FUKK

Discography

13 tracks

2020年の1stアルバム「Bias」以来、毎年1枚とコンスタントにアルバムリリースを続け埼玉を代表するラッパー、TOMYによる待望の4thアルバム「BETTER NOW」が到着!! ハードなライミングと人間味に溢れた説得力のあるリリックが持ち味であるTOMYだが、スタイルを貫きつつも作品毎に客演アーティストや曲のバリエーションは増え懐の深さと進化を垣間見せてきた。 本作はそんな現在進行形アーティストであるTOMYの「今」が存分に詰まった傑作だ! まず冒頭からリードシングルとなった「HOW MANY MC’s」のハードなラップで堂々たるTOMY節が炸裂! 更に己のB-BOYスタンスを提示した「DON’T STOP」で畳み掛ける。 また今回も客演陣は目白押しで「CHASING」では盟友FLOAT JAM、空也MCらと個々のセンスが冴えるスキルフルなマイクリレーを披露。 DJ EARL GREYの小気味良いサンプリングビーツ「GOOD TIMES」ではベテランならではのライミングで前作でもスキルを見せつけたSAY TO Zと共に盛り上げる。 そしてScotch walnutzビートがシリアスな空気感を醸し出す「JUST ADJUST」では金勝山とクールな男のアティテュードを語るなど、ヘッズ心を掴んで離さない。 一方で本作はラップの巧みさだけでなくメロウな温かみを感じさせる楽曲もバランス良く盛り込まれている。 一息の休息を感じさせる「SUNNY SIDE」ではピースフルなRYO[from G.M.P.]のビート上でTIME KILLAと共にとある日の休日を情景豊かに描写している。 「DOING MY JOB」ではTOMYファンであればもはや言わずもがなであるFUKKとの鉄板タッグを聴かせてくれる。アルバムの半数以上のビートを手がけているCHAMBER SLIDEがFUKKの別名である事も興味深い。 終盤に差し掛かり「WE REMAINED」は互いの歩んできた歴史をFUKKと共に哀愁深く語りエモーショナルな表現が胸を打つ。 またタイトル曲である「BETTER NOW」ではROSE GOLD ROLEXの洗練されたビート上で慎ましくも幸福感に満ちた現在を高らかに歌う。 そしてリードシングルにもなった「広がる世界」では MIDICRONICAの181と共に困難を乗り越えて辿り着く未来への希望を綴った。 お気づきの通り締めくくりの3曲は過去から現在、そして未来という構成になっており非常に爽快感に溢れたラストに仕上がっている。 なおアルバムジャケットは今回もSINGLES.が手がけており、過去から現在へと歩みを進める様がシリアスに描写されている。 様々な経験を乗り越え地に足をつけて仲間と共に歩み続ける男、TOMY。 そんな彼の生き様とメッセージが凝縮された本作「BETTER NOW」 混沌とした現代だからこそ「今」をより良く生きようとするすべての人の心に強く響くはずだ。

10 tracks
HipHop/R&B

若干17歳のビートメーカーHawk Jrとその父親であるFUKKにより結成されたThe Blood SeedのファーストEP。客演にはEGO、TOMYが参加し2人をバックアップしている。聞き応え充分の全6曲。

6 tracks
HipHop/R&B

The Blood Seedによるセカンドシングル『T.B.S』は、ソウルフルでいて、かつ野太いHawk Jrのビートに、自分はどこから来てどこへ向かうか?というテーマに挑んだFUKKのライムに覚悟を感じる作品となっている。

1 track
HipHop/R&B

若干17歳のビートメーカHawk Jrとその父親FUKKにより結成された【The Blood Seed】4年前にレコーディングされたこの曲は、メローなビートに乗せた父親から子供達への心温まるメッセージソングとなっている。

1 track

前作「JUKE BOX」の熱も冷めやらぬ中わずか1年足らずで埼玉G.M.P.からTOMYの新作が到着! ファーストで証明したリリックの重厚さとセカンドで魅せた懐の深さを更にハイレベルに、絶妙な塩梅で昇華した本作。 DJ EARL GREYプロデュースのタイトル曲「BIRTH」がハードなビートとラップで狼煙を上げる。 そして「FREE 」や「APOLLO」ではMIDICRONICAから716、G.M.P.からFUKK、GOTSUが参加しそれぞれのセンスとユーモアが炸裂したマイクリレーで華やかに賑わう。 一方で「THE CORNER」では迷子とのタッグでストリートのリアルを赤裸々に語り、 DJ MIGHTYプロデュースの「CAN I TALK TO YOU」では中身のないフェイクラッパー達に鋭い示唆を与える等シリアスな面も抜け目がない。 また哀愁漂うCHAMBER SLIDEのトラックが印象的な「WHAT’S GOOD?」ではSAY TO ZやMEKAと共に同郷の友へエールを送り、「HARDEST」では厳しい人生を仲間や家族と共に生き抜く様が語られており、TOMYの愛に溢れた人間性が垣間見れる。 更に最新アルバム「Honest」が記憶に新しいEGOが参加した「LIVING MY LIFE」やCHAMBER SLIDEプロデュースの「SALVATION」はありのままの人生を肯定するブルージーな人生讃歌で、アルバムに一層の深みが加わった。 そして締めくくりはHAWK Jr.プロデュースの「MAMIRETAI」。 何気ないものの大切さに焦点を当てた等身大のメッセージが胸を打ちクライマックスに相応しい。 尚アルバムジャケットは今回もSINGLESが手がけ、 人間の生の起源とされるリンゴをモチーフに、本作のテーマや多面性がコンセプチュアルに表現されている。 幅広さと重厚さを兼ね備え、前作からひと味もふた味も深みが加わった本作は 玄人Hip Hopヘッズを唸らす新たなCLASSICの誕生=BIRTHだ。

10 tracks

埼玉を代表するHip HopクルーG.M.P.からTOMYによる待望のファーストソロアルバム。 日常を自分らしく生きていく上で常に立ちはだかる先入観=バイアス。 そんなバイアスに対し徹底的に向き合い紡ぎ出した強烈なアンサーが本作だ。 自身の弱さ、愚かさを赤裸々に綴り、それでも前を向いて生きていこうとするひとりの男のタフな生き様が胸を打つ。 時にバイアスに苛まれ自暴自棄になりそうな彼を支えてきたのは仲間、恩人、家族、音楽であり、 それに対する感謝とリスペクトが作品の柱となっている。 客演には自身のクルーG.M.P.はもちろん、古くから親交の深いFLOAT JAMやMIDICRONICAから716、弗猫建物のVANY達が参加。 トラックプロデュースにはG.M.P.からRYO、CHAMBER SLIDEを筆頭に、 近年2MillyやSIMON JAPのプロデュースを手がけ勢力的な活動を見せるFourd Nkayの他、 ELMO MONCHERIE、ROSE GOLD ROLEX等多彩なプロデューサー達が参加し骨太なブーンバップサウンドがTOMYのラップをより一層際立たせている。 ジャケットデザインはISH-ONEやEGO等、日本語ラップの名盤の数々を手掛けてきたSINGLES。 Photoは写真家のジョーツカゴシ。 表情豊かなTOMYが並列する事により大勢の目に晒される事で生じる多面性、すなわちバイアスをパッケージ面でも表現している。 本作のTOMYのラップは彼の生き様そのものを象徴しており、無骨だが本当に魅力ある人生とは何かを考えさせてくれる。 聴き手は本作に自身の人生を照らし合わせる事で、立ちはだかるバイアスに向き合い生きる為の糸口を見出せるはずだ。 彼を取り巻く環境、音楽、家族、仲間、恩人、全てに向けて。

10 tracks
HipHop/R&B

12 tracks