GRANDE PAPA RECORDS

インタビュー
勝手にしやがれ、ポスト3.11のこの国に贈る渾身の11thアルバム
右手にジャズ、左手にロック、心にパンクを。そして本作では背中に大きな大きな13の物語を背負っている。活動開始18年目、熟練のブラス・アンサンブルで情熱的なサウンドを鳴らす勝手にしやがれが、最新作『パンドーラー』を発表した。11作目のアルバムとなった今作は、震災後の日本が抱える問題を真っ向から描いた問題作だ。〈原子の力 人々は夢を見てた〉、〈100万年後なんて気にしなかった〉、〈取り返しがつかないかもしれない〉。「パンドーラーの匣」と題された1曲目から、フロントマンの武藤昭平はストレートにそう歌う。OTOTO…