Trial
Title | Duration | Price | |
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生理 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:47 | |
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地獄が見えても alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:35 | |
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悲しい町で alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:06 | |
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あまり遠くへ行かないで alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:51 | |
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Love Will Tear Us Apart alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 04:01 | |
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Love Will Tear Us Apart (千紗子と純太 Rework) [feat. 千紗子と純太] -- 岩本清顕千紗子と純太 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 06:10 |
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Total: 20:30
Album Info
かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕。理由はわからない。わかっているのはミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァーを残したことだ。
岩本はポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』(1984)を発表。その後、消息を絶つ。
本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太による「Love Will Tear Us Apart」のリワーク、工藤冬里・礼子のNOISE『天皇』をどこか彷彿とさせる美れいの未発表曲をプラスしたものだ。美れい時代の曲「悲しい町で」を含めた岩本のオリジナル4曲は、リズムボックスが鳴り、ギターとベースで数個のコードが演奏され、切り詰めたような短い詩が放たれる。苛立つ感情を自己内面にぶつけるのは日本のパンク/ニューウェーブの特徴だが、岩本のふてぶてしいヴォーカルはいっそう苛つきを増幅させるようで、ジョイ・ディヴィジョンの《超訳》に喪失のニヒルなクライマックスが訪れる。
『SOUGI』とは「葬儀」だったのか。角谷美知夫なら一体なんと応えただろう。80s自主制作盤のアンタッチャブルが今なおわたし達を揺さぶり続け、<愛されたい>者どもに噛み付く!