Facebook、YouTube、BiliBiliなどで全世界で拡散される、赤坂陽月が般若心経を独自にアレンジし、その殆どを自らの声だけで、作り上げた初の本格レコーディング作品。Human Beatboxerとして海外8都市での音楽活動、東日本大震災後の福島での舞台演劇活動などを経て禅宗僧侶となる。
福井県にて得度、2年間の修行の後、スティーブ・ジョブズが通ったことでも知られるサンフランシスコ禅センターや
北米日系寺院での研鑽を重ねる。2018年より出身地である東京で音楽活動を再開。 Loop Stationという機材を使い、
Human Beatboxや自分の声をループさせ即興的に創る音楽に合わせてお経を唄う独自のスタイルを確立し、「音曼荼羅」と
自身が呼ぶライブを各地で行う。2019年、ニコニコ超会議での「超テクノ法要」や、J-WAVE「INNOVATION WORLD FESTA 2019」
など、数々のイベントでパフォーマンスし、注目を集める。
2020年、「般若心経ビートボックスRemix」として発表した動画が瞬く間に海外で広まり、Facebookで30万再生、
1万以上のシェアがされると共に、日本仏教のルーツである中国では動画共有サイトBilibiliで500万回以上再生される。
そして同年、自身の語学力を生かし、音楽の演奏と仏教に関わる話を織り交ぜたライブ配信をスタート。
アジア圏における仏教国を中心に、支持者は世界中へ広がりを見せている。
ライブにおいては多くの聴衆を魅了しきた赤坂陽月。初となる本格レコーディング作品「Heart Sutra」は、
後半に登場するハンドパンを除き、ビートやお経、コーラスチャントなど、鳴っているすべての音を赤坂本人の口で奏でた
音で作られている。大乗仏教の神髄とされる「般若心経」にサンスクリット語を織り交ぜた楽曲は、言語の壁を越えて
世界中の人の心に響くサウンドへと昇華させた音源作品となっている。