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2023/10/28 12:00

 

ウエスギ専務&岸D、生配信トークで「母校への道 小学校編」の裏話を披露―イベントレポート

 

北海道発STVの人気バラエティ「ブギウギ専務」DVD18弾「ウエスギ専務 母校への道 小学校編」が2023年9月27日(水)に発売されたことを記念して、ウエスギ専務こと上杉周大(THE TON-UP MOTORS)と、STVの岸プロデューサーによる生配信トークイベントが10月21日(土)18:00から開催された。

このイベントは、VAP STOREにてDVDを購入した方を対象とした生配信イベントで、ウエスギ専務と岸プロデューサー&ディレクター(以下・岸D)と一緒にDVDを同時再生視聴しながら、番組の裏話やエピソードトークを楽しめるという、ファンにはたまらない企画。

18時になると、画面にウエスギ専務が登場。「せっかくだから実際にDVDを一緒に観ながらトークしましょう。お酒を飲んで酔っ払いながら観るぐらいのテンション感でちょうど良いと思うので」と、視聴者にもお酒を飲みながらの参加を呼び掛けると、缶ビール片手に岸D、視聴者と共にまずは乾杯。視聴者がチャットでコメントを送ることができるのも生配信の楽しいところ。「朝からディズニーで遊んでましたがこの配信のために早めに切り上げました」との熱いファンからのコメントに対して「絶対ディズニーの方が良いですよ(笑)」と冷静にジャッジするウエスギ専務もリラックスした様子で楽しそうだ。

「DVDにイーン!」の掛け声とともにDVDを再生すると、大通公園から始まる映像を観ながらトークがスタートした。岸DはDVD化にあたり編集作業をするために10数年ぶりにこの映像を観たとのことだが、同じくDVD化されている『ブギウギ奥の細道』がここ数年の内容なのに比べて、今回の内容はかなり昔過ぎて、初見のように楽しく観たという(2009年に放送されたもの)。それまでの「ブギウギ専務」にとって大きな企画だったという「母校への道」について、「わくちん係長はどういう心境でやっていたんですかね?」と問うウエスギ専務に、岸Dは「よくあんな乳首が浮いたような衣装で街中を歩いてたよね(笑)」と今思うと相当ヤバいとばかりに当時を振り返る。

チャットの「岸さんの笑い声が控えめな気がする」という声にウエスギ専務は「俺もそう思った!」と反応。岸D曰く、わくちん係長がいるということもあるが、当時は自らカメラを回していることもあり集中しているため、あまり声が入っていなかったのだとか。トークは「母校への道」の行く末を観ながら進む。道行く人に最初の質問をしたのがウエスギ専務ではなかったことを岸Dに指摘され、「本当だ!」と気が付く場面も。また、当時移動に乗っていた“ブギトラ号”は3人が乗れる仕様だったが、今は存在しないそうで、ウエスギ専務とわくちん係長を岸Dが撮影しながら移動する様子に、「ギュウギュウですよね。あんなに豊満な人(わくちん係長)が真ん中に乗るべきじゃないんですよ」と、時代の移り変わりによる変化と、当時ならではのおかしな映像にも触れていた。

尚、岸Dによると当時のナレーションがBGMとミックスされており、著作権の関係から使えないBGMもあるためデータをそのまま使うことができず、今回のDVD化のために、ナレーションをすべて録り直しているのだとか。また、当時は今のように「見逃し配信」がなかったため意識していなかったが、あるときから配信を意識して配信可能な楽曲で地上波での番組づくりを行うようになっているそうだ。DVDや番組制作に際してとてつもない労力がかかっていることがわかる裏話に、チャットから「岸さん、すごい!」と称賛の声が上がると、「すごいんですよ」と肯定する岸Dに、「たいてい謙遜するけどね(笑)」とツッコむウエスギ専務。いつもの2人のやり取りは生配信でも健在だ。ちなみに、「奥の細道」のBGMは、ウエスギ専務がアコースティックギター、ハーモニカで作曲した曲が使われているという知られざる秘話も披露された。

「母校への道」を観ながら、「まだ俺もわくちんもこの企画の危なさを理解していなかった」としみじみ語るウエスギ専務。道ゆく人々に声を掛けるのがすごく難しかったと振り返ると、「この経験が後の「奥の細道」に活かされているのですね」と納得するファンの声も上がっていた。岸Dが「演者だけキツい目に遭うのは面白くない。一緒にいるスタッフもキツいから番組がリアルになる」と想いを語る場面も。「ブギウギ専務」が長年支持され続ける理由が演者、スタッフ一丸となった番組作りにあることが伺える。

そんな岸Dにウエスギ専務がマジ切れしたことはないのかというチャットの質問には、「断固拒否されたことがある」と岸D。「「母校への道」の宿代や旅費をウエスギ専務が全額支払う、その金額をアルバイトロケをしてチャラにする」という案だったそうだが、ウエスギ専務は断固として拒否したという。「車の中でその話をされたのを覚えていて、さすがに無理と正式にお断りしました。辛いことを思い出した(笑)」と理由をつけて、缶ビールをもう1本飲むウエスギ専務。

イベントの後半では、クイズ大会を実施。正解者の中から、缶バッチ5個とレアな初期ブギウギ専務Tシャツのセットがプレゼントされることに。DVDの内容に関する4択クイズで画面に問題が表示されており、100名以上の方が参加していたようだ。

●第1問【ウエスギ専務が新千歳空港を旅立つ際にかぶっていた帽子の柄は?】
1. ヒョウ柄
2. 水玉柄
3. チェック柄
4. ボーダー柄

●第2問【「母校への道」初の道外ロケで訪れた地は何県?】
1. 栃木県
2. 千葉県
3. 茨城県
4. 群馬県

ここで、アドリブの第3問としてウエスギ専務から追加クイズが出題された。

●第3問【特典映像ではいかだ大会に参加しているが、「ブギウギ専務」チームのいかだが水没していた際に追い抜かして行ったチームは何のキャラクターに扮していた?】
1. ジャングルの王者ターちゃん
2. ドーベルマン刑事
3. キン肉マン
4. モンモンモン

4択に昭和テイスト溢れる「週刊少年ジャンプ」連載漫画を並べたウエスギ専務の出題センスに、戸惑うヤングな視聴者もいた模様。

クイズ大会の後は、記念としてウエスギ専務と岸Dのスクショタイムへ。翌日に開催されるリアルイベント「ウエスギ専務トーク&特典お渡し会 in タワーレコード池袋店」に向けて、「ブギウギ専務が東京にイーン!」の合図で2人がポーズを決めた。

「またリアルやオンラインのイベントでお会いできればと思います」(岸D)

「この「母校への道」で視聴者のみなさんに「ブギウギ専務」のイメージを確立できた、とても大事な作品のDVD化です。「母校への道」も続き物なので、次作以降のDVDも楽しみにしていてください。今後も「ブギウギ専務」をよろしくお願いします!」(ウエスギ専務)

と、約1時間に渡った生配信トークイベントを締めくくった。

【発売記念インタビューはこちら】
ウエスギ専務、“「ブギウギ専務」の原点”『母校への道 小学校編』を語る
https://ototoy.jp/news/114659

取材・文:岡本貴之

[ニュース] THE TON-UP MOTORS, 上杉周大

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