2007年発売のセカンド・アルバム。制作に2年費やし、全演奏・作詞作曲・録音をMARKひとりで多重録音。何度も何度も録音し直し、半狂乱になりながら生み出された音たちには、今時珍しい信憑性がある。彼女のいびつだけれど真っ直ぐなポップ・センスと、ピアノやホーン・セクション、クラシック・ギターで奏でるメロディーが生み出すうたの数々は、聞く者の心を打ってやまない。
ECDや豊田道倫らからも絶賛される、前作から4年、サード・アルバムが完成。「恋愛」「憧れ」をテーマに掲げた本作は、ローファイなパンク精神はそのままに、ポップなメロディー・ラインの馴染みやすさと狂おしい美しさが際立っている。ゲスト・ミュージシャンに中尾勘二(NRQ、NEWDAY、コンポステラ等)と遠藤有機、マスタリングに宇波拓を迎えて、より挑戦的なハーモニーに磨きをかけた。2011年一番の問題作が誕生!