DOOBEEIS meets BOOT
DOOBEEIS 世間知らずのマリアッチ。二つの黒い影が近づいてくる。HIDENKA(ヒデンカ)とGOUKI(ゴーキ)によるヒップ・ホップ・グループ、DOOBEEIS。奇妙な名義を使い分けて活動している為、その実態を知る者は少ないが、様々なトラック・メイカーとのコラボレーションや、各々過去の活動によって得てきたストリート・プロップスは計り知れない。シーンの内外でボーダレスに活動し、ヒッピーやジプシーのように気の向くまま音楽の旅を続ける。まさに音楽中毒者が待ち望んだアルバムの完成である。混沌とする現実社会に落とされた自由のひとしずくは、みるみるうちに辺りを浸食していく。まるでロード・ムービーのように情景の浮かぶ「DOOBEEISサウンド」を携えて、唯一無二の音楽の高みを目指す。DOOBEEISが持つ世界感は一朝一夕に作り出されたものではない。天井から垂れ落ちる水滴が、長年をかけて洞窟の中で見事な石柱をつくり出す様なものだ。
BooT Bass & DrumのAnn-GとGuiter & Dub EffectのMAR420からなるDub Session Band/ Riddim MakerであるBooTsoundはレゲエ。ダブ。ヒップ・ホップ。ジャズ。ブルースの煙を吸い込み、ドープさ。生っぽさ。ダブ加減。ザラつき。中毒感。アナログ感を絡ませ、吐き出した煙は表と裏、破壊と創造、ロウとカオス、相反するモノが一つとなり繰り返されるリズム・セッションと鳴り止まないダブ・ワイズから楽曲は常に生まれ続けている。BooTはさらなる音楽への追求し夜な夜な活動している。
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インタヴュー
DOOBEEIS meets BooT『9th Dope』配信開始 & インタビュー
DOOBEEISは、2010年12月にリリースされたファースト・アルバム『DOOBEEIS』のリリックはそのままに、トラック・メイカーもこなすMC・HIDENKAの地元の盟友BooTのバンド・サウンドを加えて、早くもセカンド・アルバム『9th Dope』を…