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pasteur

Tomohiro Kise(bass)、Kazuma Sakamoto(guitar)、Daisaku Hishinuma(drums)、Akihito Abe(flute / sampler)、Yuya Makino(guitar)。京都出身、ギター×2、ベース、フルート/サンプラー、ドラムの5人組インストゥルメンタル・バンド。2005年9月結成。幾度かのメンバー変更を経て、2007年6月より現在の編成に。これまでにMY WAY MY LOVE、8otto、MONO、モーモールルギャバン、などといった個性派バンドとの共演を経て現在に至る。ツイン・ギターを中心にしたアグレッシヴなサウンドを放つ反面、フルート/サンプラーによる叙情性のある奇妙な世界観を魅せ、ベース、ドラムによる変拍子でエグいリズム隊。と、二面性ならぬ三面性、四面性をも持つバンドである。その無限大に放出されるサウンドは壮大で未知の世界だ。今後の活動に最も期待されるだろう。

Official site: http://pasteurexperiment.com/

Discography

『Tetrachromacy』=『四色型色覚』pasteur 3年ぶりのアルバムは4色がキーワード。新たにホーン・セクションを取り入れ、よりグルーヴ感を演出した1枚となった。京都出身5人組インストゥルメンタル・バンド、pasteur(パスツール)が3年ぶりにアルバムをリリース!前作『5/0wave』では1曲30分という壮大でかなりマニアックな作品をリリースしたが、今回は1曲1曲が独立し、完結した4曲(4色)の作品となった。今作品『Tetrachromacy』(テトラクラマシー)は新たにホーン・セクションを取り入れ、よりグルーヴ感を演出した。展開の読めない長尺な曲構成や鋭いギターはキング・クリムゾンのようなプログレッシヴ・ロックにも通ずる部分もあり、緻密に繰り返される音はトータスやバトルズといったポスト・ロックにも形容される。ライブでは既に披露され話題となっていた「abubygss」をはじめとする4曲(4色)から成り、各曲によって色が変わる。ラストの「elip pile」は映画を観ているような壮大な世界観がある。またレコーディング・エンジニアには同じく京都を代表するインスト・バンドjizue(ジズー)のギタリスト、井上氏が担当している。 

4 tracks

OTOTOYの京都コンピレーション『All Along Kyoto Tower(京都タワーからずっと)』にも収録されたインストゥルメンタル・バンド、pasteur。ファースト・アルバムとなる今作のコンセプトは「夢遊病者」。現実と夢の間を遊行する人間の心象風景を、ギター2本、サンプラー、ベース、ドラムのみで言葉を用いず描写する。深層心理に訴えかける奇妙かつ壮大な音のアンサンブルをお楽しみください。

4 tracks

京都のインストバンドpasteur(パスツール)。デビュー作『cella aldebaran』に続き、2011年夏に予定されているフル・アルバムのリリースがが待ち遠しい中、アルバム未収録曲でありながら名曲と評判の高い、「(accel:/decEL) swing-by:(スイング-バイ)」をデジタル限定で発表。ライブでも滅多に披露することもないという本作は、10分近くもありながらも飽きのない、メロディアスなナンバーになっている。

1 track

Articles

pasteur『5/0wΣave』リリース&インタビュー

インタヴュー

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『All Along Kyoto Tower(京都タワーからずっと)』ゆーきゃんと巡る京都音楽百景

インタヴュー

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大好きだった京都を離れて4年も経った。最近になって、京都という土地とそこで生まれる音楽シーンがとても魅力的であると強く感じるようになった。BOROFESTAで京都には行くし、京都には多くの音楽仲間がいるけれど、その思いは年々強くなってくる。そんな思いが積も…