FLY N' SPIN RECORDS
小数点花手鑑
小林大吾
2014年発表の4thアルバム。『CDJournal』アルバム・チャート36位。「石蕗/how to clip your own nails」がJ-WAVE TOKIO HOT100チャート56位にランクイン発表と前作に続いてヒットを記録。本作もディレクションはライター/放送作家の古川耕、ミックスはタカツキ(SUIKA/サムライトループス)。レーベルは渋谷の古本カフェFlying Booksが運営するFLY N’ SPIN RECORDS。“小数点──それは、わりきれない時にだけ現れるひそやかなピリオド。”“ヒップホップ以降の吟遊詩人”小林大吾。大ヒットアルバム「オーディオ・ビジュアル」から4年ぶり、4枚目のアルバムは、いまだ名を持たぬわりきれない心情や瞬間を丹念に切りとった言葉の見本帖。詩はユーモアとペーソスの狭間をリズミカルに行き交い、それを読む声はいよいよ端正でまろやかに。バックトラックはますますソウルフルに輝き、その結果、唯一無二のスタイルを持つ芸術娯楽作品が完成した。
オーディオビジュアル
小林大吾
2010年発表の3rdアルバム。「処方箋/ Sound Like a Lovesong」がJ-WAVE TOKIO HOT100 チャート47 位ランクインするなど、幅広いリスナーを獲得するきっかけとなった。CDアルバムが廃盤となっていたが、待望のデジタル配信スタート。 本作もディレクションはライター/放送作家の古川耕、ミックスはタカツキ(SUIKA/サムライトループス)。レーベルは渋谷の古本カフェFlying Booksが運営するFLY N’ SPIN RECORDS。“ヒップホップ以降の吟遊詩人”小林大吾。前作「詩人の刻印」から約2年半ぶりの3rdアルバムは「立ちすくむ背中をちょんと押す」コンセプト・アルバム風。音・アートワーク・詩、すべてがホームメイドの芸術品!「オーディオビジュアル」によせて スキルフルなラップのような、饒舌ながら抑制の効いたポエトリーリーディングのような、上品なソウル・ミュージックのような、その実、そのどれでもあってどれとも違う独特な音楽を奏でる吟遊詩人・小林大吾。評判もセールスも上々な前作「詩人の刻印」から約2年半。多くの人に待たれながらようやくお届けする3枚目のアルバムは、気付けばまるでコンセプトアルバムのような佇まいに。その全体を貫くテーマは、「どうにもならない困りごとに抗う、ひと匙のポジティヴィティ」。日常のふとした場面で私たちの足をすくうかなしみ、いわれのないせつなさ、よるべなさに──つまり、いわゆるブルーズに──小林大吾がちょんと背中を押す音楽を奏でます。もちろん、無責任なことばは使わずに。 「『元気を出せ』とでも言うべきだろうか? そんな追いはぎみたいなせりふは言えないな」(“ジャグリング”) 彼の優しい声と語り口は、こうしたことを伝えるとき、最大限に効果を発揮します。丁寧に磨き上げたメロウなトラックも、上品な自作のアートワークも同様。そしてなにより、既にあれほど完成されていた詩が、さらに純度を増し、ちょっと他に比べようのないほどの高みにまで達しています。詩人という者は、これほどまでに自在に比喩やレトリックを操れるのか! ため息をつくばかりです。 このアルバムで正真正銘、小林大吾はひとりのアーティストとしてのアイデンティティを確立しました。ひょっとすると、いまの基準から見れば、ポップ・ミュージックと呼ぶにはあまりに大衆的でないのかもしれない。しかし優れた文学や詩や映画がそうであるように、時代や国籍を超え、ある種の人々にとっては何物にも代え難い、ある種の救いとなるような、そんな作品が生まれたと確信します。言い換えれば……「歴史的名盤の誕生」ってやつかも! 疑うならぜひ、あなたの耳と目で確かめてみて下さい。 (ライター/「オーディオビジュアル」ディレクター 古川 耕)
Ascending Sceneries
koducer
「美しいピアノと変則的なドラムが奏でる青天井な高揚感」。降神/Temple ATSの志人、なのるなもない、への楽曲提供、DAOKOとのコラボ作品koducer×daoko「きれいごと」EPが国内外でロングセラーとなっているトラックメイカー、満を持してのファースト・アルバム。美しく調和されたピアノと自由で変則的なドラムサウンドの奏でるアンサンブルは海外のポストロックシーンでも評価が高く、本作は待望のファーストアルバムリリース。
きれいごと EP
koducer × daoko
daokoのライブでの新定番曲でもあり、待望のリリースとなるタイトル曲「きれいごと」をはじめ、美メロ・ピアノ&変則ドラムトラックの上に、いつもよりちょっとポエトリー色の濃いウィスパーボイスが染み込む、聴く者すべての気持ちをほんわり暖める作品に仕上がっている。
101018@Motion Blue
タマトミカ
2010年10月18日にMotion Blue Yokohamaで行われたタマトミカ、休止前ラストライヴ音源にして、初のバンド編成音源。ボーナストラックとしてスタジオレコーディング音源ヒカリを収録。
UNDER THE WILLOW -ICHIGO-
Kaztake Takeuchi
[[A Hundred Birds]]や[[SUIKA]]のキーボーディスト/プロデューサーのソロ第二弾となるHIPHOPピアノ・インストアルバム!ファンキー・チューンから珠玉のバラードまで、前作にも増してよりソウルフルなトラックの上を饒舌に歌い・ラップするかの如くピアノが跳ね回るクロい痛快作!
カッコいい
SUIKA
満を持してリリースする4枚目!新たにドラム・サウンドを取り入れ、シンセ、ベースが絡み野太いグルーブを生み出す、ディスコ・チューンから、名作「かもめのジョナサン」のストーリー・テリング、ウェディング・ラップソングまで、新たな試みをふんだんに、よりアグレッシブに、よりメロウに完成!
UNDER THE WILLOW -PANDA-
Kaztake Takeuchi
「ピアノは美しい打楽器だ!」時にクールでジャジー、時にメロウでソウルフル。A Hundred BirdsやSUIKAのキーボーディスト/プロデューサー、[[タケウチカズタケ]]が鍵盤で奏でるメロディをファットなヒップホップビートに乗せて紡いだ九篇のピアノ・インストゥルメンタル!
コインサイド
SUIKA
カニエ・ウェストばりのソウルフルなナンバーから、ヘッズも唸るHIP HOPチューン、言葉がゆらめくDUBサウンドまで、弾ける言葉と音楽が聴く者を底なしのトリップ感に誘う衝撃の問題作。今作では初のゲストとして志人([[降神]])、名古屋の鬼才[[ICHI]]が参加!
1/8,000,000
小林大吾
あらゆるグッド・ミュージックに影響を受けたトラックは古き良き時代のヒップホップを思わせ、美しく、ウィットの効いたリリックは現在のあらゆるラップ/ポップスと比べても最高水準。ヒップホップやスポークン・ワーズとされることが多いが、実際はまだ正しい形容詞を持たない、音と言葉の最新型アート。
RIPE STRIPES
SUIKA
フラメンコ等で知られるパーカッション、カホンを中心に据えたビートをエレピとウッドベースが彩るオリジナル生ヒップホップサウンドを確立、3人のMCによる自由な言葉遊び感覚も各々の色を強め、SUIKAならではの世界観を作り上げ、MTVタイアップ曲(Tr.5)も収録した2作目!
HARVEST FOR THE STRIPES
SUIKA
「ATOMとタカツキのはぎれのいいラップ、totoの心に染み込んでいくメロウなボイス。心地よく重なりあう言葉と音のフュージョンは、すごくあたたかい色をしたラウンジスペースで夢うつつの時間をすごしているような感じ。」ロバート・ハリス(作家、DJ)