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2023/08/31 11:00

 

【オフィシャルレポ】FES☆TIVE、水しぶきあがる真夏の野外ライヴ開催&Zeppワンマン発表

 

お祭り系アイドルユニットFES☆TIVEが、神奈川県〈横浜赤レンガ倉庫イベント広場〉にて〈赤レンガ スプラッシュ祭〉を開催。2days開催のうち、2023年8月30日(水)に開催された大熱狂のワンマンライヴの模様を記録したオフィシャルレポートが届いた。

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お祭り系アイドルユニット「FES☆TIVE」が、昨年に続いて「赤レンガ スプラッシュ祭」を2日間で開催。30日は自身のワンマンライブ、31日は主催対バンライブを実施。今回はワンマンライブの様子をレポートでお届けしたい。

昨年も大好評だったFES☆TIVEの夏の代名詞になりそうなこの主催イベント。2年連続の開催で多くの人が集まった初日は、真夏に匹敵するほどの天候に恵まれ、まさに最高の野外ライブ日和だった。横浜という地で海も近くにあり、海風が靡くこのステージで、FES☆TIVEが熱すぎる展開を見せていく。

開演時間になり、FES☆TIVEお馴染みの出囃子サウンドが鳴り響くと、観客は一斉にクラップ開始。盛り上がりの火が点いてきた中で、アレンジしたグッズTシャツにジーンズのショートパンツ姿という、なんともフェスらしい姿で登場したメンバーの6人。

全員が回転・横移動を行う代表曲「OIDEMASE!! ~極楽~」で幕開け。早速、水しぶきが舞う中、リフト・ジャンプをしたり、サークルを作ったり、青空にコールが響きわたるなど、熱狂を作っていった。

続いて、8月にリリースしたシングルから表題曲の「HUMAN NATURE WORLD」で全員がビートに乗ってキャッチーにダンス。その次の 「ニホンバレデンセツ」では、”We’re FES☆TIVE”と歌う通り、『これがFES☆TIVEのステージ』だと見せ付けるような、アクティブなステージングを展開していた。

自己紹介MCを挟んだ後、このスプラッシュ祭の為に用意した新曲を披露することに。タイトルは「レフト⇔ライト」であり、楽曲披露前にメンバーが「偏差値低めの楽曲」と語った。確かにその通り、良い意味で馬鹿になって騒げるし、皆が友達になれそうな楽曲である。この楽曲はしっとりと6人が綺麗に歌い上げるパートから急にテンポアップし、楽曲が変化。運動会で使われるテーマがEDM調にアレンジされ、メンバーは肩を組んでステージ左右を移動。オーディエンスも合わせて全員が肩を組んで右に左に大移動する。

この構成が繰り返し行われるのがこの「レフト⇔ライト」という曲だ。野外にピッタリで楽しい演出であるし、全員を一体にもできる。そして何より、この施策がFES☆TIVEらしさ全開だ。これからも一体感を間違いなく作る楽曲であるため、今後の披露を楽しみにしたいところだ。

さらに、人気曲「シダレヤナギ」でメンバーは華麗なパフォーマンスを魅せつつも、オーディエンスの熱はどんどん上がっていく。

MCを挟み、「ダ・パンデミック」 「サカサマサマー」 「オトメ、ケセラセラ」とエキサイト必至のキラーチューンを連発していくFES☆TIVE。水、バブルがどんどん放出され、気持ちが昂っていく。まさしくこの瞬間にぴったり、テンションをMAXにする「ゴートゥーフェス☆」、ビートに乗って踊りまくる「革命的オーバードーズ」と続けてドロップ。コール、マサイ、振りコピとアイドルライブの楽しさ全部が詰まっていた。

10曲を披露したところでこれまでのヒートアップをクールダウンするために、休憩時間が設けられた。休憩後も容赦なく攻めるFES☆TIVEのみんな。日本の良さを伝える「ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!」では、アウトロがロングにアレンジされ、観客席では大きなサークルが作られ走り回る。一体感を作り続けていく。

ただ、まだまだ楽しさは増していく。新たなライブ定番曲になりつつある、この夏に大活躍した「カンフーミラクル~愛~」では、カンフーにちなみキョンシーダンスを全員で行い、大騒ぎ。夏を最後まで盛り上げようとする6人の思いが存分に感じられた。

次のブロックではこれまでとの毛色とは違ったポテンシャルを示した。

美しい歌声を奏る「夏リア旋律」ではダンスも含めて美しい佇まいを魅せ、表現力の高さ存分に魅せた「色違いサンダル」、妖艶さも感じる 「アンダルサイトダンス」 、<かっ飛び>連呼で、手も上半身も大きく揺らす「かっトびサンデイ!!」と続けていった。

「夏リア旋律」で一旦トーンを落としたと思えば、その次からの楽曲で徐々にギアを高めていく流れ。それがとても心地よく、胸躍る。

チアダンス風の振り付けが特徴の「しゃかりきトップランナー!」 で皆がこの空間、時間を興ずる。<燃やせ>と歌詞にある通り、心の炎は大きくなっていきながら、身体では放水を存分に受けて、気持ちがどんどん開放的になっていく。そんな体験がまたこのライブを面白くしていた。

全員のギアが一気に上がった中で披露した人気曲「マジカルパレード」では、丁寧に歌いながら、愉しげなダンス。”オー!オー!” “フッフー!”と高くジャンプし、声を出していった。全てにおいて愉しさに満ち溢れた後、余韻を残して本編は幕を閉じた。

すぐさまアンコールがされると、「人類!WE ARE ONENESS!」の音に合わせて、メンバーが再登場。壮大なサウンドに合わせて、キャッチーに踊り、本編の勢いそのままに大いに沸くみんなの姿があった。

イベントは終盤ながら佳境に入る。観客は水で、メンバーは汗でびしょ濡れになりながらも、力を振り絞り、さらなる盛況を目指していく。「カンフーミラクル~愛~」を再度披露したが、こちらはロングVer.にアレンジされて、まだまだ動く。最後のMCを挟み、「レフト⇔ライト」、 「OIDEMASE!! ~極楽~」を再び繰り広げる。カオスという言葉が一番しっくりくるような、最高潮の、底抜け騒ぎを全員とし、アクティブすぎたこの『赤レンガスプラッシュ祭 Day 1』は幕を閉じた。

思えば、1年前の「スプラッシュ祭」にて、青葉ひなりは「FES☆TIVEは、目指すところが難しいけど、私たちのライブに似合うものって野外だったり、自由に動ける場所だったりすると思うんです。こうやってみんながまた楽しんでくれている姿を見るとまだまだFES☆TIVE頑張れるなって思うし、逆にFES☆TIVE、またここからだなと思っています。これからもFES☆TIVEで、アイドル界一、楽しいライブを作りましょう!」と強く語っていた。

今年の夏は大型アイドルフェスでも規制が緩やかになり、フルキャパ、声出しやジャンプもできるようになった。そこでのFES☆TIVEの大活躍は言うまでもない。さらに今回の「スプラッシュ祭」の盛り上がり。1年前に青葉が放ったこの言葉は、ちょうど1年後のこの日に体現できたのかもしれない。またこれからもFES☆TIVEはどこでも大熱狂を創り上げる。きっとそれはみんながまた楽しいと思ってくれ、ライブを望んでくれるから。

最後に休憩時間後のMCで発表した情報を挙げておく。

12/4(月) Zepp DiverCity(TOKYO) ワンマンライブ決定!

今から非常に楽しみにしたいところだ。

TEXT:石山喜将
Photo:ポテ ヤマムラ

セットリスト
SE
M1 OIDEMASE!! ~極楽~

M2 HUMAN NATURE WORLD
M3 ニホンバレデンセツ
MC
M4 レフト⇔ライト
M5 シダレヤナギ
MC   
M6 ダ・パンデミック
M7 サカサマサマー
M8 オトメ、ケセラセラ
MC
M9 ゴートゥーフェス☆
M10 革命的オーバードーズ
休憩タイム
M11 ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!(ロングver)
M12 カンフーミラクル~愛~
MC
M13 夏リア旋律
M14 色違いサンダル
M15 アンダルサイトダンス
M16 かっトびサンデイ!!
MC
M17 しゃかりきトップランナー!
M18 マジカルパレード
MC
-ENCORE-
M19 人類!WE ARE ONENESS!
M20 カンフーミラクル~愛~(ロングVer.)
MC
M21 レフト⇔ライト
M22 OIDEMASE!! ~極楽~(エンドレスVer.)
MC

アーティスト情報
・FES☆TIVE オフィシャル・ウェブサイト
http://festive.rizepro.net/
・X(Twitter)
https://twitter.com/FESTIVEofficial

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