウンドはタイトでヘビーながらも繊細な音の配置がエコーした唯一無二のトラックに仕上がった。 更にそれぞれのラッパーが綴る言葉が乗る事で圧倒的なオリジナリティを放つ独自の世界観を確立している。正に新時代の幕開けである。 客演に STONEDZ (MEGA-G, DOGMA)、鎮座DOPENESS、前里慎太郎、Fortune D、MORI、BDR、KS と巧みなスキルを持ち、シーンを牽引するラッパーたちが参加。 マスタリングはメジャーからアンダーグラウンドまで様々なアーティストを手掛ける、木村健太郎 (kimken studio) によるもので世界水準の豊かな音像に仕上がっている点も聴き逃せないポイントである。 リミックス2曲はそれぞれ MaL (PART2STYLE)、ATSUKI によるドープトラックス。 ジャケットデザインは自身のビジュアルアートやハードコア/パンク、アダルトを軸に活動する KEI SASAKI が担当し音の世界をアートワークとして表現。 MV制作では Oshirasama が撮影・編集を担当。 本作はカセットテープ購入でダウンロードコードも付いてくるので是非ダウンロードしてイヤフォンやヘッドフォン、クラブのスピーカーでこだわりの "鳴り" を楽しんでいただきたい。 また同日からデジタルリリース (Apple Music、Spotify、Amazon Music 等の音楽配信サイト、Bandcamp、iTunes、OTOTOY 等の音楽ダウンロードストアから世界185ヵ国でデジタルリリース) もスタート! ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||  ベース・ミュージック、あるいはダブ/レゲエと日本のラップの蜜月の時代が再び訪れようとしているのではないか。DJ/プロデューサーのLiberateが、クラブやライヴハウスといった現場での豊富な経験を活かし、重厚だが軽やかに異なるルーツを持つラッパーやディージェー、音楽家を結び付けたファースト・アルバムを聴くと、そんなことを強く感じる。 1990、2000年代にもそうした融合や横断はあり、その後もそうしたミクスチャーは進行していた。しかし、誤解をおそれずにいえば、ある時期からそうしたサウンドは非常に限られたシーンで支持されるものだったが、この作品のサウンドにはそうした閉鎖性をぶち破るエネルギーと洗練があり、風通しが良い。これこそがいま求められている音だと、私はおもう。 例えば、冒頭曲「ANYAKU」に鎮座DOPENESSが登場するのも象徴的だ。彼のオリジナルなスタイルはいまや広く認められているものの、2000年代に日本語ラップ、ラガ、レゲエを横断する特異性はアンダーグラウンドで際立つものだった。日本の主流の音楽シーンや音楽産業と呼ばれる世界の中で、アメリカのヒップホップ/ラップを追うひとびとと、UKやヨーロッパ諸国に連綿と受け継がれるサウンドシステム・カルチャーにアクセスするひとびとの隔たりは、両者を愛する音楽ファンからすれば、想像以上に大きかった。 だが時代は変わった。DJ Liberateのサウンド/プロダクションはUKドリルやトラップも通過した上でベース・ミュージックやダブを追求しているように聴ける。その音が歌い手のことばとフロウと化学反応を起こしている。STONEDZ (MEGA-G, DOGMA)、Fortune D、BDR、KS、MORI、前里慎太郎 a.k.a.IC といった個性的な面子の参加も然ることながら、あのFumitake Tamuraが作品の再構築に関わっていることも見逃せない。リミックスも2曲ある。こうした挑戦的な作品を起点に何かが動き始めるのは間違いない。 二木信(音楽ライター)

Scenes In The Gravity
High Resolution

Scenes In The Gravity

DJ Liberate

ヘビーウエイトなサウンドとラップを独自の質感で融合させた新時代のビートサイエンス!! 東京を拠点に活動するDJ/プロデューサーである DJ Liberate のファーストソロアルバム「Scenes In The Gravity」が遂に完成。 本作はコロナ禍で発売延期となっていた DJ Liberate によるオリジナル楽曲をミックス/アレンジを担当する Fumitake Tamura (BUN) と共に再構築したアルバムでもある。 極限まで音数を減らし、研ぎ澄まされたプロダクションが生み出すサウンドはタイトでヘビーながらも繊細な音の配置がエコーした唯一無二のトラックに仕上がった。 更にそれぞれのラッパーが綴る言葉が乗る事で圧倒的なオリジナリティを放つ独自の世界観を確立している。正に新時代の幕開けである。 客演に STONEDZ (MEGA-G, DOGMA)、鎮座DOPENESS、前里慎太郎、Fortune D、MORI、BDR、KS と巧みなスキルを持ち、シーンを牽引するラッパーたちが参加。 マスタリングはメジャーからアンダーグラウンドまで様々なアーティストを手掛ける、木村健太郎 (kimken studio) によるもので世界水準の豊かな音像に仕上がっている点も聴き逃せないポイントである。 リミックス2曲はそれぞれ MaL (PART2STYLE)、ATSUKI によるドープトラックス。 ジャケットデザインは自身のビジュアルアートやハードコア/パンク、アダルトを軸に活動する KEI SASAKI が担当し音の世界をアートワークとして表現。 MV制作では Oshirasama が撮影・編集を担当。 本作はカセットテープ購入でダウンロードコードも付いてくるので是非ダウンロードしてイヤフォンやヘッドフォン、クラブのスピーカーでこだわりの "鳴り" を楽しんでいただきたい。 また同日からデジタルリリース (Apple Music、Spotify、Amazon Music 等の音楽配信サイト、Bandcamp、iTunes、OTOTOY 等の音楽ダウンロードストアから世界185ヵ国でデジタルリリース) もスタート! ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||  ベース・ミュージック、あるいはダブ/レゲエと日本のラップの蜜月の時代が再び訪れようとしているのではないか。DJ/プロデューサーのLiberateが、クラブやライヴハウスといった現場での豊富な経験を活かし、重厚だが軽やかに異なるルーツを持つラッパーやディージェー、音楽家を結び付けたファースト・アルバムを聴くと、そんなことを強く感じる。 1990、2000年代にもそうした融合や横断はあり、その後もそうしたミクスチャーは進行していた。しかし、誤解をおそれずにいえば、ある時期からそうしたサウンドは非常に限られたシーンで支持されるものだったが、この作品のサウンドにはそうした閉鎖性をぶち破るエネルギーと洗練があり、風通しが良い。これこそがいま求められている音だと、私はおもう。 例えば、冒頭曲「ANYAKU」に鎮座DOPENESSが登場するのも象徴的だ。彼のオリジナルなスタイルはいまや広く認められているものの、2000年代に日本語ラップ、ラガ、レゲエを横断する特異性はアンダーグラウンドで際立つものだった。日本の主流の音楽シーンや音楽産業と呼ばれる世界の中で、アメリカのヒップホップ/ラップを追うひとびとと、UKやヨーロッパ諸国に連綿と受け継がれるサウンドシステム・カルチャーにアクセスするひとびとの隔たりは、両者を愛する音楽ファンからすれば、想像以上に大きかった。 だが時代は変わった。DJ Liberateのサウンド/プロダクションはUKドリルやトラップも通過した上でベース・ミュージックやダブを追求しているように聴ける。その音が歌い手のことばとフロウと化学反応を起こしている。STONEDZ (MEGA-G, DOGMA)、Fortune D、BDR、KS、MORI、前里慎太郎 a.k.a.IC といった個性的な面子の参加も然ることながら、あのFumitake Tamuraが作品の再構築に関わっていることも見逃せない。リミックスも2曲ある。こうした挑戦的な作品を起点に何かが動き始めるのは間違いない。 二木信(音楽ライター)

VORTEX
High Resolution

VORTEX

HipHop/R&B

ACHARU

シンガー、ラッパー、ソングライター、コンポーザーとしてマルチな才能を見せる日本人女性アーティスト “ACHARU”。 2017年発売のアルバム「ART OF FLOW」以来5年ぶりとなる待望のニューEP「VORTEX」が5月16日(月)より全世界デジタルリリースされる! サウンドプロデュースは、日本の音楽シーン/ダンスミュージックシーンで、コアなリスナーから耳の早い一般音楽ファンまで、いま最も注目を集めるグループ “ZEN RYDAZ” (MACKA-CHIN, MaL, J.A.K.A.M.)! 世界各地の民族楽器を散りばめながらも現代的なビートプロダクションにより、世界的にも注目されるグローバルベース現行のカッティングエッジなサウンドと、オーソドックスなポップス的要素も内在する唯一無二なスタイルがここに確立。 FREE YOUR MIND, FLOATY, FREEDOM という3曲は MIND, BODY, SPIRIT という3つのテーマに沿って創られ、三位一体な詩の世界観は ACHARU の今まで培ったセンスとスキルにより、シングルEPながらも重厚感があり、分かりやすさと共に深みのある世界観を感じていただけることでしょう! 今の時代においてこそ特に心の琴線に触れてくる音楽、音像、言霊の魅力が ACHARU のニューEP「VORTEX」からは聞こえてくる。

VORTEX
Lossless

VORTEX

HipHop/R&B

ACHARU

シンガー、ラッパー、ソングライター、コンポーザーとしてマルチな才能を見せる日本人女性アーティスト “ACHARU”。 2017年発売のアルバム「ART OF FLOW」以来5年ぶりとなる待望のニューEP「VORTEX」が5月16日(月)より全世界デジタルリリースされる! サウンドプロデュースは、日本の音楽シーン/ダンスミュージックシーンで、コアなリスナーから耳の早い一般音楽ファンまで、いま最も注目を集めるグループ “ZEN RYDAZ” (MACKA-CHIN, MaL, J.A.K.A.M.)! 世界各地の民族楽器を散りばめながらも現代的なビートプロダクションにより、世界的にも注目されるグローバルベース現行のカッティングエッジなサウンドと、オーソドックスなポップス的要素も内在する唯一無二なスタイルがここに確立。 FREE YOUR MIND, FLOATY, FREEDOM という3曲は MIND, BODY, SPIRIT という3つのテーマに沿って創られ、三位一体な詩の世界観は ACHARU の今まで培ったセンスとスキルにより、シングルEPながらも重厚感があり、分かりやすさと共に深みのある世界観を感じていただけることでしょう! 今の時代においてこそ特に心の琴線に触れてくる音楽、音像、言霊の魅力が ACHARU のニューEP「VORTEX」からは聞こえてくる。

LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE
Lossless

LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE

HipHop/R&B

IRONSTONE

新鋭レーベル [Hoodish Recordings] のリリース第二弾はレペゼン西東京 IRONSTONE の1st Album!!! 自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、コロナ禍にビートメイカーとしてのキャリアを本格始動させた IRONSTONE の1st Album。 初作品にして国産Drillとして最高峰の出来栄えに仕上がった意欲作。凶暴な808ベースとムーディーなメロディーが絡み合い、イントロから最後まで情景を想像させるようなストーリーテリングな展開。客演には KMC、RHYDA、東金B¥PASS、BDR、愛染 eyezen、CHEN THE PHARAOH、AIWABEATZ、Eclipse Sound System といった関東のシーンで活躍するラッパーやビートメイカー達が参加。ミックス・マスタリングとダブワイズは MaL (PART2STYLE) が担当。 ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢|| ドリル/トラップをどのように消化してオリジナリティのある楽曲を生み出すか。東京・吉祥寺を拠点に活動するDJ/ビートメイカー/プロデューサーの IRONSTONE のファースト・アルバムは、そうした現代的な課題へのひとつの回答と言えよう。また、複数のラッパーを客演に迎えた本作は、国内のラップ・ミュージックのシーンにも刺激を与え得る作品であろうし、そうした期待を抱かせる新鮮さがある。 ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾く IRONSTONE は、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。 例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZ との共作 “∞” (インフィニティ) はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDA との “anmo” は、パーカッションや打楽器、または “和” のテイストを加え、“お祭り男” の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezen との “HYPER BURN” では、定番リディムの “Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。 このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベル「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。 (二木信/音楽ライター)

LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE
High Resolution

LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE

HipHop/R&B

IRONSTONE

新鋭レーベル [Hoodish Recordings] のリリース第二弾はレペゼン西東京 IRONSTONE の1st Album!!! 自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、コロナ禍にビートメイカーとしてのキャリアを本格始動させた IRONSTONE の1st Album。 初作品にして国産Drillとして最高峰の出来栄えに仕上がった意欲作。凶暴な808ベースとムーディーなメロディーが絡み合い、イントロから最後まで情景を想像させるようなストーリーテリングな展開。客演には KMC、RHYDA、東金B¥PASS、BDR、愛染 eyezen、CHEN THE PHARAOH、AIWABEATZ、Eclipse Sound System といった関東のシーンで活躍するラッパーやビートメイカー達が参加。ミックス・マスタリングとダブワイズは MaL (PART2STYLE) が担当。 ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢|| ドリル/トラップをどのように消化してオリジナリティのある楽曲を生み出すか。東京・吉祥寺を拠点に活動するDJ/ビートメイカー/プロデューサーの IRONSTONE のファースト・アルバムは、そうした現代的な課題へのひとつの回答と言えよう。また、複数のラッパーを客演に迎えた本作は、国内のラップ・ミュージックのシーンにも刺激を与え得る作品であろうし、そうした期待を抱かせる新鮮さがある。 ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾く IRONSTONE は、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。 例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZ との共作 “∞” (インフィニティ) はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDA との “anmo” は、パーカッションや打楽器、または “和” のテイストを加え、“お祭り男” の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezen との “HYPER BURN” では、定番リディムの “Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。 このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベル「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。 (二木信/音楽ライター)

Primal Dub
Lossless

Primal Dub

Dance/Electronica

MaL

90年代から東京のクラブシーンで活動を続け、現在ではPART2STYLEの一員として楽曲プロデュースにDJと精力に動き続けているMaL。彼の長い音楽人生で初のソロ作品となる本作は、パーソナルな一面が写し込まれたメロウで穏やかなダブが展開されている。PART2STYLEの彼を知るリスナーからは驚きを持って迎えられることだろう。  2021年6月、MaLは全治9か月の大怪我を負い、80日間もの入院を余儀なくされた。本作はその際に制作された楽曲で構成されている。MaLにとっては重低音鳴り響くクラブこそが日常だったが、そこから切り離された穏やかな日々のなかで「ダブをキーワードにした日常のサウンドトラック」というテーマが浮かび上がってきたのだという。  アンビエント~チルアウト的なムードをまとった楽曲群は、かつてMaLが横たわっていた病室だけでなく、私たちの日常にもじんわりと溶け合う。深く沈み込むようなベースラインはMaLならではだが、そうした重低音もまた、聴くものの心を鎮めてくれるはずだ。本作は「日常のサウンドトラック」であると同時に、独特の治癒効果を持っている。おそらくそれは多くの楽曲が病室で制作されたことと無縁ではない。  味わい深いジャケットを手がけるのはBEST MATCH CORNER。また、本作はMaLの地元である高田馬場の音楽居酒屋「KUSUDAMA」が主宰するレーベル、HOODISH RECORDINGSからの第一弾作品となる。その意味で本作はMaLの日常と地続きになったローカルミュージック集ともいえるのかもしれない。『Primal(第一の、最初の、原始の、主要な、根本の)Dub』というタイトルの意味を噛み締めながらじっくり味わいたい。 (大石始/ライター)

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