近藤嘉宏
Digital Catalog
日本を代表するピアニスト、近藤嘉宏によるシューマン「クライスレリアーナ」とラフマニノフ「楽興の時」全曲。どちらも濃厚なロマンチシズムに、繊細な内面や複雑なひだを内包した大作です。録音は2012年3月7日、紀尾井ホールにおけるライヴ。近藤は迸るエネルギーとパッションを内に秘めつつ、音の一つ一つに丹念に表情を施し、濃密な演奏を展開しています。アルバムの最後に収められている「ヴォカリーズ」は近藤自身の編曲で、奇を衒わないリリカルな美しさを感じられます。入念なマイクセッティングにより、近藤独特の色彩豊かで透明な音色が、リアルに再現されたアルバムです。
日本を代表するピアニスト、近藤嘉宏によるシューマン「クライスレリアーナ」とラフマニノフ「楽興の時」全曲。どちらも濃厚なロマンチシズムに、繊細な内面や複雑なひだを内包した大作です。録音は2012年3月7日、紀尾井ホールにおけるライヴ。近藤は迸るエネルギーとパッションを内に秘めつつ、音の一つ一つに丹念に表情を施し、濃密な演奏を展開しています。アルバムの最後に収められている「ヴォカリーズ」は近藤自身の編曲で、奇を衒わないリリカルな美しさを感じられます。入念なマイクセッティングにより、近藤独特の色彩豊かで透明な音色が、リアルに再現されたアルバムです。
デビュー30年を迎え、円熟と深化を着実に重ねている近藤嘉宏が、節目となるアルバムで取り上げる作曲家はリストです。ロ短調ソナタをメインに据え、巡礼の年第1年(スイス)からは4曲を抜粋、リスト作品の哲学的な側面における新たな魅力を炙り出していきます。近藤は透き通った美音を自在に操り、精神領域の奥深くに潜む複雑なひだを繊細なディテールで表現、聴き手を霊感に満ちた神秘の世界へといざないます。今回の録音で使用したピアノは、リストも愛したというベヒシュタイン。楽器の調整にも数々のこだわりを持つ近藤の要望に応え、極限にまで状態が絞り込まれ、なんとも言えない高貴で多彩な響きが生み出されました。壮大なスケールの中に細やかな配慮と深い思考を内包した、まさに究極のリストアルバム、ぜひ心行くまでご堪能ください。
デビュー30年を迎え、円熟と深化を着実に重ねている近藤嘉宏が、節目となるアルバムで取り上げる作曲家はリストです。ロ短調ソナタをメインに据え、巡礼の年第1年(スイス)からは4曲を抜粋、リスト作品の哲学的な側面における新たな魅力を炙り出していきます。近藤は透き通った美音を自在に操り、精神領域の奥深くに潜む複雑なひだを繊細なディテールで表現、聴き手を霊感に満ちた神秘の世界へといざないます。今回の録音で使用したピアノは、リストも愛したというベヒシュタイン。楽器の調整にも数々のこだわりを持つ近藤の要望に応え、極限にまで状態が絞り込まれ、なんとも言えない高貴で多彩な響きが生み出されました。壮大なスケールの中に細やかな配慮と深い思考を内包した、まさに究極のリストアルバム、ぜひ心行くまでご堪能ください。
日本を代表するピアニスト、近藤嘉宏によるブラームスの協奏曲第1番。共演はロイヤルチェンバーオーケストラ、指揮は同オーケストラの創立者であり、2013年9月に66歳で他界した名匠、堤俊作。若き日のブラームスの苦悩や葛藤、激情が顕著に表れているピアノ協奏曲第1番は、極めて交響的であると同時に、ピアノソロの存在感をより高める工夫がなされており、多面的な魅力を持っています。スケールの大きなドラマと深い内面性を併せ持ち、演奏時間も約50分と長大な、まさにそびえ立つような風情を湛えたこの作品は、ブラームスの初期の傑作であり、かつ代表作の一つと言えるでしょう。近藤は、洞察と思考を隅々まで巡らせた精細なテクスチュアを基盤としながら、深い呼吸と迸る情熱によって、幅広い表現を展開しています。堤率いるロイヤルチェンバーオーケストラは、悠然とした佇まいとノーブルで繊細な響きをもってピアノと絶妙なバランスで絡み合い、音楽に滲み出すような広がりをもたらしています。録音は2004年5月17日、東京オペラシティにおけるライヴ収録です。
日本を代表するピアニスト、近藤嘉宏によるブラームスの協奏曲第1番。共演はロイヤルチェンバーオーケストラ、指揮は同オーケストラの創立者であり、2013年9月に66歳で他界した名匠、堤俊作。若き日のブラームスの苦悩や葛藤、激情が顕著に表れているピアノ協奏曲第1番は、極めて交響的であると同時に、ピアノソロの存在感をより高める工夫がなされており、多面的な魅力を持っています。スケールの大きなドラマと深い内面性を併せ持ち、演奏時間も約50分と長大な、まさにそびえ立つような風情を湛えたこの作品は、ブラームスの初期の傑作であり、かつ代表作の一つと言えるでしょう。近藤は、洞察と思考を隅々まで巡らせた精細なテクスチュアを基盤としながら、深い呼吸と迸る情熱によって、幅広い表現を展開しています。堤率いるロイヤルチェンバーオーケストラは、悠然とした佇まいとノーブルで繊細な響きをもってピアノと絶妙なバランスで絡み合い、音楽に滲み出すような広がりをもたらしています。録音は2004年5月17日、東京オペラシティにおけるライヴ収録です。
1995年の鮮烈なデビュー以来、多くの音楽ファンに支持されている近藤嘉宏の新作は、ヴィルトゥオーゾの趣を持つ作品を集めた、クラシック界では稀有な配信限定アルバム。ブラームスとラヴェルは1998年、バーバーは2001年、バラキレフは2016年、フランクは2019年の演奏で、ライヴ音源を主として構成されている。2025年でデビュー30周年を迎える近藤の足跡を辿る、興味深い内容だ。























