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彼方高さから躰放ったあなた  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:35
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Discography

Rock

オルタナティブロックバンド、Blume popoによる4年ぶりのep、『Body Meets Dress』。活動休止&再開を経て、活動形態を大きく変えたBlume popo。本作はBlume popoの第二章の一作目のepであるとも言える。 Blume popo第二章の作品における特徴の一つはコンポーザーである横田がドイツ・デュッセルドルフに拠点を置き、その他メンバーは日本に拠点を置くという、国境を超えた二拠点での活動にある。4曲目の「まなざし」に見られるグリッチーなエレクトロサウンドの背景には、ドイツのリアルタイムな音楽カルチャーからの影響が見てとれるだろう。これまでも電子音楽の要素を独自に解釈し、ポストロックの文脈に落とし込んできたという側面も持つBlume popoであるが、今作『Body Meets Dress』では『NEW SKIN』で使用されるチョップドボーカルや『まなざし』のグリッチコア的な編曲から、彼らのさらなる電子音楽への傾倒が見てとれる。 しかしサウンドはあくまで重厚なバンドアンサンブルにこだわり、『少年時代』や『逃現郷』などではこれまで彼らが積み重ねてきた珠玉のオルタナティヴ・サウンドが体験できる。Blume popoによるこのような絶妙なバランス感のサウンドメイクの裏側には、彼らをバンド結成当初から支え続けるエンジニア、田村雄平がいる。 本作『Body Meets Dress』でBlume popoが描こうとしたテーマは自己同一性、および自我についてである。彼らの問いは「”私”はどこまでが”私”であり、それは一体何が規定するのか」ということだ。この問いに対する一つの象徴が”NEW SKIN”であり、他者からの”まなざし”であり、”少年時代”の原体験であり、その問いの先にある憧憬の地が”逃現郷”である。 このテーマで作品を作るにあたってBlume popoに大きな影響を与えたアーティストがいる。『Body Meets Dress』というタイトルは、そのアーティストによる作品からの引用だ。 カバーワークはドイツ・ベルリンを拠点に活動する写真家、Taichi Hishikawaによるものだ。ジャケットに写る、曖昧な光にゆらめく像は、Blume popoの哲学を象徴しているようだ。 シューゲイザーやオルタナティブをバックボーンとし、8年間のキャリアで身につけた揺るぎないBlume popo独自の音像に、本作ではさらに磨きがかけられ、リスナーはこれまで以上に高い解像度で作品を受け取ることができるだろう。

4 tracks
Rock

オルタナティブロックバンド、Blume popoによる4年ぶりのep、『Body Meets Dress』。活動休止&再開を経て、活動形態を大きく変えたBlume popo。本作はBlume popoの第二章の一作目のepであるとも言える。 Blume popo第二章の作品における特徴の一つはコンポーザーである横田がドイツ・デュッセルドルフに拠点を置き、その他メンバーは日本に拠点を置くという、国境を超えた二拠点での活動にある。4曲目の「まなざし」に見られるグリッチーなエレクトロサウンドの背景には、ドイツのリアルタイムな音楽カルチャーからの影響が見てとれるだろう。これまでも電子音楽の要素を独自に解釈し、ポストロックの文脈に落とし込んできたという側面も持つBlume popoであるが、今作『Body Meets Dress』では『NEW SKIN』で使用されるチョップドボーカルや『まなざし』のグリッチコア的な編曲から、彼らのさらなる電子音楽への傾倒が見てとれる。 しかしサウンドはあくまで重厚なバンドアンサンブルにこだわり、『少年時代』や『逃現郷』などではこれまで彼らが積み重ねてきた珠玉のオルタナティヴ・サウンドが体験できる。Blume popoによるこのような絶妙なバランス感のサウンドメイクの裏側には、彼らをバンド結成当初から支え続けるエンジニア、田村雄平がいる。 本作『Body Meets Dress』でBlume popoが描こうとしたテーマは自己同一性、および自我についてである。彼らの問いは「”私”はどこまでが”私”であり、それは一体何が規定するのか」ということだ。この問いに対する一つの象徴が”NEW SKIN”であり、他者からの”まなざし”であり、”少年時代”の原体験であり、その問いの先にある憧憬の地が”逃現郷”である。 このテーマで作品を作るにあたってBlume popoに大きな影響を与えたアーティストがいる。『Body Meets Dress』というタイトルは、そのアーティストによる作品からの引用だ。 カバーワークはドイツ・ベルリンを拠点に活動する写真家、Taichi Hishikawaによるものだ。ジャケットに写る、曖昧な光にゆらめく像は、Blume popoの哲学を象徴しているようだ。 シューゲイザーやオルタナティブをバックボーンとし、8年間のキャリアで身につけた揺るぎないBlume popo独自の音像に、本作ではさらに磨きがかけられ、リスナーはこれまで以上に高い解像度で作品を受け取ることができるだろう。

4 tracks
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2024年3月に2年半ぶりの日本での公演を控えるBlume popoによる2024年1月3日リリースの最新シングル『逃現郷』。前作『少年時代』のリリースの後、香港/中国でのツアーを経たBlume popoの今が現れた一曲。 本楽曲の制作は、前作『少年時代』に引き続き、ドイツ・デュッセルドルフ在住のコンポーザー横田と、日本にいるその他のメンバーによって、国境を越えた二拠点で行われた。レコーディング/ミックス/マスタリングは過去作に引き続きエンジニア田村雄平による仕事で、独自のサウンドデザインに磨きがかけられている。 本作でBlume popoが描いたものは、"どこにもない理想郷"とされる"桃源郷"(="ユートピア")ではなく、すぐそこにある[現]実から[逃]げるための場所、"逃現郷"だ。優しく温かい歌詞には、作詞を担当したボーカル野村美こにとっての"逃現郷"が体現されており、その表現によって、この曲自体がリスナーにとっての"逃現郷"になるだろう。外の世界から閉ざされた、内側の安全な世界への憧憬を歌った本作品は、昨今のBlume popoの作品に一貫するテーマである『自己の境界線の揺らぎ』にやはり通底している。 ジャケットはドイツ・ベルリンを拠点に活動する写真家、Taichi Hishikawaによる作品。多重露光による曖昧な輪郭を描くことで、視覚的にも『自己の境界線の揺らぎ』やその曖昧性のようなものを描いているようだ。 シューゲイザーやオルタナティブをバックボーンとし、8年間のキャリアで身につけた揺るぎないBlume popo独自の音像に本作ではさらに磨きがかけられ、リスナーはこれまで以上に高い解像度で作品を受け取るだろう。そして、その表現に包まれたBlume popoの哲学が強く、固くなっていることがすぐに感じられるだろう。 本作が日本のオルタナシーンの一時代を牽引する一曲になると、確信を持って宣言する。

1 track
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2024年3月に2年半ぶりの日本での公演を控えるBlume popoによる2024年1月3日リリースの最新シングル『逃現郷』。前作『少年時代』のリリースの後、香港/中国でのツアーを経たBlume popoの今が現れた一曲。 本楽曲の制作は、前作『少年時代』に引き続き、ドイツ・デュッセルドルフ在住のコンポーザー横田と、日本にいるその他のメンバーによって、国境を越えた二拠点で行われた。レコーディング/ミックス/マスタリングは過去作に引き続きエンジニア田村雄平による仕事で、独自のサウンドデザインに磨きがかけられている。 本作でBlume popoが描いたものは、"どこにもない理想郷"とされる"桃源郷"(="ユートピア")ではなく、すぐそこにある[現]実から[逃]げるための場所、"逃現郷"だ。優しく温かい歌詞には、作詞を担当したボーカル野村美こにとっての"逃現郷"が体現されており、その表現によって、この曲自体がリスナーにとっての"逃現郷"になるだろう。外の世界から閉ざされた、内側の安全な世界への憧憬を歌った本作品は、昨今のBlume popoの作品に一貫するテーマである『自己の境界線の揺らぎ』にやはり通底している。 ジャケットはドイツ・ベルリンを拠点に活動する写真家、Taichi Hishikawaによる作品。多重露光による曖昧な輪郭を描くことで、視覚的にも『自己の境界線の揺らぎ』やその曖昧性のようなものを描いているようだ。 シューゲイザーやオルタナティブをバックボーンとし、8年間のキャリアで身につけた揺るぎないBlume popo独自の音像に本作ではさらに磨きがかけられ、リスナーはこれまで以上に高い解像度で作品を受け取るだろう。そして、その表現に包まれたBlume popoの哲学が強く、固くなっていることがすぐに感じられるだろう。 本作が日本のオルタナシーンの一時代を牽引する一曲になると、確信を持って宣言する。

1 track
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2018年3月発売 Blume popo 1st single

3 tracks