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2022/08/01 12:25

 

矢沢永吉、50周年リマスター音源配信 ハイレゾで聴くならこの6作品

 

今年、デビュー50周年を迎えた矢沢永吉が、8月1日より全オリジナルアルバム34枚、ライブアルバム4枚、セルフカバーアルバム3枚、ベストアルバム3枚、アルバム未収録集(デジタル限定アルバム)1枚、これら全曲をリマスタリングして配信リリースした。

OTOTOYでは全曲24bit/44.1kHz ハイレゾ配信中。中には、これまで配信されていなかったオリジナルアルバムも多い。以下、注目のアルバムを6枚ピックアップしてみた。

『KISS ME PLEASE』
(オリジナル発売日1979年6月21日)

ライヴ定番曲「バイ・バイ・サンキュー・ガール」に始まり、『成りあがり』を手掛けた糸井重里作詞による矢沢像がリアルな「ワン・ナイト・ショー」、シリアスな「I SAY GOOD-BYE,SO GOOD-BYE」等、クラビネットを導入するなど70年代らしさを色濃く残したサウンドメイクが光る。
●ハイレゾ配信はこちら:https://ototoy.jp/_/default/p/1305145

『KAVACH』
(オリジナル発売日1980年6月10日)

ライヴで度々オープニングを務める、横浜を舞台とした大曲「レイニー・ウェイ」、一方でライヴのクロージングナンバー「So Long」と、1枚で矢沢のステージを体感できる作品。1曲目「テレフォン」のモダンな鍵盤の躍動感に乗ったクールなヴォーカル、「涙のラブレター」の濡れた歌声、共に脂の乗ってきたヴォーカリスト・矢沢永吉の魅力を伝えてくれる。
●ハイレゾ配信はこちら:https://ototoy.jp/_/default/p/1304062

『P.M.9』
(オリジナル発売日1982年7月10日)

ドゥービー・ブラザーズ、TOTOのスティーヴ・ルカサーやジェフ・ポーカロが参加、ソロ・デビュー以来のLAレコーディングの集大成的な作品。代表曲「YES MY LOVE」、気怠いムード満点な「LAHAINA」といったメロウ・チューンがシングルカットされているのだが、シンプルなロックナンバー「WITHOUT YOU」から始まり、豪快な「ROCK ME TONIGHT」、胸に迫るソウルフルな歌唱の「EBB TIDE」、ループするビートが最高のノリを作る「JEALOUSY」等、名曲ばかりで音も太く、全く古さを感じさせない。矢沢の長いキャリアの中でも、最高傑作アルバムと言っても過言ではないと思う。
●ハイレゾ配信はこちら:https://ototoy.jp/_/default/p/1304693

『E'』
(オリジナル発売日1984年7月25日)

共同プロデューサーを務めたアンドリュー・ゴールドとの出会いによって打ち込み、シンセサイザーを大胆に導入した、ターニングポイント的な名盤中の名盤。SE「スタイナー」から「逃亡者」へと繋がるスケールの大きなオープニングが秀逸。軽快なエレクトロポップ「O,Oh」、ジャングルビートで夏らしさを表現した「FADE AWAY」、ミディアムバラード「LONG DISTANCE CALL」など聴きどころだらけだが、なんといってもご本人もお気に入りの名曲「棕櫚の影に」の素晴らしさに尽きる。これぞE・YAZAWAの真骨頂。
●ハイレゾ配信はこちら:https://ototoy.jp/_/default/p/1304019

『共犯者』
(オリジナル発売日1988年7月6日)

東芝EMI移籍後初のアルバム。「共犯者」「ニューグランドホテル」「くちづけが止まらない」というシングル3連発がCMソングで起用され、この時期に矢沢ファンになった人も多い。大人の魅力全開の楽曲たちが並んでおり、「Let's Make Love Tonight」「Risky Love」といった、ままにならない恋愛事情が矢沢流のダンディズムを伴って表現されている。そんな曲たちを、初のロンドンレコーディングによるウェットな質感のサウンドが際立たせている。

●ハイレゾ配信はこちら:https://ototoy.jp/_/default/p/1303951

『いつか、その日が来る日まで…』
(オリジナル発売日2019年9月4日)

現時点での最新アルバム。1曲目のタイトルにあるように「今を生きて」いる矢沢のモードが良くわかる傑作。アコースティックギターを中心としたアレンジで優しく歌い上げる「愛しているなら」、海辺の情景を浮かべながらうっとりと聴き惚れてしまう「海にかかる橋」など、繊細なメロディを丁寧に歌った曲が多く、行間を読み取りたくなるような、独特の空気感が漂っていて心地良く聴ける作品。
●ハイレゾ配信はこちら:https://ototoy.jp/_/default/p/1306252

その他、90年代の矢沢永吉の作品も秀作揃いなので是非OTOTOYのハイレゾ配信で聴いてみてほしい。新しい音楽との出会いが必ずあるはず。

文:岡本貴之

・矢沢永吉 作品配信ページはこちら
https://ototoy.jp/_/default/a/19419

[ニュース] 矢沢永吉

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