Record Collection / RUSH! PRODCUTION / AWDR / LR2

DC EP
John Frusciante
Fugaziを筆頭にDiscordレーベルの殆どのバンドが録音しているInner Ear Studiosで録音された『DC EP』のタイトル通りの作品。プロデューサーはFugaziの総帥Ian Mackaye、ドラムスはFugaziのサポートのほかいくつかのバンドでプレイし、ジョンも大ファンだというJerry Busherが担当。更にジョン自身の機材を一切使わず、Fugaziのメンバーの機材を借りて演奏された。レコーディング&ミックスを含め、わずか二日間で行われた。

Automatic Writing
Ataxia (John Frusciante,Joe Lally from Fugazi & Josh Klinghoffer)
ワシントンDCから、LAに引っ越してきたばかりのFugaziのJoe LallyをジョンとJosh Klinghofferがニッティング・ファクトリーで予定していた実験的な電子音楽のライヴに誘ったことから始まったコラボレーション"Ataxia"。スタジオでの即興演奏に後からヴォーカルをのせる形で当初一日で録音予定だったが最終的には四日を費やし、結果90分にも及ぶ大作が完成した(*二枚にわけてリリースされた)。本作でジョンはエレクトロニック・サウンドの実験に多くの時間を費やした。

The Will To Death
John Frusciante
2003年12月に3曲を二日間で、2004年1月に9曲を三日間で録音/ミックスした連続リリース第一弾を飾る作品。レコーディングにはコンピューターを一切使わず、1971年に録音されたかのような機材を用い、全てJosh Klinghofferとの演奏を収めた。レコーディングのスピード感を重視し、例え演奏に細かなミスがあったとして意識的に1/2テイクで録り終え、その場でミックスをした。