2022/04/24 14:00
東京を拠点に活動するオルタナティブ・シティ・サイケバンドGroup2が、4月20日にニューシングル「Ordinary」をデジタルリリースした。
楽曲はフュージョンやAORなどからの影響も感じさせるようなダンスミュージックであり、サイケデリックな上物のシンセサイザーが乗っかることで、Group2らしいオルタナティブなサウンドに仕上がっている。また、本楽曲のリリースに合わせてMVも公開となる。
MVの監督を務めるのは、アーティスト写真とジャケット写真の撮影も担当しているrenzo masuda。ミュージックビデオ、アーティスト写真、ジャケット写真すべてが連動した作品となっており、Group2のサウンドが持つ不可思議ながらもポップな世界観を表現している。
かれこれもう2年間、マスクをつけた生活を送っている。お互いを潜在的な感染者だと思い続けながらの対話。そこでは何を言っても、その発された言葉が“ある文脈”に属してしまうような、そういうもどかしさがある。そんな、普通で平凡な(=Ordinary)状況とは程遠い今の状況の中で、普通で平凡な言葉や音楽というのはあり得るのだろうか。この曲で歌われているのは、誰かを待っている時間とか、何かを忘れてしまう事とか、朝が来て夜がくることとか、そういう何てことのない瞬間のことです。そういう言葉やイメージが、四つ打ちのキックにのせて、あるいは、ファンキーなギターとベースのグルーブにのせて歌われる。いかにもGroup2らしい、サビなのかサビじゃないのかわからない抽象的な展開、それでも踊らせようとするビート。まさにこの取り留めのない文書のような。そういう要素で作り上げられている、内省的なダンスミュージックです。
Group2『Ordinary』
Track:
1. Ordinary
https://ototoy.jp/_/default/p/1204889
HP:https://group2band.com/
Instagram:https://www.instagram.com/_grouptwo/