ガンズ・アンド・ローゼズに新作リリースの噂

ガンズ・アンド・ローゼズに2008年の『チャイニーズ・デモクラシー』以来の新作発表の噂が持ち上がっている。

ギタリスト3人のうちの1人、リチャード・フォータスは、2008年の『チャイニーズ・デモクラシー』に続く新作制作用にバンドは相当な時間を使ってきていて、大方の曲は仕上がっているとコメント。しかし2014年までには発表されないだろうとの見通しを述べている。かつて1994年に着手したはずの『チャイニーズ・デモクラシー』は発表までに14年間もの月日を費やし、「アルバムの完成より中国の民主化の方が早いかも」と揶揄されたものの、2008年に唐突に発表。来日公演も行っている。

以後、バンドのコンディションは良好のようなので以前よりもスムーズにことが運ぶことが予想されるが、先日はライヴが終わった瞬間にアクセルが投げ込んだマイクが観客に直撃。前歯2本が折れたことにより訴訟沙汰になるなど、お騒がせぶりは相変わらずのアクセル(ちなみに2009年の東京ドームでの来日公演でも終演後マイクを客席に放り込んだが、拾った観客がマイクで喋り、ドームが爆笑に包まれるハプニングも)。

最近ではネット上で全盛期のイケメン振りと現在の姿とのギャップに悲鳴が上がるなど、良くも悪くも話題に事欠かないのは、さすがロック界随一の悪童ボーカリスト。新作発表、昨年に続く来日公演も唐突にやってくる可能性もあるので、身構えておいた方が良さそうだ。(岡本貴之)