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2023/10/13 11:23

 

【オフィシャルレポ】「ここにいる瞬間がとても幸せ」xikers、デビュー半年で叶えたワールドツアー日本公演

 

KQ ENTERTAINMENT所属の10人組新人ボーイズグループ、xikersが10月7日(土)にZepp Hanedaにて初のワールドツアー〈xikers WORLD TOUR TRICKY HOUSE : FIRST ENCOUNTER IN JAPAN〉東京公演を開催。オフィシャルレポートが到着した。

【以下、オフィシャルレポート】

観客がぎっしり詰まった公演会場の客電がゆっくり落ちるとデビューミニアルバム「HOUSE OF TRICKY:Doorbell Ringing」のオープニングを飾るナレーションとともにステージ後方の大型LEDにxikersのアイコンでもあるキャラクター「TRICKY」のアニメーションが映し出される。座標を象徴する「x」と旅行者を意味する「hikers」を組み合わせて“座標を探して時間と空間を旅行する少年たち=xikers”というコンセプトを持つ彼らの物語を語る映像が、メンバー紹介の映像へと変わるとステージにメンバーが登場。

白い光の中にメンバーのシルエットがくっきり浮かび上がると会場は大歓声に包まれ、祝祭感あるオリエンタルな曲調が印象的な1曲目「TRICKY HOUSE」がスタート。ブルーで揃えたスポーツルックで登場した彼らはダイナミックなパフォーマンスで早速会場を沸かせ、テンション高くMINJAEが「行きましょう!」と煽ると客席も揃った掛け声で応える。続く「Doorbell Ringing」でステージの表情は一変。ダークで重厚なビートの中、静と動が際立つ楽曲でxikersが持つもうひとつの顔をプレゼンテーション。SUMINはステージの淵ギリギリまで身を乗り出して客席をアジテートしながらソリッドなラップを繰り広げ、彼らのライブパフォーマーとしての力を見せつけた。

2曲を終えたところで、日本語で「TRICK or HIKE! こんばんは、xikersです!」と挨拶。「イケメンリーダー MINJAEです。みなさんと初めてのワールドツアーをご一緒できて本当に、本当に嬉しいです!」「road𝓨(ローディー:ファンの呼称)、xikersの仲間になれ!」(JUNMIN)と各々日本語で挨拶をしていく。リーダーのMINJAEから「僕が1、2、3と言ったら『xikersイケメン!』と言ってください」というお願いで、会場を埋めたroad𝓨たちが一斉に「xikers イケメン!」と声を挙げると、「どういたしまして!」(JINSIK)とメンバーたちも盛り上がり、単独公演としては初めて目の前にする東京のファンと心を通わせる。

HYUNWOOの「準備できましたか?」の問いかけで次の曲へ。ここからはxikersのパワフルでシリアスな側面が際立つ楽曲が続く。レーザーが飛び交い赤い炎が映し出される中、「Oh My Gosh」へ。JUNMIN、YUJUN、JINSIK、SEEUN、HYUNWOOに流れるようにリレーされるパートはYECHANへと渡され、彼の唯一無二のハイトーンラップが楽曲に緊張感を与え熱量高く楽曲が燃え上がっていく。続いて、暗転したステージに1本の傘が開くのが見えると、早くも客席からは歓声が上がり「Koong」がスタート。青白い光の中、冷たい夜を突き刺すような強烈なパワーで「Oh My Gosh」とはまた違う、彼らの最新モードの楽曲を放つ。そしてヒップホップ色が際立つ攻撃的なナンバー「XIKEY」へ。変則的な曲調も軽やかに表情を変えながらパフォーマンスし、ラストに畳み掛ける圧巻のダンスには熱狂せずにはいられなかった。メンバーがステージを後にし、「TRICKY」が登場するアニメーションが流れるとそれが「Run」のミュージックビデオへ。ここで初公開された映像に会場はライブと同じく大きな盛り上がりを見せ、疾走感ある楽曲がここまでの重厚感のある空気を軽やかに変えていってくれる。

ふたたび姿を現したメンバーはピンクを基調にしたカジュアルな衣装にチェンジし、ヘッドセットも外して登場。ここからはファンと作り上げるダンスパフォーマンスの時間が始まる。

まずはxikersとしてデビューする前の練習生時代、「KQ Fellaz 2」として活動していた頃からパフォーマンスしているChris Brownの「Iffy」を全員で披露。そして「road𝓨が投票してくださって完成したK-POPダンスをメドレーでやります!」(SUMIN)、「みなさんが選んでくださった曲を一生懸命準備してきました!」(YUJUN)と紹介すると、SUMIN、HYUNWOO、YUJUNでBTSの「Dynamite」、続くJUNMIN 、JINSIK 、YECHAN、は「Cherry Bomb」(NCT127)の開脚ダンスを披露。銅鑼の音とともに始まったのはMINJAE、SEEUN、HUNTERによるSEVENTEENの「Super」。その流れのままクラップで会場を煽ると、ラストは全員で事務所の先輩グループATEEZの「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」。一列で行進するサビの印象的なダンスを披露すると客席も一糸乱れぬ掛け声で盛り上げるのだった。MCを挟むと次は、「Kill This Love」(BLACKPINK)、「Eve, Psyche & The Bluebeard's wife」(LE SSERAFIM)、「Hype Boy」(NewJeans)、「Queencard」((G)I-DLE)、「Cupid」(FIFTY FIFTY)とガールズグループのヒット曲をメドレーで披露。時折愛嬌を挟んだりしてキュートさを見せながら、彼らの持ち曲かのように会場を熱く盛り上げた。ステージが暗転すると、ステージ上手に横たわるJUNMINが一人、スポットライトに照らされる。ゆっくりと起き上がると、下手にはHUNTERの姿が浮かびがる。上着を脱ぎ、モノトーンのシンプルな衣装で揃えた二人がThe Weekndの「Die For You」に乗せてエモーショナルにダンス。グループ曲とはひと味もふた味も違う魅力を纏ったしなやかなダンスで客席を魅了した。メンバーが口々に「かっこいいー!」と言いながらオンステージすると、「road𝓨のみなさんはエネルギーがすごいですねー!」(SEEUN)とここまでのダンスパフォーマンスの盛り上がりを振り返る。MCのたびに客席とコミュニケーションを取ろうと前に出てきてしまうメンバーを「メンバーたち、もうちょっと後ろに……」(HYUNWOO)と制すると、「road𝓨が可愛いから思わず前に行ってしまいました」(MINJAE)と、road𝓨にとっては嬉しい一幕も。

「今日の公演を通じて、怖がらずに前に進むスケーターのように夢に向かって思いっきり突き進むことがとっても素敵なことだと改めて感じました」と語るYECHANのコメントをきっかけに、SEEUNのボーカルからスタートした「Skater」。JINSIK、HYUNWOO、JUNMIN、YUJUNのボーカルとHUNTERの低音フックパート、SUMIN、MINJAE、YECHANのそれぞれのカラーを持つラップ。メンバーの個性が絡み合いながら伸びやかに空高く昇っていくような解放感が心地よい。「僕たちはステージで皆さんにお会いするために生きているので、ここにいる瞬間がとても幸せです。みなさんのことを好きになってもいいですか?」(JUNMIN)「今日は僕たちの初めての出会いでしたが、これからもたくさんお会いできると信じています! 今日のステージはとっても楽しかったです。僕たちが時間を止められたらいいですね」(HUNTER)と、終わりに近づくこの時間を惜しみながらも本編ラスト、疾走感抜群なロックサウンドの「DO or DIE」がスタート。曲の序盤、YUJUNの「行きましょう!」の掛け声でxikersもアクセル全開! 客席に笑顔を見せながらも息つく暇無く全速力で駆け抜ける彼らの姿に、会場の掛け声も今日一番の大きさで応え、最高潮のボルテージで本編は終了した。

すかさず「xikers! xikers!」とアンコールを求める声が挙がると、xikersがroad𝓨になり切って気持ちを代弁してくれるコミカルな映像が流れ、さらにアンコールを煽る。それに応えてメンバーが登場すると「Sunny Side」でアンコールがスタート。本編最後の「DO or DIE」の余韻をチルアウトさせるように、ミドルテンポの楽曲に客席もふわりと体を揺らしながら楽しそうに歌い踊りxikersと息を合わせる。メンバー一人ずつ今日の感想、road𝓨への感謝を伝えると、この幸せな時間も残すところわずか。最後にYECHANが「せっかくの初めてのコンサートなので、やりたいことがひとつあります」と言うと、デビュー曲「TRICKY HOUSE」のフレーズを客席とxikersと一緒に歌ってroad𝓨との一体感を再確認。「僕たちと永遠に一緒に歩んでいくroad𝓨、本当にありがとうございました。愛してます!」とMINJAEが最後の挨拶をすると、大歓声に包まれる中、HUNTERの「road𝓨!」のひと声から「HOMEBOY」へ。SUMINが「東京、大好きー」と伝え、HYUNWOOが客席に近づいて歌いかけ、SEEUNとJINSIKのハイトーンが響き、温かな幸福感に包まれていく。そしてアンコールラストは、アップテンポなナンバー「ROCKSTAR」で会場を熱狂的に盛り上げ、初めての日本単独公演は幕を下ろした。最後の挨拶が終わっても彼らはこの日この会場に集まったファン一人ひとりに感謝を伝えるために隅々まで挨拶をし、名残惜しそうにステージを後にした。

Photo Gallery
©KQ Entertainment
カメラマン:宮田浩史

アーティスト情報
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