Drivxs

Discography

HipHop/R&B

アルバム「Mercury Retrograde」より、MVカット曲「flame」のスローダウン・リミックスが登場。未来的でバウンシー、かつポップな印象の強かった原曲の雰囲気から一転、スローダウン版では、楽曲の持つセンシュアルさ、エモーショナルさが強調され、そのカルタシスは最高潮に。低速化されることにより、落ち着き払った大人の女性の声にも、危うげな変声期の青年の様にも聴こえる声へと変化したA.Y.Aのヴォーカルは、ジェンダーレスな魅力を放っている。

1 track
HipHop/R&B

昨年2020年6月に発表された「Mercury Retrograde」のスロウ&リバースド・エディションが登場。楽曲のBPMを落とし、逆再生させた楽曲群は、元の姿が判別できないほど新鮮なサウンドに生まれ変わっている。歌詞もビートも、何もかもが原型を失い、判別不可能になった音世界で味わう没入感と陶酔感は、聴く者を未知なる音楽体験へと導く。

8 tracks
HipHop/R&B

シンガーソングライターのA.Y.Aと、ビートメイカーDrivxs(ex:takevnap)が、のコラボ名義によるアルバム「Mercury Retrograde」をリリース。 西洋占星術用語である「水星逆行」を意味する本作は、ジェイムス・ブレイク以降のオルタナティブR&Bの空気感を存分に吸い込みながら、よりヒップホップの持つ大胆さと、ビートミュージックの実験性を拡張させたサウンドとなっている。 Drivxsのビートは、ヒップホップ、エレクトロ、R&B、アンビエント、ポップ、ウェイヴ等、あらゆるジャンルを自由に飛び越えながらも、計算された精密さによって雑多にならない洗練さを感じさせ、その求心力を持ってして、聴くものを別の次元へと誘うことに成功している。 また本作では、トキシック・マスキュリニティや同性愛、社会の欺瞞といった様々なテーマが歌われている。内省的でありながらも前向きな「blue」、不寛容へや偏見の苛立ちを隠さない「drake equation」といった繊細さを正直に歌った曲、反対に「sad boyz」「paper-chase」のような有害なマスキュリニティに取り憑かれた男性をぴしゃりと跳ね除ける力強い曲、そしてタイトルトラック「Mercury Retrograde」のように混沌とした時代を生きる人々を鼓舞する曲など、聴き進めるうち、エイリアンではなく一人の女性の姿が浮かび上がってくる。 人々の無自覚さに怒り、疎外感に傷つき、孤独を抱きしめながらも、なんとか前に進もうとする一人の女性、その人こそ他ならぬA.Y.Aである。宇宙という非現実感のあるモチーフを挟みながらも、そこで実際に語られているストーリーや感情は、若者なら誰しもが経験する普遍的なものである。

8 tracks
HipHop/R&B

「明日のことは分からないけど、きっと私達なら大丈夫」 「今夜は憂鬱(blue)と一緒に踊りましょう」 2018年リリース「gravity」以来のシングルリリースとなる、シンガーソングライターのA.Y.AとビートメイカーDrivxs(ex:takevnap)の最新作は、メタリックな冷ややかさとメロウネスが共存するミッドチューン。 自由自在にエッジーなベース・ミュージックを泳ぐ、A.Y.Aのソングライティングの才と、シンガーとしての個性の強さ。HIPHOPをルーツに、UK・LAのビートミュージックの影響を多分に感じさせるDrivxsのプロダクション、そして先鋭性とポピュラリティのバランス。その相性の良さは、今作においても充分に発揮されている。 曲中では「あなたの哲学を教えて、SNSフィードで読んだ何かじゃなくて」「私達は大変な時代を生きている、あなたは持ち堪えられる?」等、変容の時代を象徴するリリックが歌われている。 プログレッシヴなサウンド構築と、それに応じるヴォーカリゼーション。双方のチャレンジングな姿勢が、装飾の目新しさ以上に、芯の強さを感じさせる3分26秒。

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