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2020/02/19 17:00

 

ジェニーハイ、初のワンマンツアーファイナル・ライヴレポート

 

ドラム:小籔千豊、ベース:くっきー! ( 野性爆弾 )、ギター&プロデュース:川谷絵音、キーボード:新垣隆、ボーカル:中嶋イッキュウ (tricot)の豪華メンバーからなる5人組バンド、「ジェニーハイ」。

その初めてのワンマンツアーのファイナル公演が、2月18日(火)Zepp Divercity Tokyoで行われた。

それぞれの方面で活躍中のメンバーは、多忙で中々スケジュールが合わずライヴツアーを行ったのは初めて。
昨年11月にリリースしたアルバム『ジェニーハイストーリー』もストリーミングを中心に好調の中で開催された今回のツアーは各所でチケットが即日SOLD OUT。
ファイナルの東京ではなんとチケット応募倍率約10倍というプレミアムチケットとなった。

本ツアーでは各会場にゲスト芸人がサプライズ登場。
大阪には「見取り図」、名古屋では「なかやまきんに君」東京公演には「天竺鼠」が登場、開演時刻とともに登場すると会場では歓声が上がった。
サプライズで登場した天竺鼠の漫才が終わると、「ジェニーハイのテーマ」で自己紹介ラップをしながらジェニーハイのメンバーが登場。一人一人登場するたびに会場から大きな歓声があがり冒頭から大きな盛り上がりを見せる。
序盤はラップ曲からバンド演奏曲と次々と楽曲を披露していき、オーディエンスも手を揺らしながら徐々にヒートアップしていく。

中盤には会場の客席から出てきたキーワードをを基に即興で曲作りをするコーナーも。
川谷絵音(ギター&プロデュース)が楽曲のコード進行やリズムをを即興で作り、他のメンバーがそれに応えていく、中嶋イッキュウ(ボーカル)がキーワードを基にした歌詞で歌い出すが、そこにくっきー!(ベース)が乱入してくる、というメンバーに芸人がいるバンドならではの展開に爆笑を巻き起こしていた。

後半は、おなじみの代表曲で盛り上げながら新曲を披露するなど畳み掛け聞かせていく。
終盤にアイナ・ジ・エンド(BiSH)をゲストに迎え「不便な可愛げ」を披露。
結成して最初にリリースをした「片目で異常に恋してる」でライヴ本編を締めくくった。

アンコールで登場すると、物販紹介でメンバーの個性あふれるやりとりを繰り広げたあと、このツアーの直前に作られたという新曲「ジェニーハイボックス」を披露。
最後は、フルアルバム『ジェニーハイストーリー』に収録されている名ウェディングソング「まるで幸せ」をしっとりと聞かせ大団円となった。

ジェニーハイは新曲もレコーディング中ということで、今後のさらなる活動に期待される。 (内)

Photo by 鳥居洋介

■ジェニーハイ ONEMAN TOUR 2020「みんなのジェニー」
2020/2/18 Zepp Divercity Tokyo

オープニング漫才(天竺鼠)
1.ジェニーハイのテーマ
2.愛しのジェニー
3.ランデブーに逃避行
4.ダイエッター典子
5.強がりと弱虫
6.ヘチマラップ
7.バレンタイン泥棒
〜即興曲作りコーナー〜
8.グータラ節
9.シャミナミ
10.プリマドンナ
11.東京は雨
12.良いんだって(新曲)
13.ジェニーハイラプソディー
14.不便な可愛げ
15.片目で異常に恋してる

En.ジェニーハイボックス(新曲)
En.まるで幸せ

【関連リンク】
オフィシャルサイト:http://genie-high.com/

[ニュース] ジェニーハイ

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