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2012/10/11 01:12

 

THE YELLOW MONKEYのシングル発売を祝うリリース・パーティに本人登場! 超贅沢なエアギター競演も!

 

今年でデビュー20周年を迎えたTHE YELLOW MONKEY。彼らが昨日、10月10日(水)に11年8ヶ月ぶりとなるシングル『Romantist Taste 2012』を発売したのを祝って、イエモンをこよなく愛する人たちが競演したリリース・パーティが渋谷O-Eastで行われた。

今回のパーティはニコニコ生放送でも中継されていたので、会場には2つの大きなコメント画面が用意されていた。開演前から「残業ほっぽってきたぞー」などたくさんのコメントが寄せられ、期待の高さをうかがわせる。MTVでお馴染みのBooが開演前のDJをつとめ、饒舌なMCとともに会場を温めた後、いよいよリリース・パーティが始まった。

Booの「いっちゃっていいですか!?」の掛け声とともに、ステージ上の巨大画面には、イエローモンキーの96年武道館ライヴの映像が映し出される。これは10月21日(日)に発売されるDVD『TRUE MIND “NAKED”』からの映像だ。「Romantist Taste」「SWEET & SWEET」「LOVE COMMUNICATION」が立て続けに上映され、会場は生ライヴ同然の盛り上がりを見せた。

続いてラジオ・パーソナリティの中村貴子、『TRUE MIND “NAKED”』プロデューサーの山本浩市、ミュージシャンの中田裕二がステージに登場。ニコ生のコメントにも反応しながら、イエモンとの関わりや、熱い思いを語った。

ここで中田裕二が『TRUE MIND “NAKED”』の中から選んだイチオシの3曲を上映。「This Is For You」「審美眼ブギ」「赤裸々go!go!go!」というなかなか渋い選曲に会場も納得の様子だったが、時間の都合からか、上映されたのは全てワンコーラスのみ。これには会場から「えー!」と不満の声が上がっていた。

「イエモンは永遠に不滅だ」ということで山本と中田の意見が一致したところで、彼らは退場。再び「TRUE MIND “NAKED”」から、今度は96年NHKホールのライヴが上映される。「FOUR SEASONS」「熱帯夜」「Rock Star」の3曲が会場を熱気に包んだ。映像内の観客とフロアの観客の振りがシンクロしていたのが印象的だ。

ここでBooがふたたび登場。実はイエモンのメンバーが会場に見に来ていることを漏らし、フロアがどよめく。その後、ニコニコ動画内の「THE YELLOW MONKEYチャンネル」で行われていたMV制作企画「みんなで『Romantist Taste 2012』MVを作ってみた!」の完成披露が行われた。

この企画は、ニコ動ユーザーが「Romantist Taste 2012」をイメージして作った動画を投稿し、それを切り貼りして1本のMVにしてしまおうというもの。イエモンのPVを多く手がけてきた高橋栄樹が編集をつとめたためか、寄せ集めの映像とは思えない、イエモンへの愛に溢れたMVが披露された。

実際に高橋がステージに登場し、イエモンのライヴ映像集「RED TAPE」のノーカット版を編集中であることを明かしたところで、突然速報が入ってくる。今日発売の『Romantist Taste 2012』が、デイリー・チャートで4位を獲得したということだった。

続いて、エアギターで有名なお笑いコンビ、ダイノジが登場。ボーカル・吉井和哉の武道館ライヴで前説を担当したことなどを告白し、イエモンの曲ばかりを集めたDJプレイ&エアギターを披露した。「サイキック NO.9」「Shock Hearts」「甘い経験」「My Winding Road」といった定番曲の連続にフロアが沸いた。

イエモンの名曲「JAM」が流されたところで、会場とコメントは大合唱。ステージの巨大画面には「JAM」のライヴ映像が同時に流され、観客はメンバーの演奏姿に釘付けとなった。

「JAM」のしっとりした雰囲気から一転、「Spark」で会場の熱が一気に上昇したところで、まさかのサプライズが。ベース担当のヒーセこと廣瀬洋一がステージに現れたのだ。フロアが一瞬で沸騰する。

廣瀬は「嘆くなり我が夜のFantasy」「アバンギャルドで行こうよ」などを自らDJプレイ。「嘆くなり~」では途中で音が止まってしまうハプニングがあったものの、エアギター(ベース?)姿を披露しながら無邪気に踊る姿がなんとも素敵だった。

と、ここでさらなるサプライズ。なんとギター担当のエマこと菊地英昭までもがステージに現れる。会場からの黄色い声援が絶えない中、廣瀬と菊地は「悲しきAsian Boy」で贅沢なエアギター&エアベース競演を果たす。セクシーな廣瀬と愛らしい菊地が好対照をなしていた。

最後に廣瀬が、いずれ生演奏の競演もあるかも!?とほのめかし、この日のライヴは終了。イエモンらしい華やかでバラエティに富んだ一夜となった。ニコ動のコメントにも再結成を待ち望む声が多かったが、いつかもう一度4人が揃ってステージに立つ日が来ることを願いたい。(長島大輔)

〈Romantist Taste 2012 リリースパーティ〉
2012年10月10日(水)渋谷O-East
OPEN / START 18:00 / 19:00

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