IdiotPop

Gravity Fails
Lossless

Gravity Fails

Dance/Electronica

Carpainter

音楽に魔法をかけるクールな若き魔術師、衝撃の新人がCarpainter Idiot Pop Recordsからリリース。彼の創造する楽曲はいずれも完成度が高く、また求心力のあるメロディを信条とする。音楽のジャンルはGarage、2step、Houseにあたるがそれを超えた音楽の力強さがある。その才能は音楽の魔術師と称したい。リミックスにはアンダーグラウンドテクノの雄 Harley&Quinの中心メンバーであるLasvegasが参加し、さらにレーベル主催のIdiot Popの手によるヴォーカルミックスが入り、多くのリスナーに開かれた魅力的なEPとなりました。T1はシンセのメロディやリズムが活力に溢れ、曲の推進力が白眉な2stepチューンであり、彼のポップセンスがいかんなく発揮されている。T2はT1のEureka(original mix)をバックに、Idiot Popとポスト・ポップ・バンド、linesのヴォーカルShokoの歌がのるミックスで、2000年代の2ステップオマージュを魅せ、tofubeats好きにもお薦めできる魅力的なものになっている。T3はデトロイト・テクノ名曲、UNDERGROUNDRESISTANCE / Hi-Tech Jazz のようなメロディが秀逸で、そこにシンセベースが深みを与え、分厚いシンセが最高潮に上がるチューンになっている。SWCから2008年アルバムをリリースしたHarley & Quinの中心メンバー、Lasvegasがリミックスした T4はシンセのメロディが生命のように動きだし、中毒性の高い玄人向きのディープ・ハウスに仕上げた。T1そして、T3を聞けば、最近UKでブレイクしているdisclosure、AlunaGeorge などのU K GARAGEにも呼応するワールド・スタンダードな2曲となっており、弱冠19歳が作ったとは思えないほどの圧倒的なクオリティーと存在感が感じられる。今後の日本のエレクトロニックシーンで目を離せないアーティストと分かるだろう。ダブステップ以降のUKシーンから、マルチネレコーズ等のインターネットカルチャー、CherryboyFunctionなどの日本のアンダーグラウンドテクノ好きまでお薦め出来るクロスオーバーなEPとなった。

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